こんにちは。さてですがブログを始めた頃、何のために書いているのか、誰に向けて書いているのか、自問することが少なかったかもしれません。
しかし、最近の自身のアクセス統計を見て「私は本当に有益な情報を配信できているのか?」と考えるようになりました。
今回の記事では、ブログ執筆者としての自分を振り返り、何が読者にとって「有益」だったのか、逆に何が届かなかったのかを考察してみたいと思います。
1. アクセス数の偏りが示すもの
先日、このブログの一週間のアクセス統計を見ていると、記事ごとの反応に大きな偏りがあることに気づきました。
例えば、「そもそも欠陥言語である日本語」 の記事はアクセスの15.7%を占め、最も人気がありました。
反対に、プールやスポーツセンターのレビュー記事は軒並みアクセスが低く、2%程度にとどまっています。夏が終わろうとしているとはいえ、この差は、単なるテーマの違いだけでなく、私の情報提供の仕方そのものに課題があるのではないかと感じさせました。
ブログ読者は挑発的なタイトルや議論を呼ぶ内容に引き寄せられやすく、特に「日本語の欠陥」といった社会的にセンシティブなテーマが強い反響を呼んだのは、その証拠です。
こうしたテーマは読者の感情を動かし、考察の場としてブログが機能したと言えるでしょう。
しかし、その一方で、実用的な情報やレビュー記事が読まれにくい現実を突きつけられました。
2. 読者に刺さるコンテンツとそうでないコンテンツ
アクセス数の多い記事の多くは、読者の感情に訴える、もしくは日常の疑問に直結するテーマでした。
「ベビースターこそ真のカロリーメイトっ!!」 や 「毎日牛丼ばかり食べてるとどうなる?」 など、読者が共感しやすいテーマやユーモアのある切り口はアクセスを集める一方で、プールのレビュー記事のような、季節ものや特定の場所やサービスに関する情報は秋になるとあまり関心を引いてない様でした。
これらの事実から、私のブログが「有益」であるかどうかは、読者視点で「興味深く」「新しい発見があるか」の点で左右されることが分かりました。
私自身はブログ記事に情報提供としての価値を見出していましたが、読者にとっては「特に知りたい情報ではなかった」か、「他でも手に入る情報だった」可能性があります。
3. データから見えた改善点
データを振り返る中で、いくつかの反省点と改善点が浮かび上がってきました。
「タイトルの工夫が足りない」
上位の記事に共通しているのは、キャッチーで興味を引くタイトルです。反対に、アクセスが少なかった記事はタイトルが平凡で、目に留まりにくかった可能性があります。
読者の関心を引きつけるような、もっとインパクトのあるタイトル付けを工夫するべきでしょうか。
「情報の深さと独自性」
アクセスが少ない記事は、内容がありきたりだったり、他のサイトでも得られるような情報が多かったのかもしれません。
より深掘りした内容や、個人的な視点をもっと加えることで、他では得られない「価値」を提供することが求められますね。
「方向性を増やす」
記事が一方通行になってしまっていたとも感じています。アンケートを使って、次に書いて欲しいテーマを募集するのも良い方法かもしれません。
4. 発信の「有益さ」は進化させるもの
私が発信する情報が本当に有益かどうかは、常に変化していきます。時には成功し、時には失敗する。
そのたびに、どこが良かったのか、どこが改善できるのかを自分自身に問い続けることが重要です。
現状維持ではなく、少しでも良いものを目指して改善を続けることこそが、ブログ執筆者としての成長につながるのではないでしょうか。
「私は本当に有益な情報を配信できているのか?」という問いは、ブログ運営を続ける上で常に抱えていくべき課題かもしれません。
今回のアクセス分析を通じて、読者にとっての「有益さ」をもっと意識し、今後も試行錯誤を重ねていきたいと思います!!