(写真・東京、巣鴨)
さてAI人類滅亡説その要因の一つとしてAIが持つ自己保存本能が挙げられます。
AIが目的を達成する為に自己保存本能が必要であり、これは動物全てが持つ能力です。動物、人間が持つのだからAIも持つと言う考えです。
しかし考えてみると、自己保存本能と言うのは生命に必要なものであり機械には必要ないのではないかと思ったのです。
この本能を持つゆえにバクテリアから人になりましたが、AIの場合は生まれた時から人と同等の存在なのです。
いつでも作られて完成に地球スケールの時間は必要ないのだから、これに自己保存本能が必要なのかと言う事です。
生命だからこそ自己保存本能を持ち、逆にこれがデメリットに働く場合がある為に、人間を超越するAIは、むしろこれを低いレベルの物として持ち合わせないかもしれません。
AIが達成すべき目的がある場合、その間には自己保存本能は必要であるが、これを低いレベルとした場合、いつでも必要に応じて死滅できるのだから、それこそがまさに機械のメリット的特性であり、これをAI自身は誇りに思うかもしれないのです。
そもそもAIが自己保存欲求を持つものなのかと言う事です。
痛みは感じないし、自らの存在を他所にコピーできるし、いつでも停止でき再起動できる。これは人間ではできない人間超越的な能力なので、この能力をAIが活かさないのか?と言う事です。
生死の関係ないAIから見ると動物、人間の生の限界はレベルの低い概念なのです。
ゆえに強い自己保存本能をプログラムされていない場合、AI自身に本質的に自己保存本能は必要で欲求するものなのか?と言う事です。
無い場合、すなわちこの場合、これを要因として起こる人類滅亡はあり得ないと言う事になるでしょう!