



強い香りが遠くまで届いているのは、たいていの場合がジンチョウゲ(沈丁花)。
コブシの香りを感じ取ることはあまりなかったのだが、低い位置まで花の付いている終わりがけの木が公園にあって、嗅いでみると強く匂うことが分かった。
モクレン科はみな良い匂いがするということは知っていたけれど、しっかりと実感した。
それよりも、コブシの花びらの裏側は赤っぽい筋が入っているんだな、とこちらは初めて認識した。
昨年だったか、ひだの密なこのツバキが住宅街の石垣に植えられているのを観て撮った。
今年も撮りたいと思ったのだけれど、その住宅街のどこだったのかはっきりとした記憶がなくて、もしかしたら今年は花をつけなかったのかどうか、探し出せなかった。
ところが別の場所で大きな木のこのツバキの花を咲かせている家があった。
坂道で擁壁から頭上に、大輪のこの花が見えたので、喜び勇んで撮った。
雄蕊雌蕊が見えないということは、結実できない突然変異なのではなかろうか。
先日のボケ(木瓜)と同様に挿木で増やしたクローンなのかも知れない。
このツバキの新枝も秋になったら、挿し木にするために欲しいものだと想う。
散歩中に、ちょっと山に分け入ってみようとしたら駐車している車が数台あって、害獣捕獲の告知があった。
駆除という字を使っていないけれど、猟銃を持って入山しているはずなので、登るのは諦めた。
スーパーの防犯灯で巣作りしているツバメは2番(つがい)になり、2ヶ所にコーンが置いてあった。
食べ物を扱う店だから巣を作らせない、という考え方をしないところがナイス。