鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

コブシ(辛夷)とツバキ(椿)と告知

2025年03月31日 09時59分09秒 | 散歩は夢中








強い香りが遠くまで届いているのは、たいていの場合がジンチョウゲ(沈丁花)。
コブシの香りを感じ取ることはあまりなかったのだが、低い位置まで花の付いている終わりがけの木が公園にあって、嗅いでみると強く匂うことが分かった。
モクレン科はみな良い匂いがするということは知っていたけれど、しっかりと実感した。
それよりも、コブシの花びらの裏側は赤っぽい筋が入っているんだな、とこちらは初めて認識した。

昨年だったか、ひだの密なこのツバキが住宅街の石垣に植えられているのを観て撮った。
今年も撮りたいと思ったのだけれど、その住宅街のどこだったのかはっきりとした記憶がなくて、もしかしたら今年は花をつけなかったのかどうか、探し出せなかった。
ところが別の場所で大きな木のこのツバキの花を咲かせている家があった。
坂道で擁壁から頭上に、大輪のこの花が見えたので、喜び勇んで撮った。
雄蕊雌蕊が見えないということは、結実できない突然変異なのではなかろうか。
先日のボケ(木瓜)と同様に挿木で増やしたクローンなのかも知れない。
このツバキの新枝も秋になったら、挿し木にするために欲しいものだと想う。

散歩中に、ちょっと山に分け入ってみようとしたら駐車している車が数台あって、害獣捕獲の告知があった。
駆除という字を使っていないけれど、猟銃を持って入山しているはずなので、登るのは諦めた。

スーパーの防犯灯で巣作りしているツバメは2番(つがい)になり、2ヶ所にコーンが置いてあった。
食べ物を扱う店だから巣を作らせない、という考え方をしないところがナイス。
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3匹の亀

2025年03月30日 11時37分44秒 | 身の回りの生き物のこと


山科川縁で甲羅干しをする3匹の亀を向こう岸に見つけて不思議を感じた。
子孫を残すためには、雌雄どちらか或いは双方で相手のフェロモンを感じ取って接近交尾するのは間違いない。
それでも亀が連れ立って泳いでいるシーンは観たことがないので、鳩のように番(つがい)となることはなく、その時期だけの接触なのだろう。
山科川の下流でつながっている木幡池には亀が多数いるけれど、動き回るのは単独で、甲羅干しの時だけ群れる。
亀は目だけで、他の亀を亀と認識していて、臆病な亀が群れて甲羅干しをしていることを仲間の亀として認識しているようだ。
甲羅干しをするのに適した場所を巡って争うということはしないけれど群れるのは、快適フェロモンといったものを発しているのだろうか。
人の気配などを感じると次々にドボンと水中に逃げ込むのだが、群れることによって視界を広くする危険探知システム構築ということなのだろうか。
爪は結構な鋭さを持っているので、ゆっくりながら丸い石の上などでも時間をかけてよじ登る。
途中経過は観察したことがないけれど結果として乗っているのはよく観る。
そうして苦労した甲羅干し中でも、何かを察するや躊躇いなく素早く水中にドボンが不思議でたまらない。
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いつもの山歩き その2

2025年03月29日 07時54分30秒 | 散歩は夢中






舗装された道を峠まで登り切らずに、手前から、尾根筋へ行けるように見える、なだらかな沢を上がっていくことにした。
平面的にはショートカットになるけれど、道という道は無く倒木も多く起伏も激しい。
それでも、とにかく少しでも早くアスファルト道路から外れたいので未知のコースを作る。
川のゴミを見ないで済むし、人の痕跡のない山懐に入りこんでいるだけで安らぎを得られる。
しばらく道なきコースを登ると、ハヤブサ(隼)が狩った獲物の羽毛をむしったに違いない痕跡があった。
ヤブツバキの小さな赤い花がその中に落ちていたりして、象徴的シーンになっていた。
思惑通りに尾根に辿り着くことができて、あとはイノシシが地面を掘り返した跡なども撮ったが、思うほど立体感のない画像となり分かりづらいので割愛。
予定通りに下山しての帰宅途中にボケ(木瓜)とギンヨウアカシア=ミモザを撮った。
毎年このボケの花を観るたびに夢路を連想し、秋にでも持ち主が外にいたら挿木にする枝をもらえないか、とねだりたいと想う。
ミモザにはミツバチが止まっていたのだけれど、もたもたしているうちに飛び立たれてしまったので悔し紛れに花を接写。
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いつもの山歩き

2025年03月28日 10時53分00秒 | 散歩は夢中












雨が降りだす前に、いつもの山歩きをしようと峠までの府道を登っていたら、両側の斜面にヤブツバキ(薮椿)が目立つようになっていて、ヤマザクラ(山桜)も咲いていた。
谷を流れる日野川はいつもと変わらず投げ捨てられたゴミだらけ。
これらのゴミが大雨で一気に流れ下ったら、平地でひどい状況が現れてしまうのだろうか。
13年前の2012年のお盆に起きた宇治豪雨では、中腹にあった一軒家が跡形もなく流された。
その時の私は帰省していて実態を知らず、ゴミが全て流されたかどうかも確認していない。
あの雨は、バケツをひっくり返したという言い方をそのまま実感したと後で家人に聞いた。
山越えの道は各所で崩れて寸断され、山自体も形が変わったほどと聞いたけれど、まさかそれは盛り過ぎだろうと疑ったものだった。
救急車が後ろからやってきて坂を登って行った。
この先にいくつかある集落で何かが起きたのだろう、戻りにはガード外に避けようと思っていたけれど、私が尾根筋に曲がるまでには帰って来なかった。
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スマホでバード・ウォッチング・フォーカスはこの程度

2025年03月27日 09時05分30秒 | 

水路の中を歩くキセキレイ(黄鶺鴒)は瞬時もじっとしていることがなく、警戒心も強いので、スマホではこんなブレ画像がせいぜい。


珍しくシロハラ(白腹)と思われる鳥が水路内を歩いているところに出くわした。
こいつは真冬に枯葉を嘴でパッパッとはね飛ばして虫探しをするところが観られるのだが、川底に降りて川虫を探すこともあるのか。


スーパー入り口を照らすように設置されたセンサー付きライト(?)にツバメ(燕)が巣作りを始めていた。
ツバメは3日ほど前に今年初めて飛翔する姿を見たのだが、それにしても巣作りスピードが速すぎるので古巣を修繕し始めたところかも知れない。
巣の真下のコンクリート床には、糞害喚起の赤いコーンが置いてあった。


カワズザクラ(河津桜)はもう撮らなくてもいいか、と思いつつ見ていたらヒヨドリ(鵯)が居たので、結局スマホを向けることになった。
ソメイヨシノ(染井吉野)の中にだったら嘴を突っ込んだり花をつまみ食いしたりする姿をよく見るのだが、カワズザクラではそうしないということは、この花には蜜がないのかも知れない。
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水管橋とコブシ(辛夷)とハクモクレン(白木蓮)

2025年03月26日 08時25分25秒 | 散歩は夢中






あまり疑問も感じないまま見過ごしてきたけれど、昨日は川を跨いでいる水道の管が気になった。
水道橋とは言わないだろうと思いつつ検索したら、なるほどと納得の水管橋だった。
細い用水路などは単純な管だけで、両端に後光のような忍び返しが付けられている。
山科川に架けられた頑丈な造りの水管橋は、トラス何何だろうと見当をつけて検索したら、逆三角トラス補剛形式と言われるものだと分かった。
こういう構造物を見るとどうしたって、覗いてみたくなり、人目も構わずしゃがんで撮った。

公園のコブシがついに開いて、これは山に自生していて春を告げる花なのになぁ、と雪国の田舎を想う。
小学校の校門横には年季の入った太い幹ながら低く剪定されているハクモクレンが大降りに端正に満開状態だった。
コブシもハクモクレンも全体を撮ると背景が写り過ぎたり、空の明るさに邪魔されたりするので、ズームで切り撮った。
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桜と団地

2025年03月25日 07時49分22秒 | 散歩は夢中






大きな団地内を通り抜けていたら、中心広場に2種類の桜が咲いていた。
濃い方は河津桜で、薄い方は染井吉野ではなく、何かと何かの交雑種なのだろうと思われる。
濃くも薄くもなく、花弁は乱れながら混み過ぎず孤高を保っている気配。
アップで撮ったらなかなかで、毎春これを観るためにここを通ることにしたいと思うほど。

広い団地内にはいくつか広場や公園があり、春休みなのに子ども達のいない空間もあった。
たまたまなのか、人気がないのか何だかもったいない。
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春の陽気

2025年03月24日 07時55分30秒 | 養蜂




桜はまだかと探し歩いていて、これは梅ではないなと否定から入り、軸が付いていることも確認できたので、間違いなく桜。
ソメイヨシノ(染井吉野)ではないし、他所さんのブログでよく観るカワヅザクラ(河津桜)に違いない。
それにしても、いきなり満開を観たのは、ここしばらくの陽気から当然のように、遅れがちだった春を挽回する勢いなのだろう。
撮る時にズームアップしているのだが、それでも電線が入ってしまい残念だった。
編集のクリーンアップからブラシという機能を使ってみたら、あっさり電線を消すことができた。
何とまぁという簡単さで、これから撮り方が変わっていくかも知れない。
常緑樹に掛けた小鳥の巣が、周りの落葉樹の新葉がまだなので透けて見えていた。
人も車もよく通る道の近くだが、金網フェンス内で目に触れにくく、カラスに襲われにくいはずの良い場所に設営したものだと感心する。
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判別しにくい花と蛾

2025年03月23日 08時32分08秒 | 散歩は夢中






黄色い花が木に咲いていて、マンサク(万作、満作)ではないし何だったかなと検索して、そうだったサンシュユ(山茱萸)だと気づく。
ところが西洋サンシュユなのか、ただのサンシュユなのか判別できない。

道からはみ出すと足元にも小さな花が咲き始めていて、でもアップに堪える端正な花はなかなか探せない。
検索してみると、ミチタネツケバナ(道種漬花)なのか、ただのタネツケバナなのかが分からない。
小さい花をしゃがんで撮るのは、人目を気にして1、2枚しか撮らないので決め手の細部が写っていない。
両方とも毎年同じように注目して記事にしてということを繰り返すうちに分かって来るだろうと期待する。

先日、ナナホシテントウ(七星天道虫)を見つけ、昨日は蛾を今年初めて撮った。
検索すると、Finland Dart Mothと出て、クリックしたら英語の論文に至る。
検索エンジンもまだまだだ。
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ミモザの満開がようやく

2025年03月22日 07時33分22秒 | 散歩は夢中








ミモザが咲いているのを観ると、必ず2種類のうちのどちらだろう、と思う。
別名ギンヨウアカシア(銀葉金合歓)は文字通りに葉が銀色であり、フサアカシア(房金合歓)の葉は緑だという。
花は咲き方が密なのがギンヨウアカシアで、そうでないのがフサアカシアのようだ。
ネット画像との比較から、私がバス通りで観たのはギンヨウアカシアに違いないが、葉の方は確かに銀色っぽいが緑っぽくもある。
背後にぼんやり写っている丸い葉の木はポポラスというユーカリだ。
両方ともオーストラリア原産だから、その家には、かの国への思い入れとか深い思い出があるのかも知れない。

木幡小学校にハクモクレン(白木蓮)が咲きそうになっていたけれど、ヒヨドリ(鵯)の仕業と思われる齧り痕がいくつかあって茶色に変色していた。
寒い間はイソヒヨドリ(磯鵯)が目立っていたが、急にヒヨドリ(鵯)が浮かれた様子で騒がしく目立つようになった。

藤原道長建立浄妙寺跡の表示杭は西門だけではなく南門にもあることに気づいた。
つまり、木幡小学校辺りは丸々浄妙寺境内だったに違いない。

黄檗運動公園テニスコート脇のヤナギ(柳)が芽を吹き始めていて、茶色→黄色→黄緑→緑色に変化して過程の、黄緑手前の状態だ。
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裏山歩き最短コース

2025年03月21日 10時35分10秒 | 散歩は夢中










もしかしたら春分の日で休みだから、裏山を歩く人はいるかも知れないと思いながら出発した。
ところで春分の日は、春の彼岸の中日ということで祭日なのだろうと思いつつ、祝日とどう違うのかと検索した。
日曜以外の旗日は祝日法で決まっている国民の祝日だそうだ。
それなら年末年始はどうなのか、元旦だけが祝日で、29、30、31、2、3日は休日に関する法律で休日で、法律上、祭日は無い。
いきなり横道に逸れた、閑話休題、結果、山中では小鳥がたまに飛び回るばかりで、いつもと同じく誰とも会わなかった。
タヌキの溜め糞がひと山と、土をほじくり返した痕ばかりが目立った。
山道に積もった落ち葉の下に湧いたミミズをイノシシが鼻で地面を掘り探しては食っている証拠。
湧いたといっても、何も無いところからは発生しないわけで、脚とか鼻先にミミズの卵がくっついて他所へ運ばれるのだろうと思う。
鳥も獣も今現在の山の景観を形作るのに、かなりの役割を果たしているものと思われる。
昨日は長坂峠から供水峠まで縦走し、供水の湧き水が出ていないことを確認して山を下った。
およそ8km12000歩の山歩きを、交通手段無しに自宅から徒歩で行き帰りできるラッキーを今更ながら実感した。
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冷たい春雨

2025年03月20日 07時45分30秒 | 散歩は夢中




南岸低気圧は本州の太平洋側に大雪をもたらすのだそうで、冬に逆戻りの気候だった。
宇治も雪予報だったけれど、ひたすら寒いばかりで雪は降らず冷たい春雨となった。
最近の鉄道網も道路網も大げさな予防的措置を取るので、私も雪に備え、蘭の上に被せ物をしたり庇の下に避難させたりした。
結局、氷点下までは気温が下がらなかったので、取越し苦労に終わった。
雨マークも消えたので散歩がてら、水汲み(スーパーの無料ミネラル ウォーター サービス)に行く。
距離を稼ぐための遠回りをしつつキョロキョロしたけれど、わがテリトリー内に桜の開花は見られなかった。
代わりに梅は各種それぞれ1分咲きから満開まで色々と揃っていた。
数日前にも取り上げた枝垂れ梅が満開になっていたので、アングルと切り取りでまとめてみた。
異様なくらい寒く感じたのと、昼飯時になりそうな時刻からの出発だったので、一昨日と均して10000歩になれば良しとして自重した。
この頃、しゃがむとふくらはぎが圧迫されている感覚があるので、筋肉が太くなったのかもしれない。
2024年の1日平均歩数は6452歩だったが、今年は昨日までの平均が10572歩なので、これを維持したい。
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10k m15000歩の徘徊

2025年03月19日 08時50分40秒 | 散歩は夢中










雨の心配なく晴れ上がったので、久々に裏山を歩いた。
府道242号線のくねくねアスファルト道を長坂峠まで上がってから、ようやく尾根筋の山歩きが始まる。
谷筋を流れる小川は日野岳から流れくだるわけではないのに、なぜか名は日野川。
道に沿っている川に車からポイ捨てする不届き者が多いようでゴミだらけ。
道に沿うのではなく、川が谷を作り、その谷川に沿って峠越えの道ができたはずで逆か。
原付バイクまで捨ててあったが、これは事故だったのかもしれない。
山歩きになってから、小鳥の巣が落ちていたのだが、メジロ(目白)か、シジュウカラ(四十雀)かヤマガラ(山雀)のものと思われる。
再利用することがないのなら、葉のないこの時季にはどこにでも空きの巣が見られそうなものだけれど、そんなことはないので、結構リユースされている気がする。
落下してしまった巣はどうしようもないはずで、持ち帰りたかったが、撮るにとどめた。
今まで何度も撮った、天下峰頂上目印と日野岳ケルンと鴨長明が庵を建てて過ごした巨岩を又もパシャ。
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なんとなく変

2025年03月18日 08時06分30秒 | イレギュラー






散歩エリアの中で1番大きな幹線道路の歩道を歩いていて、何となく変な景色を観た。
川岸に大きな茶色の犬が、流れを背にしてお座りをしている様子。
読み書きにメガネは要るけれど遠目は効く方なのだが、鉄道橋のコンクリート橋脚と比べると犬が大き過ぎる。
それなら何だろうと土手を歩いて向かっていくと、犬の姿はだんだん崩れ、灌木に引っかかったゴモクの集合なのだと判明した。

拍子抜けだったので、コンクリート護岸を斜めに少し降りて鉄道橋をくぐった。
すると上りと下りの鉄道橋の隙間(撮り鉄ファンなら喜びそうな場所)に立つことができた。
危険区域に入り込んだわけでも、柵を乗り越えたわけでもなく、変なスポットにすぽっとハマり込んだ具合。
向かってくる電車は駅に近過ぎて撮りにくかったけれど、去っていく電車はまぁまぁの出来。

エノキタケ(榎茸)は束になった石突を残し、上手くやれば再生できるということを知って実験中。
エアコンのない部屋で石油ストーブを燃やす生活では、冷える時間も多いので伸びが悪い。
これでは食べるほどの量にならない。
暖かくならなければ、うまくいかないことは分かったので、夏に期待して再開したい。
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啓蟄から春分へ

2025年03月17日 07時40分00秒 | 身の回りの生き物のこと






先日の晴れ間に道路脇のコンクリート部分上をせわしく動く赤い点を見つけた。
動きを止めるのを見計らって撮ったのだが、確かめるまでもなくナナホシテントウ(七星天道虫、七星瓢虫)。
今春初めて観た虫らしい虫だなと思いつつ、啓蟄の春、芸術の秋などと心でつぶやく。
ちなみに、啓蟄は二十四節気の1つで3月初めから3月中旬頃のこととあるので特定の日ではなく、ある半月間であり、次は春分の半月間。

サザンカ(山茶花)が盛大に花びらを散らすのも終わりかけで、次はオトメツバキ(乙女椿)と思われるつぼみが膨らみ始めていた。
拡大して見ると、愛らしいと見えたのも何だか生々しい凝縮といった趣だ。

アセビ(馬酔木)の花が、どうしてここまでと思うほどの混み方で咲いていた。
ドウダンツツジ(灯台躑躅)だったかな、ネジキ(捩木)だったかな、などと見当違いのことも必ず考える。
そうして、『調べる』機能で確かめ、やっと、(そうだアセビだった)と納得する。
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