腎生検の後・・蘇った記憶 | 生体腎移植  ドナーだって一生懸命

生体腎移植  ドナーだって一生懸命

夫婦間腎臓移植手術を受けてから僅か3週間で復帰した2人農業!

腎臓移植前後の気持ちの変化や毎日の生活で感じた様々なこと

         ☆本音で語らせてもらいます☆

畑のお片づけの進まない事・・・

もう既に初雪を迎えていると言うのに
我が家のビニールハウスはまだビニールが掛かったままです。(^_^;)

そろそろ周りの農家さんたちはお片づけも済んで
ひと段落の時期だというのに
我が家はまだまだお休みできそうにありません。

そんな中、パパの術後6ヶ月目の腎生検がありました。

1泊2日の腎生検
2度目とは言え、怖さは変わらない様子です。

なんでも、結構な長さの針を腎臓めがけて突き刺すらしい・・

初めての検査の時、
針のあまりの長さにさすがのパパもビビりまくったとか。

絶対に身体を突き抜けるだろうと思えるほどの長さなんだって。

私、ドナーでヨカッタです。( ̄▽ ̄)=3

腎生検そのものはものの10分ほどで終わったのですが
今回、検査の担当が前回とは違う先生で
「麻酔が痛かったぁ!」と言っておりました。

どうやら担当する先生によってかなり違いがあるようです。
(検査自体は前回・今回ともに痛くなかったそうですヨ)

退院の日、
「腎生検の後2週間ほどは出血しやすいので踏ん張らないように」
と言われて帰ってきました。

力仕事は殆ど済ませてあったので安心していたのですが
退院翌日、畑に行ってみると・・・

解体して立てかけてあったビニールハウスの戸口3枚が
みごとに倒れておりました。

だからあれほど
「固定しておいたほうがいいよ」って言っておいたのに。(-。-;)

パパは私をチラ見してたけど
「無理、無理・・無理だから!」

だって、このチラ見
「一緒に手伝って起こせ!」って意味なんだもん。

パパに聞いたら戸口1枚で250kg~300kgあるんだって。
今までは2人で踏ん張ってなんとかズラす程度は出来たけど
肩を痛めている今回はどう考えたって無理。

だから言ったのに・・・

まっ、何をどう考えても無理なので
「機械で起こすから大丈夫」というパパに甘えて
自分のお仕事を遂行。

2時間ほどした頃、
また目眩がしてきたので帰ろうと思ってパパのところに行ったら
下半身泥だらけのパパ。

なんでも起こしかけた戸口が倒れてきて
挟まったとか、下敷きになったとか
やたら楽しそうに話していたので
大した事は無いな・・って思っていたんだけど

夜、大はしゃぎで
「頭の写真撮って~!! (≧▽≦)」と言うので
撮ってあげるとスキンヘッドに赤い線がクッキリ。

あらら・・笑い事じゃなかったんだわ・・

フト見ると、赤い線の横が凹んでる。

「パパっ、やばいよココ陥没してる!! 三( ゚Д゚)」って言っても
当の本人は「違うって。そんなに強く打ってないし・・」

でも、何回見ても
触っても確かに凹んでる・・・

「病院行ったほうがいいんじゃないの?」
「寝てる間に死んじゃうかも知れないよ?」って言っても
「大丈夫だから。 青くなって無いだろ!」って。

確かに青くなってはいないけど、でも凹んでるもん・・


そんな事考えてたら、パパがず~っと昔言ってた事を思い出した。



画像は『哲学ニュース』さんからお借りしました。

むかし昔、
アサヒビールから特大瓶ビール(1957ml)が
販売されていたのをご記憶の方いるかしら?

何があったのかは知りませんが
当時、お付き合いしていたオネーチャンに
その特大瓶で頭部を思いっきりブン殴られた事があるそうな・・・(゚_゚i)

まっ
多分、全面的にパパが悪かったのだと容易に想像はつきますが。

よく死ななかったもんだ・・

改めてパパの生命力の強さと
彼女の運の良さを感じます。(^▽^;)

彼女さんが罪に問われなくてヨカッタ♪
詳細は知りませんが、多分私は彼女の味方です(^^ゞ


話を元に戻しましょう。

「もしかしたら、瓶ビールでで殴られたトコかなぁ?」って聞いたら
「いやいや、それはココだし・・ 」って後頭部を指差した。

うわぁ・・マジギレだったのねぇ、彼女。
そんなになるまで怒らせるっていったい・・

結局、パパの
「頭の形は人それぞれ違う」という言葉でそのままになったけど
翌朝まで気が気じゃなくて眠れませんでした。

病気といい怪我といい、
相変わらず世話の焼けるパパなのでした。


本日の教訓!

腎生検の前に力仕事は済ませておきましょう!
思わぬところで過去の悪事が蘇ります ( ´艸`)

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