英国Warwick MBA留学記

英国Warwick MBA留学記

2014年9月から2015年9月まで英国Warwick Business SchoolのMBAに留学し、現在はスペインESADE Business Schoolに交換留学中。MBAや海外生活について綴りたいと思います。
ご質問等は(warwick.pandamaster*gmail.com)までお願いします。(*に@を入れて下さい。)

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いつもこのブログをご覧頂いている方へ

 

MBAを卒業し、就職してから3ヶ月が経過しましたが、その間、2回の海外出張も経験し、怒涛の日々でした。GWで一息つき、やっとゆっくりとこれまでのこと、これからのことを考える時間ができます。MBAはあくまでも通過点であり、人生で成し遂げなければならないことは山ほどあるので、まだまだ走り続けなければなりませんが、その前の小休止です。

 

予告した通り、このブログの更新は3周年を迎えた今月をもって終了としたいと思います。これまでご覧頂いた方、本当にありがとうございました。2013年春にブログを開設して以来、色々なことがありました。このブログを通した出会いも多々ありました。初対面の方に「PANDA師匠さんですよね?」と言われたこともありました(笑)。

 

つらいこと、悲しいこと、しんどいこともたくさんありましたが、最終的にはMBAを取得して本当に良かったと思います。学生時代、自分で事業をしつつ大学でも教鞭を取るMBAホルダーの教授を見て、何となくMBAというものに興味をもったのが最初のMBAとの出会いでした。その後、単なる興味の段階から実際に受験、取得にまで至れたのは妻の理解とサポートがあったからだと思います。

 

文章を書くことは好きなので、いずれまた別のテーマで新たにブログを開設するかもしれません。それまでは暫しのお別れです。

 

 

はじめてこのブログをご覧になった方へ

 

このブログは2013年春から2014年春までのMBA受験勉強、2014年夏から2016年始めまでのイギリスWarwick Business School(ウォーリック・ビジネス・スクール)とスペインESADE Business School(エサデ・ビジネス・スクール)へのMBA留学を記録した30代男性(既婚)のMBA受験記・留学記です。MBAに興味がある方、留学に興味がある方、WarwickやESADEに興味がある方の参考になるようブログを書き続けました。社会経済と同じようにMBAや留学を取り巻く環境も変わり続けるので、いつまで私の情報が鮮度をもってお伝えできるか分かりませんが、もしご質問等ございましたら遠慮なくメールにてご連絡下さい。

 

 

2016年4月30日

PANDA師匠

 

 

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このブログでも何度かご紹介しましたが、Warwick MBAはWarwick Case ChallengeというMBA向けのヘルスケアをテーマにしたケースコンペを毎年開催していて、今年はなんと、世界の強豪校との競争を勝ち抜き、Warwick MBAのチームが初優勝しました!!ホスト校のチームが優勝して良いのか、という疑問をもつ方がいらっしゃるかもしれませんが、GEヘルスケア等、外部の専門家が審査員なので大丈夫なのです。尚、優勝チームは優勝賞金4,500ポンド中、500ポンドをヘルスケアに関係する慈善団体に寄付したそうです。

http://www.wbs.ac.uk/news/dementia-idea-sees-wbs-team-win-case-challenge/

 

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Q5 MBAってお金かかるんでしょ。私費留学するなんてお金持ちだね。

少なくとも私はお金持ちではありません()。前職はメーカーの営業マンなので、メガバンクや大手商社勤務の方々と比べて給料は低い方でしたが、無事にMBAを取得できています。確かに、米国トップ校では2年間のMBA取得費用が2,000~3,000万円とも言われていますが、そんな学校ばかりではありません。欧州では1年制のMBAコースも多く、学費も生活費も米国と比べて安く済む傾向にあります。また、私の場合はWarwick Business Schoolから奨学金付きのオファーを頂きました。イギリスの中でもロンドン市内の学校と地方都市ではかかる生活費が全然違います。世界トップレベルのビジネススクールでも学校毎にかかる費用に開きがあるので、もしMBAに興味があればよく調べてみることをお薦めします。費用を低く抑えたければ、日本で働きながら国内のビジネススクールのパートタイムコースか海外のビジネススクールのオンラインコースで勉強するという手もあります。借金して私費留学する場合はリスクを承知の上で自己判断で・・・。

 

Q6 ○○の業界を目指しているんだけど、MBAを取得すれば役立つかな?

これは聞かれるとけっこう困る質問です。Q1で答えたように、MBAは資格ではなく学位なので、これを取得したから特定の仕事ができるようになるわけではありません。Q3で答えた通り、広くビジネスに必要な知識を身に付ける為のコースであり、思考力も鍛えられます。特定の業界に入る為にMBAが役立つかどうかは、MBAを取得した方ではなく、実際に○○の業界で活躍されている方に聞くべきです。企業によってはMBAの学生だけを対象にした採用を行っている企業があり、もし目指す業界の企業がそのような採用を行っているならMBAがその業界に入る為に役立つと言えるかもしれません。投資銀行、経営コンサル、外資製薬、Eコマースなどにそのような企業があります。特定の業界と強いコネクションをもつビジネススクールもあります。どのような企業がゲストスピーカーとしてキャンパスを訪れているか等、ビジネススクールのホームページの情報を確認しつつ、在校生に最新の状況を聞いてみることをお薦めします。

 

Q7 なんで私費留学なの?会社のお金で留学すれば良いじゃん。

前職の会社でも社費留学制度がありましたが、通常、社費留学する場合は「帰国後、一定の年数(3~5年くらい)は退職しない」という誓約書にサインする必要があります。社費留学した上で帰国後に転職する場合はかかった費用を会社に返還することになります。それでも高給が保証された転職先が見つかって転職する人はいます。費用返還以上に問題なのは、社内で自分を推薦してくれた上司や社費留学を承認した人事など、様々な関係者に迷惑をかけることです。例え誓約書で定められた年数だけ勤務して転職したとしても、多額の費用をかけた会社の期待を裏切ることに変わりはないでしょう。私は元々、MBA取得後は違う業界へ転職するつもりだったので、会社のお世話にならず退職してから留学することを決めました。

 

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