吉岡里帆さんは最近のお気に入り女優さん

かわいいーーラブ

 

ってだけで観た『きみが心に棲みついた』第1話

 

CMを見ただけの私

「高校生が社会人になったらこんな恋愛したいなって思う、少女漫画のようなナメたドラマだろうな」

 

ドラマを観終えた私

「自己評価の低い人が抱えそうな恋愛の悩みを描いた話だな」

 

あらすじもよく知らず

小川今日子(吉岡里帆さん)が

吉崎幸次郎(桐谷健太さん)と星名漣(向井理さん)のどちらも好きで

揺らいでいる……という三角関係の話だと思ってた。

 

違ったね!!

 

小川今日子は星名漣から離れたがってるし

挙動不審になったり言いたい事が言えない自分を変えたいと思っている

 

その割には、大学時代、星名漣がしてくれたストールの巻き方を

小川今日子はいまだにしている。

離れたいのか、忘れたくないのか、まだわからない。

 

自己評価が低く、いつも「私なんか」って言う小川今日子は

自由で、自然体、そして自分の事を的確に叱ってくれるな吉崎幸次郎を好きになる

 

そこから私は分析を始めた

 

私も昔は今以上に自己評価が低くて、「私なんか」って言っては卑下してた。

そんな自分はどこかで「変わりたい」って思ってて

変わり方もわからないし、どうせ変われないって思ってて

そういう自分をバシッと指摘してくれる男性って

「私のこと、隅々までわかってくれる人だ!」って思っちゃうんだよね

わーかーるーーー

 

今日子は大学時代、女癖の悪い漣に振り回されて

独り占めしたくて、言う事を聞いてきた。

それだって、自己評価が低くて

好きな人に嫌われたくないからやるんだよね。

振り回される前、漣は精神がボロボロになってて

今日子にすがり付いた。

今日子はその時「この人には私が必要だ」って思ったんだろうね

自己評価が低いと、「自分を必要としてくれる人がいる!」って

精神のバランスを取ろうとするんだと思うんです。

 

こういう話って「ダメンズに引っかかる女」とかって簡単な言葉で片付けられるけど

たったそれだけの簡単な話ではない。

10代から20歳前後くらいまでは特に

自己評価とか承認欲求とかでメンタルが狂う人は多くいる

 

このドラマに共感する人は(或いは、吉崎幸次郎の言ったことがグサッとくる人は)

きっと誰かに自分の事をわかってもらいたくて、

でも、自分の黒い部分を出したら嫌われると思ってそれは出さなくて、

誰かに必要としてもらいたくて、

自分は誰からも必要とされない(と思っている)現実に嫌気がさしていると思う。

 

ドラマの展開がこれからどうなるかわからないけれど

今日子が自己評価を少しでも高くできるようになれば

きっと、自己評価が低い視聴者も変わろうって思うんだろうな。

 

現段階でわかる事は

吉岡里帆ほどの可愛い女の子だから

こんだけ自分を卑下したメンヘラ予備軍でも

吉崎幸次郎は構ってくれるんだよ

リアルにやってたらまじで気持ち悪いから気を付けような