2021年05月10日
実際にやってみて分かった、作家のライブ
私は常々「作家はライブをするようになる」と思っていて、このブログでも何度も考察していました。
音楽CDは売れなくなりましたが、各種野外フェスは盛況です。CDよりもバンドグッズのほうが売れている状況だそうです。今現在は新型コロナウィルスで人が集まるイベントは企画できませんが、ライブ文化が廃れることはないと思います。
そして作家のライブの話ですが、東京三鷹市の人から「中島飛行機の話をしてください!」とオファーが来ました。
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2021/05/07 12:29:54
だがしかし、緊急事態宣言で会場が使えなくなりました。
というわけで急遽zoom配信に変わりました。
当初の予定ではホワイトボードを前にしてあれこれ説明し(中田敦彦のYou Tube大学が近い)、遠方の方のための写真資料なども用意していました。
とにかく主催者の方と話し合い、zoom配信用の資料を作りました。
そしてzoom配信のためにいろいろググって分かったことを話します。
後ろの背景は白壁が理想です。いろいろ後ろの背景を試しましたが、白壁がベターでした。小説家らしく本棚をバックにすることも考えましたが、本棚は整理整頓されていません。さらに本棚が映ると意識がそちらに向かう危険性があります。
私的なzoom会合を何度もしてきましたが、本棚や部屋のインテリアなどが映ると無意識に視線がそこに行くことが多々ありました。
次は衣服です。自宅なのでラフな格好で行こうかと思いましたが、再生回数が低い底辺youtuberは部屋の映り込みや、ラフな格好が多いので見栄えが悪いと思いました。
話す内容も学術的(と自分から言うのは恥ずかしいな)なので、ノーネクタイの背広にしときました。
で、女優ライトも用意したのですが、
Denvosi
光量が強くて目が痛かったです。さらに用意したホワイトボードに反射してしまい、その調整が難しかったので女優ライトはやめました。
顔出し配信は「白壁で十分かな」と思いました。体はバストアップぐらいが丁度良かった気がします。
そしてzoom配信なのでパワポ資料を制作してそれを流しながら説明をしました。しかしホスト移動の仕方に手間を取り、時間を無駄に過ごしてしまいました。
人前で話す時は相手の表情で「話を変えた方がいいかな?」「ここは深堀りした方がいいかな?」と変えることができますが、ネットだとそれができないのが大きな点でした。
私は数回ほど生で落語を聞いたことがるのですが、やはりYou Tubeで聞くより、生で聞いたほうが面白かったし、名人の落語家はやはり場の空気を読んでいるのでしょう。
終わってみて反芻すると「個人でやるのは大変だな。雑談だったらツイキャスぐらいでいいけど、学術的でお金を取るとなると、アシスタントが必要だな」と思いました(主催者がアシスタントを担当してくれました)。
総論に入りますと、「白壁でやりましょう」「明かり調整は難しいです」「事前に練習をしときましょう」「zoom機能をしっかり覚えましょう」です。
新型ウィルスが沈静化して普通にシンポジウムが開かれても、これからはビデオ配信はすると思うので(遠方住まいの方に向けて)、作家のライブのハード面は揃っていると思います。
いずれ「異世界転生ハーレム」みたいなジャンルでも、シンポジウムは行われると思います。
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