さすがに、この暑さでは昼釣りのお客さんの姿は見えない。
渡船もすべて停泊中・・
今回一年ぶりに一緒に釣行する師匠もクーラーの効いた車で出船待
一見穏やかそうな海でも沖に出ると台風の影響でかなりのうねりが・・
ではいつもの堤防へ・・
到着後準備を済ませて日没待ち・・
むせかえる暑さに半ダース仕入れたビールもすぐに空き缶の山・・
時間つぶしに海面に見えているウスバハギを釣ろうと試みるも見向きもしてくれず
ときおりカメがおじゃま・・
そうこうしていると待望の日暮れ
本番開始
ところが釣れるのはウツボばかりで
近場に投げていた竿先に微妙なアタリ・・
回収してみるとハタ・・その後もハタ・カサゴ・イットウダイ・・・
釣れるのは外道ばかりでいつもながら、過ぎてゆくのは時間ばかり・・
そして2時しぎ疲労困ぱいで・・
気が付いたのは4時頃・・あたりが少し紫色に変わりはじめた頃・・
師匠がボチボチかたずけようか?・・と・・
竿を出している方へ向かいかけた所・・
数時間投げッパーにでドラッグもズルズルにしていたはずの竿がいきなりロケット発射・・
凄い勢いでドラッグがジィイイーと・・かろうじて三脚に引っ掛かって竿尻を持ち上げている竿に飛びつきドラッグを目いっぱい締め反射的に大合わせ・・
「きたーっ!」と師匠に・・
グッと重みが乗ったかと思うと、凄いスピードで一気に沖に走った・・
大きく弓なりになった竿でしばらく綱引き状態に・・頭をこちらへ向かせようと何度かリールを巻く・・ガチガチにしめたSP,PAのドラッグがジッ、ジッ!
と出る・・「大きい」・・
一言師匠に・・
タモを構えた師匠も 「うん」 と・・
10Mほど巻いた所で再び沖に走り出した・・
と・・いきなり・・スッ、スッ・・と巻けはじめ・・その後風にゆらめくハリス・・
回収してみると50号ハリスがザラザラで50㎝ほどの所で「スパッ」と・・
気がつくとあたりもすっかり明るくなって迎えの渡船が来る時間
ガックリ肩を落としそそくさ片付け・・迎えの渡船待ち・・
今回はタマミの神様は微笑んでくれませんでした。
ちなみに師匠は、ちびタマ2匹・・