無罪:シリアック・フィリップス(Cyriac Philips)(インド)

2022年1月2日掲載

ワンポイント:【長文注意】。エルナクラム・メディカル・センター(Ernakulam Medical Centre)・医師であるフィリップスは、ハーバライフ社(Herbalife)のサプリメントの有害成分で肝臓病を患った24歳の女性の症例を「2018年8月のJ Clin Exp Hepatol.」論文に発表した。すると、フィリップスと「J Clin Exp Hepatol.」誌は、ハーバライフ社から何度も攻撃され、結局、「J Clin Exp Hepatol.」誌は、「法的な理由」でフィリップスの論文を撤回した。この事件は、有名なネカトハンターのエリザベス・ビック(Elisabeth Bik)がブログに取り上げた、「カネが勝ち、科学が負けた」典型例と批判した。白楽は記事をまとめていて怒りがこみあげてきた。フィリップスは被害者でネカトしていない。国民の損害額(推定)は100億円(大雑把)。この事件は、2021年ネカト世界ランキングの「1」の「5」に挙げられた。
この事件は、白楽指定の重要ネカト事件である:企業にとって不都合な論文を、カネの力で削除させた「カネが勝ち、科学が負けた」典型例。削除したエルゼビア社の姿勢を疑う。

記事を読む → https://haklak.com/page_Cyriac_Philips.html