TDY、Temporary Duty。アメリカの軍隊用語で出張を意味する。世界の僻地の出張記録!TDYの次は日常の雑感

現役時代の出張記録。人との出会いと感動。TDY編を終え、写真を交えた日常の雑感を綴る。

折々の写真&雑感 397

2022年09月18日 | エッセイ
 私の双子の娘が統一教会に引っかかり、なんとか連れ戻した件について、色々と質問があった。

 「統一教会から連れ戻しただけで、呪縛(マインド・コントロール)が解けるのか」との多くの質問を頂いた。確かに連れ戻しただけでは何の解決にもならない。8月7日付の♯391と8月21日付の♯393をお読み頂ければご理解いただけると思うが、逃げられはしたが、二人の娘たちはM氏の説得を充分に受けている。統一教会が説得を受けたときの対処法を教え込んでいたとしても、M氏の説得はそれ程生易しいものではない。私も多くの信者の説得に立ち会ったが、M氏の統一教会の教えに対する造詣の深さは並の信者には到底及ばぬほどの深さがある。統一教会の教えの間違い、キリスト教を捻じ曲げて信者に教え込んでいる状況。その一つ一つに具体例を挙げての説得は非常に力のこもった内容であった。

 娘たちが逃げはしたが、それまではM氏の説得に納得し、統一教会と縁を切るように考えていたのではないかと思う。それが、私が安心しきっている態度を見て、急に統一教会に里心がつき、突発的に逃げ出すことにしたのではないだろうか。

 娘が戻ってきて暫くして、連れ戻しに尽力してくれたB君から色々と彼女らの話を聞いた。娘たちが逃げ出したとき、彼女らを引き取ったのは高田馬場にあるホームだった。通常であるなら、新しい被害者をひっかけて信者にさせるか、或いは霊感商法に従事させるのだが、娘たちはそのどちらにも熱が入らなかったようだ。一旦どこかで説得を受けても、暫くすると元の信者の状態に戻るのだが、M氏と荻窪栄光教会のグループの説得を受けると、元に戻すのは容易ではないらしい。そのような状態の時に上の方から「双子を親元に戻せ」との指示を受け、ホームの長は重荷を下ろした状態になったそうだ。

 M氏の説明に依ると、統一教会に居る間中はM氏の説得の内容が頭から離れないそうだ。統一教会の教えに基づき、真のキリスト教の教えを牧師と共に被説得者に教え込んでいるからである。

 話は逸れるが、M氏から説得を受けたあるお嬢さんは「霊感商法で何億円もの壺を売った。一生かけても被害者にお返ししたいが、自分の生きている間に返せるだろうか」と悩んでいた。また、各家を廻って数珠や印鑑を売り歩くことを命じられた信者は、無数の家の玄関をノックしていたので指に大きなタコが出来てしまったと自嘲していた。

 何処に行くにも感染の心配せずに行けた頃の、八尾のおわら風の盆の写真である。若い男女が徹夜で踊りあかすのだが、とてもその活力について行けない。撮影によい場所を見つけるだけで疲れてしまう。人と人の間をすり抜けて目的地に向かわなければいけないのだ。若い男女に交じって相当のお歳とお見受けする方々も踊っている。それに勇気を与えられて、又次の撮影地に向かったのを覚えている。















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