TDY、Temporary Duty。アメリカの軍隊用語で出張を意味する。世界の僻地の出張記録!TDYの次は日常の雑感

現役時代の出張記録。人との出会いと感動。TDY編を終え、写真を交えた日常の雑感を綴る。

折々の写真&雑感 431

2023年05月14日 | エッセイ
 二か月ほど前だったと記憶しているが、官僚を目指す東大生が大幅に減ったとテレビニュースが伝えていた。しばらく前までは、官僚が国を動かしていると自負する官僚が多くいると聞いていたが、変れば変るものだ。私は自然の成り行きだと考える。あのような質の悪い国会議員では国の政策は作れない。居眠りをしながら、ただ議員席に座っているだけの人たちが、官僚の書いた答弁をつっかえ、つっかえ読むだけが仕事のようだ。中には漢字を読めない議員もいる。全部にルビを振るか、全てをひらがなで書いてやればいい。そうすれば「追加予算」を「おいかよさん」などと読むこともないだろう。私が思うに、「おいかよさん」と読んだ議員は追加予算の正しい意味を理解していないし、それが及ぼす効果にも考えが及んでいなかったように思う。

 「議員は、字さえ読めればサルでも務まる」と書いたことがあったが、国会中継をご覧になれば、ご賛同頂けると思う。殆ど、例外なく、質問する方も答弁する方も紙を読んでいる。紙を読むだけなら、官僚の何倍もの給与(歳費)、その他に経費と驚くような特権を与えて猿芝居をやらせるぐらいなら、官僚の諸氏に議会の全てを任せては如何であろう。或いは国会議事堂なんていらないかもしれない。その跡地の利用と無駄な費用を使わなければ我々庶民の生活はもっと豊かになるかもしれない。そして官僚を目指す東大生の数も増えるだろう。

 国会で読まれる質問も答弁も、或いは言い訳までもがありきたりで我々の納得のいくものではない。官僚が「どうせ自分が読むわけじゃないから」と身を入れて書かないからであるように思える。官僚の諸氏が実際に国の政策を担うなら、もっと真剣に討議し、誰からも納得のいく成策が出来上がるような気がしてならない。

 官僚の諸氏は議員の詰まらない下請け仕事で連日夜遅くまで働き、時には夜中の一時、二時までになる場合があるそうだ。官僚のなり手が減るわけだ。今のような不況でも減るなら、景気が上向いてきたら、警察官と外務省を除いて、他の省庁は机だけになってしまう気がしてならない。

 24-105ミリのレンズに買ったばかりのブラックミストフィルターの#1を着けて近くの公園に行った。#05よりボケの具合はよい。但し、大きな花を撮るにはいいが、跪かなければ撮れないような小さな花を撮るには、24-105ミリのレンズのマクロ効果がいくら良くても、専用のマクロレンズには到底敵わないことを改めて感じた。そのような極小の花は、フルサイズのカメラより、APSサイズのカメラとの組み合わせがいいように思う。以前の組み合わせに間違いはなかったと感じたが、大きく伸ばすにはフルサイズのカメラを使った方がいいとも思えるが、どうも迷うところだ。













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