TDY、Temporary Duty。アメリカの軍隊用語で出張を意味する。世界の僻地の出張記録!TDYの次は日常の雑感

現役時代の出張記録。人との出会いと感動。TDY編を終え、写真を交えた日常の雑感を綴る。

折々の写真&雑感 383

2022年06月12日 | エッセイ
 最近になってブラック・ミスト・フィルターを購入した。何年も前に発売されていたので、ご存知の方も多くおいでになると思う。写真をソフトにするためのフィルターなので、私の写真の撮り方に相反すると考えて購入を全く考えなかった。それが、先に発売されていた#1の半分の効力の#05が発売され、そのフィルターの雰囲気に非常な興味を覚えたので購入した。最初に24mm-105mmのレンズに装着して試したときは、そのフィルターを使用したものと未使用のものと全く区別がつかなかった。此のフィルターが最も能力を発揮するのが夜の街の風景である。そのテストをしていないので、効果については何とも云えない。だが、逆光で樹木を撮ったところフィルターを装着したものは何となく葉が柔らかく、優し気な写真になった。夜の街の風景を撮るのが楽しみになった。

 ボケを出すなら、絞りを開放にして撮ればボケは最大限になるのは承知している。だが、その写真にボケと同時に柔らかさを求めることは出来ない。また、此のフィルターを用いることで逆光の撮影でも白トビをかなり防いでくれるし、明部と暗部の差を和らげる。それで、マクロ用に#1のブラック・ミスト・フィルターも購入した。狙いは、F11やF16に絞っても確実にボケ、芯はしっかりピンのある、柔らかい写真を撮りたかったからである。100mmのマクロレンズに#1を装着し、絞りは全てF11にして初めて撮ったのが以下の花の写真である。私の狙い通りの写真になったであろうか。もしそうでなければ私の腕が悪いのであって、フィルターの責任ではない。















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