TDY、Temporary Duty。アメリカの軍隊用語で出張を意味する。世界の僻地の出張記録!TDYの次は日常の雑感

現役時代の出張記録。人との出会いと感動。TDY編を終え、写真を交えた日常の雑感を綴る。

折々の写真&雑感 398

2022年09月25日 | エッセイ
 区の健康診断で受けた血液検査でLDLコレステロールの値が前年に比してかなり高いことが判明した。病院の医師から脳梗塞が心配なので、頸動脈のエコー検査を受けるように云われた。

 検査当日、エコー診断のお嬢さんに首の血管を検査器具でかなり強く押された。まるで鶏が首を絞められているように感じた。そのように云うと、一旦は笑い出し、多少力を緩めてくれたが、又強く押された。そうしないと血管内に詰まっている物質を計れないのだそうだ。終ったところで「どうだった?」と聞くと、「かなり詰まっています。でも、担当の先生がこの程度なら問題ないと云えば、問題ないと思います」とのことだった。そして、血管が一旦詰まると修復は不可能で、これ以上詰らなくするしかないとのことだった。

 エコー検査から何日か経って内科医の診察を受けた。検査の結果をパソコンのディスプレイで見せられ、かなりひどい状態だと云われた。この状態で脳梗塞にならなかったのが不思議なくらいだそうで、血管に詰まったプラークを取り除くには手術しかないが非常に危険な手術になるので薬物治療にすると云われた。コレステロールを下げる薬と血液をサラサラにする薬、それに胃の負担を軽くする薬を処方された。どうも深刻な問題であるようだ。一カ月後に血液検査をし、LDLコレステロールの値がどれだけ下がったかを調べて下さることになった。

 血管内のプラークは一年や二年で出来たものではなく、何年も何年も前から出来始めたもので、一部は既に固くなっているとの診断だった。以前の病院の内科医は、「コレステロールの値が高いから、卵は一日一個にしろ」としか云わなかった。頸動脈のエコー検査など一度も受けたことはなく、嫌がる私を無理やりに「萎縮性胃炎があるから」との理由で胃カメラの検査を受けさせられていた。10年以上も前の事であるが、その当時から今の病院の医師のように親身になって診察して頂いていれば、このような深刻なことにはならなかっただろう。残念だが仕方ない。だが、先生は重大なことだと云いながら、それほど悲観的には考えていない様子だった。処方された薬で、これ以上の悪化を防げる自信がおありなのだろうか。そう願うしかない。

 先週に続いて八尾のおわら風の盆の写真である。先週に掲載した写真の翌年の写真であるが、熱気は全く変わっていない。毎年9月の第一週に行われるのだが、それに合わせて前日から泊まり込みで行く人や、当日の宿を確保しておいて明け方まで精力的に写真を撮り続けている人も多くいる。













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