世間話(精神科通院) | カレイドスコープ(自閉系・如月の頭の中)

カレイドスコープ(自閉系・如月の頭の中)

カレイドスコープとは、万華鏡のことです。
高機能広汎性発達障害(自閉症スペクトラム)と診断された如月の、万華鏡のような頭の中の世界を書き連ねていきます。
ADHD合併、うつ持ち。不随意運動あり。
自宅療養しながら、アールブリュットのアーティストとして活動開始。

今日は、メンタルクリニックと内科の定期通院日でした。

いつものように、メンクリの順番取りをして、先に内科へ。

歩いて行ってもあまり暑くなく、ちょうどよい気温でした。

 

内科では、気象病で怠いと報告しました。

他は変わりなし。

そのあとは主治医の愚痴が(笑)

マイナ保険証のシステムが使えない、と。

ボロが続々出てきますね…。

紙の保険証でのレセプトの申請が通らなくなっちゃってたり、もうわやくちゃになってるみたいです。

 

あと、マイナ保険証は月に一回ではなく、毎回ピッてしないといけないみたいです。

使ってるアプリにもよるのかもしれないけど、話を聞いていると、なんか全然使い物にならない感じですね…。

受付でマイナ保険証のことでちょっと質問したら、「使ってる間にだんだんシステムがわかってくる感じで…お役に立てなくてすみません」と謝られたので、「いえいえ、役に立たないのは国ですから!国が悪い!」と答えてきました。

ホントにもう…(;´Д`)

 

その後は、メンクリに戻りました。

マイナ保険証を機械に通していたら、待合にいるおばあちゃんがそれを見ていて、「なんだか難しそうね」と話しかけられました。

「難しくはないんですが、なかなか顔を認識してくれなくて…」と答えたら、「作った方がいいのかしら」とおっしゃるので、「まだいろいろ問題もあるみたいですし、急がなくてもいいと思いますよ」と答えました。

話の流れで「おいくつですか?」と聞いてみたら、どう見ても違う年齢を答えているので、認知症かもしれないなと思いながら、「あれ?」と思うことがあっても話を合わせながら、色々喋ってました。

「あなたいつもセーラーとか可愛い服を着てるわね」っていわれて、すごくびっくりしました…。

待合で一緒になったことはあるかもしれないけど、如月は全然覚えていなかったので(;'∀')

 

おばあちゃん、ほんわかのんびり話す人だったので、如月もゆっくり返事を考えながらぼちぼち話して、なんだか癒されました。

「次の通院に来れるか(そのとき生きてるか)わからないわ」っておっしゃるから、「そんな、まだ大丈夫ですよ~」って言ったら、「ここへ来られるだけありがたいね」とおっしゃるので。

「本当にそうです、生きてるだけで充分すごいです」って返事をしました。

おばあちゃん、ニコニコしてました。

いくつになっても、生きてる限り悩みは尽きないものだなぁと思いましたね…。

如月も、自分のペースでぼちぼち生きてきましょうかね。

 

おばあちゃんが帰った後、診察室に呼ばれました。

毎日だるくて一日中寝ていたいのは、梅雨で仕方ないね、という話をして。

「まだまだこれから暑さ厳しい季節になるから、なんとかやり過ごすしかないねー」と主治医。

今年も猛烈な暑さになるみたいなので、夏が怖いです。

あと、人間がいる限り戦争はなくならないよね、2人しかいなくても喧嘩するもんね、という話をして、診察は終了。

 

知らないおばあちゃんとのんびりお話できたのは、一日中人を相手にする仕事をしていたおかげだなぁと思います。

ちょくちょく、話し相手のいないお年寄りの相手をしていたので、対応がわかるのです。

どんな経験も、どこで役に立つかわからないから、無駄なことって一つもないですね。