夏と言えばホラー、怪談話。幽霊は本当にいるのか否か | @ちゃんねるブログ アニメ速報



『テーブルターニング』と『こっくりさん』。

面白そうな記事を見つけたので、それに便乗する記事。

いきなりだけど、俺の曾祖母は霊媒師でかなり有名な人だ。

しかしながら、そんな一家であっても霊体験をしたなんて話はあんまりない。
そもそも俺自身幽霊は否定派なので、このばーさんお金ぼったくってんじゃないの? と家族に対してそんな疑問が沸くほどである。

幽霊っているの?


どうでもいい。見たことないからいない。そもそも興味ない。

という意見は多数あると思う。
現実問題、見えるという人はいれど、大抵自分から自虐風自慢のように
「幽霊見えるんだ、本当いやだわー」と胡散臭いことこの上ない。
そんな事を言えば俺だって、たまに夜中に変な声が聞こえてきたり、物が勝手に動いたり、しょっちゅうだ。
うわ、なんだ今の!? って思うが、普通の人ならそこで終わり、無かったことになるだろう。その程度のもんなんだ。

しかしそれを幽霊の仕業と解釈する人もいる。
現状で、これは解釈の違いとしかいいようがない。見える人からしてみれば、幽霊は見えてしまうのだから。
所詮認識の違いに過ぎないし、誰もそれを否定することができない。だから、見えない人にとってはそれがもどかしく、さらに否定的になってしまうのだ。

自分にとって赤色が、他人にとって青色に見える。
これをクオリアと呼ぶ。
幽霊が見える人は、一般的な赤色が、もしかしたら青色に見えているのかもしれない。

少々哲学的な話になってしまったけど、幽霊なんて今の時点ではそれと一緒だ。


幽霊が実際にいたらどうなるのか?


俺はつくづくゴキブリと幽霊がだぶって仕方がない。

仮に幽霊がいると証明され、頻繁に観測可能になったとしたら、おそらく人間ならばすぐに慣れてしまうだろう。
例えば、心霊写真。
それが自分だけに限定されて起こる現象だとしたら、確かに恐怖だ。異常だと言える。
けど、世界各国に幽霊が繁殖して、写真に写りこんだら「うわ、また写っちゃったよー」なんて笑い話にもなるだろう。それは共通であり、認知された事柄だからだ。
幽霊=メジャーな存在になれば、情報が脳内にある程度インプットされ、知ることで人間は恐怖から脱がれられるのだ。

俗に言う「怖いもの見たさ」ってのは、怖いから「その存在を知りたい」という人間の本能的なものが働いているのではないか。と見ている。

幽霊の何が怖いかって「正体がわからない」ことだからね。

一度それが世間に知れ渡れば、謎でも何でもなくなり、『いやいやたかが幽霊でしょ』と反応も鈍くなるはずだ。

そりゃもはや、夏になったらゴキブリが出たと同レベルだ。

だから幽霊が見えて、尚且つそれを恐怖と感じる人はゴキブリを怖がっているのに等しい。

よもや潜在的な人間の恐怖が、そんなゴキブリレベルにまで下がったら、ホラー業界は破滅してしまうな。
やっぱり幽霊はいないほうが色々と都合がいいよ。