ぼたもち | 新小岩は 楽しいミュージアム

新小岩は 楽しいミュージアム

東京都葛飾区新小岩
地域文化を楽しみながら〝まちの活性化〟に繋げるプレゼンテーションです。

14日、東京管区気象台は、靖国神社にある桜の標本木で「桜」が開花したと発表しました。平年より12日早く、昨年と同じ日の観測だそうです。東京としては、これまで最も早かった昨年に続き、統計開始以来、最も早い観測となったそうです。「広島」「福岡」や「高知」「東京」で咲き始めた「ソメイヨシノ」漢字では「染井吉野」と書きます。いまの東京都豊島区駒込あたりに「染井村」という土地があり、植木や花卉(かき)の生産地だったそうです。江戸時代末期に染井村の植木屋が「エドヒガン」と「オオシマザクラ」の品種を改良して「吉野桜」として売り出したのが「染井吉野」の始まりとされています。そして「ソメイヨシノ」は全国に広まっていきました。現在では日本に植えられている「桜」の8割が「ソメイヨシノ」になるそうです。新小岩にある小松川境川親水公園の「ソメイヨシノ」の開花は、標準木より「4日」ほど遅くなりました。

「ぼたもち」と「おはぎ」は、作る季節の花の名前に由来しているそうです。「ぼたもち」は江戸時代に「春」のお彼岸に食べられていたものだそうです。ある説では「小豆」を「牡丹」の花に見立てたことから、「ぼたんもち」と呼ばれていたのが「ぼたもち」に変わったとも言われているそうです。一方の「おはぎ」は「秋」のお彼岸に食べられていました。「秋」の七草のひとつである「萩」の花と小豆の形状が似ているため、「おはぎもち」と呼ばれていたのが「おはぎ」に変わったとされているそうです。

本日20日は、二十四節気の「春分(しゅんぶん)」でした。「春分の日」とは、太陽が真東から上がって真西へ沈むため、昼の明るい時間と、夜の暗い時間がほぼ同じくらいになるという日です。(「日の出05:46」「日の入り17:54」)夜が長かった「冬」が終わり、段々と日が長くなって「春」へと向かい始める日です。「お彼岸」は「春分の日」を中心に、前後3日間を合わせて7日間をさします。「春分の日」は「お彼岸」の「中日」といい、お彼岸の初日は「彼岸の入り」、終日は「彼岸の明け」といいます。お彼岸のお供え物「ぼたもち」です。「ぼたもち」は「春に咲く牡丹」を見立てているそうです。
屋根のない博物館(Virtual Museum)で「人が歩けば、活性化する」地域文化を楽しんで〝地域社会の活性化〟に繋げるためのプレゼンテーションです。
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