やたがらす | 新小岩は 楽しいミュージアム

新小岩は 楽しいミュージアム

東京都葛飾区新小岩
地域文化を楽しみながら〝まちの活性化〟に繋げるプレゼンテーションです。

平安時代に「蹴鞠(けまり)」は貴族社会で大流行しました。蹴鞠の名人と言われた藤原成道という貴族は、蹴鞠上達のために五十回以上も熊野詣をしたそうです。藤原成道は日記の中で、熊野大神の御前で「うしろまり」の名技奉納を行ったことについても語っているそうです。『蹴鞠(けまり)/① 蹴って遊ぶまり。鹿のなめし革で作った直径七、八寸(約二一~二四センチメートル)のもの。しゅうきく。② 古代以来、主に朝廷、公家の間で行なわれた遊戯。通常八人が革の沓(くつ)をはいて、鹿革のまりを足の甲でけり上げ、地に落とさないように受け渡す。蹴る回数の多少を競うとともに、まりの軌跡や蹴手の姿勢の優美をも競った。普通、鞠壺(きくつぼ)、または懸(かかり)と称する七間半(約一四メートル)四方の東北の隅に桜、東南に柳、西南に楓(かえで)、西北に松を植えた庭で行なわれた。鎌倉時代、後鳥羽院の頃に体系化されるようになり、難波流、飛鳥井流などの流派があったが、雅経を始祖とする飛鳥井家が室町以後江戸時代を通じて主流となって、将軍家御師範家として栄えた。しゅうきく。(出典:コトバンク/精選版日本国語辞典)』鹿革でできた鞠を蹴り合う蹴鞠は、鞠の所作がサッカー(蹴球)に近いと言われています。

「八咫烏(やたがらす)」は、世界遺産の熊野三山で神の使いとして祭られ、熊野本宮大社の主祭神である家津美御子大神(けつみこのおおかみ)(素盞鳴尊/天照大神 (あまてらすおおみかみ) の弟/素戔嗚尊すさのおのみこと)のお仕えです。日本を統一した神武天皇を、大和の橿原まで先導したという神武東征の故事に習い、導きの神として篤い信仰があります。八咫烏の「八咫」とは大きく広いという意味です。八咫烏は太陽の化身で三本の足があります。この三本の足はそれぞれ「天」「地」「人をあらわす」といわれています。日本の歴史における八咫烏の出現はきわめて古く、「古事記」「日本書紀」「延喜式」をはじめ、キトラ塚古墳の壁画や福岡県珍敷塚古墳横穴石室壁画、千葉県木更津市高部三〇号噴出土鏡、世界最古の油絵である玉虫厨子(法隆寺蔵)の台座にも見ることができます。

財団法人日本サッカー協会(JFA)のマークは「八咫烏」です。神武天皇の故事に習い、よくボールをゴールに導くようにとの願いが込められているそうです。熊野本宮大社には、日本代表サッカー選手や財団法人日本サッカー協会の人たちが、必勝祈願でご参拝されているそうです。サッカー日本代表は、「2022FIFAワールドカップ アジア最終予選」B組第6節を終えて2位につけています。残り4試合の全勝を祈願します。4勝すれば、大陸間プレーオフに回ることなく、W杯出場権を得ることができます。6節終了時の「グループB組順位表」1位 サウジアラビア(勝ち点16)、2位 日本(勝ち点12)、3位 オーストラリア(勝ち点11)4位 、オマーン(勝ち点7)、5位 中国(勝ち点5)、6位 ベトナム(勝ち点0)27日は、ホーム「埼玉スタジアム2002」での「中国代表」戦です。


屋根のない博物館(Virtual Museum)で「人が歩けば、活性化する」地域文化を楽しんで〝地域社会の活性化〟に繋げるためのプレゼンテーションです。
メインナビ(本画面上部)「Home」より、地域資源利活用研究会「ホームページ」をご覧頂けます。