危機感と目覚め |  ZEPHYR

 ZEPHYR

ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

マグロだ、と奥さんが言いました。
自分のことを。
回遊魚ですよね。常に泳ぎ回っていないとダメだ、何か目標とか、やらなきゃいけない切羽詰まったことがあれば頑張れるが、そうでないとだれてしまう、と。
 
実は、私も自分自身に同じようなことを感じています。
ここのところ、ちょっとだれているように思います。
 
昨日の新月メッセージは、自分にも痛く跳ね返ってくるもので……。
 
人生にはバイオリズムのようなものがあります。
「労働する」「頑張る」というような傾向は、私の場合、1992年頃から顕著になりました。
ちょうどその頃に、書き下ろし小説もすべて書き尽くし、その後、小説家としては地に落ちましたので、(笑)
仕方なくホテルで働くようになったのがこの頃。
 
その後、21世紀に変わるちょっと前くらいから、かなり極限的な労働期に入りました。
これは10年単位くらいでホロスコープを見たときには、はっきり出ているのですが。
 
2013年に完全にホテルの仕事から身を引くまで、メッチャ働きました。
占星術師とホテルの仕事、たま~に入る小説の仕事。そして2006年から大学。
 
まさに必死に泳ぎまくっていたわけです。
あの極限的な労働期間の反動なのか。
それとも、たんに怠け者になっちゃったのか。
 
あの頃のような働き方というのが、どうもできない。
で、つらつらと思うに。
 
一番の原因は、あの頃のような「危機感」が薄くなったということなのですね。
子供たちをなんとしてでも社会に出さねばならない。
生きていかねばならない。
食べていかねば。
家・家族を守らねば。
 
危機感が薄れると、へたをすると堕落しやすいのかもしれません。
 
一度、どん底を経験しているので、よけいな贅沢をしたいのでもない。
日常が維持できればありがたい。
というのは基本あるのですが、その日常ラインで停滞した、みたいな意識?
 
あんまりだれると、どこかで目を覚まされるような展開もあるかもしれない。
 
昔。
それこそ母や亡父、あるいは亡祖父母など(その上も)。
戦争を体験している人たちにとっては、あの戦時下に生きることのほうが、贅肉のない生き方だったという側面もあります。
今よりも高潔な人が多かった、と。
 
これは一つの見方ですし、ではあのような戦争があったほうがいいという暴論でもない。
あっていいわきゃない!
そこは誤解なきように。
 
でも、実際に、震災とか、そのような緊急事態の中で見える光みたいなものもありますよね。
そんなときだからこそ入るスイッチみたいなものもある。
人としてのスイッチ。
 
目覚めのスイッチですね。
 
今はこのスイッチを入れたいときです。
コロナ禍の評価も人によって異なります。
これも、おそらく何かのスイッチを入れに来ていると思われるのですが、個人によって受け取り方も方向性も異なるはずです。
 
でも、軸はおそらく、目覚めること。
それぞれに。
 
じゃないと、ビリッとショックが来るかも。
ショックが来たら、いやでも目覚めるので。
 
 

☆ZEPHYRオリジナル・タロット注文受付→こちら

☆占星術・タロット鑑定のお申し込み→こちら

☆2020年の12星座運勢→こちら

☆ゼファーの電子書籍→こちら

 

 

ポチしてくださると、とても励みになります。(^人^)

     ↓

 
人気ブログランキングへ