藁をも掴んでいた日々 | 【夏海のお部屋】精神薬の完全断薬から丸10年の軌跡

【夏海のお部屋】精神薬の完全断薬から丸10年の軌跡

夏海のお部屋へようこそ

あなたは、あなたのままで良いんだよ

毎日頑張って生きてるよね、私たち。

頑張っていても、頑張れない日も、あなたのことが大好きです。

こんばんは。

夏海のお部屋の夏海@今日はレトロな遊園地を見つけました💖です。


入場無料のこの遊園地の財源って、

一体どこから得ているのだろうと不思議に思います。

(観覧車の向こうにジェットコースターがあります。乗りたかったわー🤣)



さて。

私は背が低いので、

洋服や靴選びには苦労をしました。


見つけたタイミングで買わないと

次にいつ出会えるのか分からないから、

目の前に現れたものを

次の機会にしようと諦めることは

かなりの覚悟を持って諦めてました。



何なら、手に取った二つとも買ったりね笑



で、そんな背景がある私がうつ病になり、

思った通りの睡眠が取れない日々を過ごしていました。



今思うと、

抗うつ剤で興奮状態にさせていたのだから

そりゃ眠れんわぁと思うのですが、


当時の悩みは深刻で、

色んな情報を仕入れては試していました。



枕もいくつも変えたし、

寝具や衣服、眠る向き、灯り、

眠る時間、お風呂に入るタイミング、

食事の時間や朝(寝床から)起きる時間、

寝床に入る時間

栄養やアロマなどなどなど、


お金が掛かるものやら

生活習慣やら

兎に角色んな方向にアンテナを立てて調べては

試してガッカリする。。。

を繰り返していました。



そんな中、某テレビ局の

ガッテン❣️と納得する番組で、


まぶたの皮が余っているから

それを持ち上げる為に

絶えず力が入って緊張している


と言う病気、

眼瞼下垂(がんけんかすい)の特集をしていました。


肩こりや頭痛や緊張や睡眠障害など、

色んな症状が紹介されていて、


これだ❣️と思って形成外科を受診したら、

軽い眼瞼下垂であるとの診断が下りたので、

瞼の皮を切開する手術を受けました。



今思うと必要なかった手術ですが、

(結局何の役にも立たなかった💦)


過剰な緊張さえ取れて

兎に角ちゃんと眠れさえすれば

うつ病は何とかなるのにと

真剣に悩んで選んだ結果なので、


あの時の私や私の選択を責めることはなく、


あの究極の状態の中で

よく頑張って生きてきてくれたなぁと思うんですよね。



過去の私のことを思うと、

沢山の

不確定な藁(わら)にすがっていたなぁと、

それだけ切羽詰まっていたのだなぁと思います。



私は研究者でチャレンジャーなので、

とにかく私で試して

真実かどうかを確かめたいと思う性分なのですが、


大多数の人はそうではないのだなぁと苦笑



痛い思いも沢山して来ましたが、

そうやって生きてきた経験値は

今に生きているように感じます。


本当は、

藁に縋らなくても良い人生の方が良いのだけどね(笑)