母との備忘録

テーマ:

今日は私の母の備忘録として

書いていきます。

 

母の病気の話で

しかもかなり重いので、

辛くなる方もいるかもしれません。

 

辛くなりそうな方は

そっと閉じてください。

 

あ、その前に、

ブロ友さんの大切な方に

お知らせください。

 

体の健診はまめに、せめて年1回、

そして何か違和感があれば、

元気であっても全身を調べてください。

 

意外なところに落とし穴がありますから。

 

 

 



 

今年80歳の母。

 

がんになりました。

 

それも予後が悪いと言われている膵臓がん。

 

今はとても元気で、

がんを患っているなんて全然みえません。

 

ではなぜそんな母が

がんを見つけることが

できたのか?

 

それは逆流性食道炎で

通院している消化器内科で、

もう80になるから数年ぶりに

内臓のがん検査(血をとる)やろうか

という気軽な感じからでした。

 

1回目の検査で異常がでる。

その1ヶ月後、ふたたび検査しても

異常(炎症反応)がでたので、

精密検査をした結果、

腫瘍を見つけたという経緯になります。

 

今更ながら

初回の血液検査後、1ヶ月も間をおかず、

すぐに精密検査をして欲しかったです。

 

そんなこと言っても

後の祭りなので口には出しませんが

今となってはあの時、

ああしとけばということが

多々あるそうです。

 

定期検査をしていれば、、、

腰の痛みを違う視点で見れていれば、、、

甘いものを食べ過ぎていなければ、、、

 

ただ、唯一良かったのは

80という節目だったということ。

これが78や77だと検査をしましょうとは

ならなかったから。

 

膵臓がんによく見られる症状は

母には見受けられず、

だからこそ、

がんは静かにみつからないように

母の体を蝕んでいったのです。

 

今は大人しくしているがんですが、

いつ大暴れしてもおかしくない状況なのです。

 

 


 

検査入院1週間目の昨日、

ドクターとの相談で

現状と治療方針、

そして聞きたくない余命まで聞かされました。

 

 

記録のために現状を書いておきます。

 

膵臓の大事な血管にがんがくっついているので

手術は難しい。

 

抗がん剤治療をやってがんを小さくしてからなら

手術は可能になるかもしれない。

 

現状の大きさ6センチ。もう少し大きくなっていたら手術も出来なかったらしい。

 

余命 何も治療しなければ1年未満。治療しても劇的に伸びるとは言い難い。

 

転移はない

 

ステージは今検査中でわからないとの事。

 


 

ドクターとの話の時は辛うじて

涙を止めて聞くことができました。

 

しかしね、その後の家族会議の時、

絶対、母のまえでは泣かないと決めていたのに

涙がでて止まりませんでした。

 

 

母は覚悟をきめていると。

「自分より私や父の方が心配よ」と。

 

お母さんがいないと気軽に話せる人がいなくなるのではないか、、、

面倒をかけて、あなたの心身が心配、、、、

娘にお母さんがいなくなることは辛い事、、、ごめんねと。

 

 

 

やめてよ。

そんなこと口に出さないで。

一気に悲しい感情、辛い現実に突き付けられるから。


心ではまだまだ母に頼りっきりで、

本当の意味で親身になって相談にのってくれるのは母しかいません。

 

でもそんなことは言えません。

 

だから

私は大丈夫、何歳だと思っているの?もういいおばさんですよ。と。

 

 

大人になって、子供ができてから

やっと両親のありがたみを実感し、

まだまだ恩返しができていないんだよ。

 

私は大丈夫、どんどん頼ってください。

 

 

 

 

でもね、心が辛い。

ふとした拍子に涙が出る。

 

でも母のため、気を落としている父のため、

がんばりたい。

 

ここに書く事で頭の整理をしたく

書かせていただきました。

(全然整理できていませんが)

 

母との会話、思い出、

忘れたくないから、

たまあに書かせて頂きます。

 

 

1年後、まだ母と笑っていたら過ごせていたら良いなニコニコ

 

 

次回からは普通のブログに戻りますニコニコ