山之介です。
「道の駅 福光」に戻って来ました。
荷物をカーゴルームに入れていたら、「あらら」こんなところにも雪吊りのお手本が。
この「道の駅 福光」は超人気で開店から2時間も経つと第1駐車場は満車で、第2駐車場の空きを探すのも大変なほどに賑わっていました。
時間も大幅に余ってしまったのでその秘密をウォッチングです。
小ぶりだけど「松茸」が4本で1,500円。(アメリカ産でした。)
「ギンナン」が小さいの~大きいのまで多種有って280円~1,000円。
「ムカゴ」が250円。これ「ムカゴご飯」にしたら美味しいんですよ。
うちでは先月に長いもを掘る前に「ムカゴ」も収穫したのですでに「ムカゴご飯」は味わっています。
「無臭ニンニク」が1パック250円。安っ!
無臭だから安心して食べられますよね。
この他におはぎが3つで360円。
幕の内弁当が560円。ミニ幕の内が350円と思わず買っちゃいそうになりました。
もう時刻は11:30を過ぎていますからね。お昼にするにはちょうど良い時間。
しかし、今日はお昼を持って来ているのでここはぐっとガマン。
結局、280円の「ギンナン」を1袋買いました。
帰ったら「焼きギンナン」や茶わん蒸しにしてもらおうっと。
ファンタグレープで一息ついて、「さあ、これからどうしましょう?」
「国見ヒュッテ」まで車で行ってそこでお昼にしようか?
と、いろいろ考えながら手元の「殿様街道」のコピーしたマップを見て気付きました。
さっき残した3ヶ所以降は「県道福光金沢線」に沿って旧道があるみたい。さらに観音像も県道沿いに奉納されているみたいです。
これならアスファルトの道を歩かなくても車で追っかける事が出来そう。
そうと決まれば即出発です。
まずはさっきの16番~18番まで戻ります。
最後の11番から民家横の旧道に入っていきます。
「17番観音」を見つけました。11番の場所からすぐでした。
この先、道の両側からせり出している枯草に車体を擦りながら進みます。
この先で4差路になっていてその角に「16番観音」がありました。
コピーマップを見ると「18番観音」はいつも「医王山」に登る時に使う林道にあるようです。
「そんな場所あったかなぁ?」と思いつつ、見覚えのあるこの「百万石道路」に入っていきます。
あっ、フロントガラスのこの黒いのはさっきの細い道でバックした時に前輪で掘り上げた泥がくっ付いたものです。
ボンネット上はスリップでタイヤが跳ね上げた泥で汚れまくっています。
もちろんタイヤハウス周辺も泥だらけ。
「百万石道路」に入ってすぐの所に「18番観音」がありました。
この道はもう何十回と来ているのに今まで全くこの観音様に気付きませんでした。
再び県道に戻って「金沢市」方面に進むと、
道の脇にこの看板。この近くに次の観音様があると思って車を停めてサンダルでうろつきましたが見当たらず。
県境になるこの標識の
真下に「21番観音」がありました。
次はどうやら旧道にあるようです。
「石川県」は幹線道路の整備が行き届いていて、この先「金沢市内」までほぼ信号の無い道路に造り替えられています。
その左右の脇に旧道があるわけです。
この道の出口付近にあると読んだので入口に車を停めて、サンダルで枯葉に埋まる旧道を300mほど歩きましたが発見出来ず。
車まで戻って運転すると旧道の出口からすぐの広くなった場所に
「22番観音」がありました。
さらに県道を進んで今度は右手にある旧道の入口に入りました。
右手に行くと畑になってしまうこの二股を左に進んで
すぐの土手に「23番観音」。
そのまま進むとこのようなゲートがあって右に進むと
この先は車で行けないんですよ。狭くて。
無理やりUターンしてさっきのゲートまで戻ってそのあたりに「やっと見つけた」と「25番観音」。
今居るゲートから左にも車で行けそうにないので一旦県道に戻って、「医王ダム」手前から左の脇道に入りました。
この標識のすぐ向うの左手に
「27番観音」を発見。予想通り発見出来て嬉しい。
「通行止め」と看板が見えているのでここに車を停めてサンダルで歩くとすぐそこに
「26番観音」を見つけられました。
顔を上げるとすぐそこに見えたのはさっきのゲートじゃないですか。
向こうからここまですぐだったんですね。これ、車で通れたと思います。
三たび県道に戻ってマップを頼りに移動。
往来が激しいのでここに車を停めて、県道の脇のあの小屋あたりが怪しいと思うんですよねー。
丹念に調べるも見つからない。
「ひょっとしてトンネルの中?」と近寄っていくと
ありました。
看板が倒れていたので直してあげました。「29番観音」
「こうなればお次はトンネルの出口だな。」とアタリを付けてトンネンルを出て路肩に駐車。
ありましたよ「30番観音」。
次は県道の右と読んで右側を見ながら進むも発見ならず。
2往復くらいすると草むらに祠らしき物を発見。
「31番観音」でした。
最後の2つは幹線道路の県道から「二俣」の町に入る道を進みます。
「32番観音」
そしてこのカーブミラーのある少し広くなった崖の上に
なぜか「28番観音」です。
これで観音様についてはコンプリート。
途中欠番になったいくつかは見逃しではなく喪失してしまったようです。
しかし、いくら「石川県」が交通の便を良くするのが得意とは言え、「富山県」側の古道はたいへん趣きのあるものでしたが、「石川県」側って風情も何にもなし。
ただ幹線道路を通って探すだけ。
「福光町」の古道ってマップを頼りに番号を順位に探す、言うなれば小学校の宿泊研修で良くやったオリエンテーリングのような感じでとても楽しかったのですが、「金沢市」側になるとまるで測量でもしているみたいです。
そりゃ歩きで探せばもっと楽しいんでしょうけど、古道についての案内板も何1つ無いからなんだか拍子抜け。
これで観光の「古都金沢」って言うんだから正直少し呆れました。
観光収入にならない所は”ほったらかし”なんですね。
ちょっとだけここにも予算を割り振ってくれればいいのにね。
だってそうでしょ?この古道はあんたのところのお殿様が通られた道なんですから!!
しかし、1つだけ非常に関心した事がありました。
ここまで読んで来てもうお気付きの方もいらっしゃるかも知れませんが。
それは「ぬく森の郷」の「14番観音」以降、県道沿いにある観音様全てに真新しいお花が供えらえていた事です。
道や案内板がどうこうは置いといて「福光町」か「金沢市」か分かりませんが、この付近には非常に信心深い方がいらしゃって供養をされていると言う事です。
それでは仕上げに「本泉寺」に向かいます。
ここが本来歩いて来てゴールとなるはずだった「本泉寺」。
お寺の掲示板の文言て何故かどこも意味深ですよね。
立派な山門です。
山門は「金沢市」の文化財に指定されているようですが、実はこの「本泉寺」は「蓮如上人」の叔父の「蓮乗」が建てたものです。
「蓮如上人」と言えば3年ほど前に「道宗道」をきっかけとして「福光町」の「たたら場」や「土塁」、そして「井波町」の「瑞泉寺」、「城端町」の「善徳寺」などとその足跡を辿っていたわけです。
その続きが数年経ってここで繋がるとは不思議なものです。
お寺自体は大した事はありませんでした。
境内からは「医王山」を眺める事が出来ます。
景色越しに「安政3年」の世の中が見えたような気がしました。
ここまで歩いて来た時には県道に出てバスに乗って戻る予定でした。
その時予定していたバスの時間が13:35発。
あのまま「ぬく森の郷」から歩いて来れば13時頃にはここに立っているつもりでした。
そしてもう1ついわくありげなのがこのバス停の横にあるこの建物。
この県道は車の免許を取った頃からもう何十回とドライブに来ています。
その帰りにこの建物のそばの自販機で飲み物を買っていました。
その思い出深いこの場所が全く別の件で訪れたゴールと重なって本当に驚きました。
ここまでどこに観音様が奉納されているか分かりましたので、次回こそはここまで歩いて辿ってみようと思います。
時刻はすでに13:10。
「国見ヒュッテ」でお昼にするつもりでしたが、すぐ近くの「医王ダム」でお昼にしようと思います。
ここが「医王ダム」。「金沢市」の水源なのでしょうがもう枯渇寸前みたいな感じでした。
早く雨や雪が降って水量が増えると良いですね。
今回もお昼はスープパスタにしようと思います。
お湯を沸かして最初に「マロニー」ちゃんを茹でます。
1分後に「早ゆでパスタ」とコンソメを投入してさらに1分。
「ぎゃあぁ。」乾燥野菜と乾燥エビを入れるのを忘れていました。
ちょろっとだけ追加してさらにひと煮立ち。
きざみ海苔をまぶして出来上がり。
今回は「道宗道」縦走の時より量を増やしました。
これ、やっぱりイケますな。
あっという間に完食。
後半は車での移動でしたがこれで「古道 殿様街道」のファーストアタックは完了です。
この古道を訪ねてみたい方、ご案内いたしますよ。
山之介
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先々週末の土日は雪吊り作業。
先週1週間はほぼ毎日雨でジョギングも出来なかったら、たった1週間足らずで体重が1kgちょっと増えていました。
また減らさねば。