山之介です。

 

 1月12日(水)から14日(金)にかけてまとまった雪をもたらした前線も

 

通り過ぎて行けば「日本海側」でも晴れがやって来ます。

 

 1月15日(土)は「午前中は曇りで昼から晴れ」の予報。

 

 この日登ろうと思っていたのは「小牧ダム」側からの「牛岳」。

 

 だけど平地でも30cmほどのまとまった積雪があったので、山間部なら倍ほどの50~60cmほどは積もっていそう。

 

 このコースは普段からも登る人が少ないのでちょっとラッセルが大変かも知れない。

 

 そこでダメそうなら「八乙女山」を第2候補に。

 

 「八乙女山」ならそこそこ人も入っている事でしょう。

 

 

 

 外に出てみると意外にも曇り空。昼から晴れる予報の時は朝から晴れるのが当たり前だったのに。

 

 昼からの晴れで融けてくれる事を期待して出かける前に8:30頃から30分ほど家の雪すかし。

 

 「LA〇SON」でいつものモーニングコーヒ(100円)を「クオカード」で支払い。

 

 外気温計は1℃で体感温度もまさに1℃だったのですが

 

 田んぼの間の道を通ると圧雪状態のツルツル。

 

 こんな時こそ4駆をセレクトしてアクセルGOー。

 

 4駆って走り出す時は力強いけれど、ブレーキング時は2駆と変わらんよのね。

 

 なんならスピードが乗っている分余計止まらんし。

 

 この時も赤信号でABS効きまくりでヒヤッとしました。

 

 あと、エアコンは年中「AUTO」でこの車を買ってから「A/C」を切った事が無く、設定温度は年中25℃。

 

 冬場はデフと足元暖房優先にしてあるけれど、他の3シーズンは全て「AUTO」に合わせてあります。

 

 自分て完全オートエアコンでなきゃダメなのよ。

 

 正面に見えて来たあれが「富山市・南砺市」の名峰「牛岳」。

 

 その右手の山並みが「八乙女山」で赤矢印辺りが山頂です。

 

 この2つは近いからどちらにでもすぐに変更できます。

 

 「国道471号線」に入るとちょうど除雪が終わったばかりのようで、除雪車が戻って来ました。

 

 「小牧ダム湖」は寒々。

 

 豪雪地帯へと向かうこの国道も除雪直後とあって通り易い。

 

 路肩の駐車場には1台しか停まっていませんでした。

 

 Uターンして登山口を見るとその車の持ち主と思われる人の踏み跡1人分だけ。

 

 「こりゃあかんわ。」

 

 ちょっとどころか登山口から山頂までほぼ3時間ラッセルじゃキツ過ぎまっせ。

 

 引き返す時に「小牧ダム」から出発した人がもう1人いらっしゃいました。がんばってね。

 

 「井波町」まで戻って来てここから「閑乗寺公園」に向かいます。

 

 この上に建設会社があるのでそこまでは除雪されているのですが、その先はどうなっているか不明。

 

 除雪後の10cmほどの積雪を蹴散らし駐車場まで来たら、なんと満車。

 

 40台くらい停まっていました。登山者なのかそれとも雪中キャンプの人達なのか?

 

 今日も防寒長靴にRVスコップ。今日は気温が低そうなので防寒テムレスも装備。

 

 10:10 かなり遅めのスタートです。

 

 ゲレンデ跡を登って展望台から向こうに「医王山」。

 

 もうすでにトレースは完全に出来上がっていました。こりゃ20人は入っていそうだな。

 

 工事はとっくに終わったと思っていたのにまだ続いていたのか。本来は右手の登山口から登るのですが今回も迂回させられました。

 

 積雪があるから絶対工事は中断していると思うけどね。

 

 ここから登って本線に戻ります。

 

 気温は終始3℃以下でした。

 

 しかし、本線まで来ただけで背中は汗びっしょり。

 

 ここで上着を脱ぎました。今日もザックの横に張り付いている「寅蔵」君。

 

 6合目のお地蔵さまが埋もれていたので

 

 RVスコップで掘り出してあげました。

 

 右手に見える「砺波平野」と「散居村。」

 

 きれいなトレース。

 

 新雪の上面からトレースの底までは軽く30cmありました。

 

 いつも思います。「最初にラッセルした人ってスゲェな。」

 

 おっと、ここで杉林を通るはずはないんだけど・・・。先頭の人がこっちを歩いたからそのままラッセルが出来ていました。

 

 駐車場に着いた時にちょうど出発して行った人に追い付いてロックオン。

 

 「寅年」だからか黄色と黒でコーディネートされています。なんとスノーシューまで金色で統一されていました。

 

 7合目に到着でさっきの人に声を掛けました。

 

 「寅年だから黄色と黒?」

 

 『ま、一応そうです。』

 

 と、お答えになられたその方は72、3歳くらいのおじいさんでした。お元気な事です。

 

 おほー、杉の木が凄い事になっている。

 

 毎日雪すかしで雪はもううんざりだけど、山で見る雪景色は美しい。

 

 8合目まで来ればもう着いたも同然。

 

 8合目から始まる階段地獄はすっかり雪に埋まっていました。しかし、団体さんは好きなところを登って行くネ~。

 

 9合目で10人の団体さんとすれ違い。20~30代の若い人ばっかりでした。

 

 この1本道で降りて来るソロ男性とすれ違いで横によけていたら、何となくその人は「ゆうごうさん」かなと思いました。

 

 「ゆうごうさん」とは直接面識はありませんが、年末に「八乙女山」に登った時に「鶏塚」で昼食を作っていた時ら横を通って行かれた人です。

 

 その時の男性と体格が良く似ていたので「これはゆうごうさん?」と思っていましたが、違ったのかな?

 

 11:35 「大平展望台」に到着。

 

 「大平展望台」までのログ。

 

 正面に見えるは当初登る予定だった「牛岳」。その左肩にうす~く「剱岳」が顔を出していました。

 

 今週に入って感染者が急増した事、駐車場が満車だった事を考慮して、今日は息が上がらない内はマスクをして登っていました。

 

 しかし、そんな時に限って展望台は無人。なんて事だ!!

 

 展望台から「八乙女山避難小屋」に向かうと屋根に「にニコちゃんマーク」が。

 

 賑やかな声が聞こえて小屋前には13人ほどの団体さん。

 

 これで今日はすでに30人くらいと会っています。

 

 こんだけ人が入ればそりゃトレースも出来ますな。ありがたや、ありがたや。

 

 ここから本当は正面の反射板コースを登る予定でしたが、見える限り踏み跡は1人。

 

 結局、今回も左手の「道宗道」を辿る事にしました。

 

 こっちはラッセル完了済です。

 

 「良い尾根だ。」 ここからはさすがに雪が深くてトレースが出来ていても壺足だとズボズボ沈むほど。

 

 トレースを辿って行くと最初に着いたのは奥にある山頂「副郭」でした。

 

 12:00ジャスト、「八乙女山(副郭756m)」山頂に到着。

 

 「副郭」までのログ。

 

 6合目あたりで拾って来た落ち葉で「雪ダル男」君作ってみました。

 

 「雪ダル男」君と「寅蔵」君のツーショット。『いちいち比較に持ち出すなよ。』

 

 ちょっと奥にある「井波町指定天然記念物の大杉」。

 

 その近くが出始めた青空からの日差しもあって暖かそうだったのでここでお昼に。

 

 足場を踏み固めてテーブルを出そうとしたら忘れて来た。

 

 「どうしよう。雪のテーブルだけでは不安定すぎる。」

 

 そして山頂から手袋脱いでうろうろしていたら手がかじかんで来た。

 

 やけに寒くて上着を着たけれど山頂付近での気温は1.5℃。

 

 今日は寒すぎて山でのお昼は諦め。

 

 さっさと車に戻って車内でお昼にしようっと。

 

 「八乙女山(正郭)」の標識は半分埋まっていました。

 

 「正郭」までのログ。

 

 こちらは「正郭」そばの「井波町指定天然記念物の大杉」。

 

 写真を撮っていたらあの虎おじいさんも到着。

 

 寒くて一緒に下山。

 

 この2本の木立のちょうど隙間から

 

 「剱岳」が見えました。こっちはまだ曇っているけれど「立山町」方面は晴れて来ているみたい。

 

 「避難小屋」まで戻って来たらあの団体さんが下山されて中は空っぽだったのでここでお昼にしようっと。

 

 今日はこれだけ持って来ました。

 

 野菜の寄せ鍋にがんもどきとおもちを入れようと思います。その他に小エビときざみ昆布。

 

 デザートは栗入りぜんざいに白桃ゼリー。

 

 水150ccに寄せ鍋の素と「サトウの切り餅」を入れます。

 

 小エビときざみ昆布をトッピングしてさらに味付け。

 

 一口がんもも(8個)全部投入。

 

 野菜を入れたらてんこ盛り~。

 

 蓋でぎゅう~っとして15分ほど煮込みました。

 

 がんもとお持ち入りの寄せ鍋の出来上がり。

 

 寄せ鍋と言うよりこれはもうお雑煮ですね。

 

 寒い中での熱い寄せ鍋は最高~~。

 

 さすがに今日はお腹一杯で雑炊までは無理。

 

 デザートに移ります。

 

 「どうだい寅蔵君。」 『さっきの寄せ鍋は分けてもらえなかったぞう。』

 

 ガス缶が冷えて火力が上がらずなかなかお湯が沸騰してくれなくてちょっとぬるかった。

 

 お腹パンパンになったのでゼリーは諦めて13:15下山開始です。

 

 長く休んでいるとだんだん体が冷えてしまう。ここでは1.6℃か。

 

 さすが人気の山。午後からもどんどん人が登って来ます。

 

 東の「尖山」に西の「八乙女山」って言う感じですね。

 

 再び「大平展望台」に戻った時には「毛勝三山」が見えていました。白さで言ったら1番きれいな山かも。

 

 幻想的~。

 

 7合目の下まで降りて振り返る。あそこらへんが山頂かな。

 

 迂回路迄戻りました、本来ならここで右へ行かなきゃならんのですが、どちらかの団体さんが直進している。

 

 跡を辿ったらやはり朝とは別の場所、本来のコースの一部を歩いていました。

 

 5合目付近では杉の枝からさらさらと落ちる雪が

 

 「風の谷のナウシカ」の腐海の底に降り注ぐ浄化された砂みたいになっていました。

 

 今日はここまでに16~17組、60人ほどの登山者が入っていました。

 

 まるで車が通ったかのようなトレース。そりゃ延べ60人近くも歩けばこうなるよね。

 

 今日も自作かんじきの出番は無かった。

 

 無理して履いても良かったんだけどその手間が面倒くさい。

 

 「閑乗寺展望台」から俯瞰。

 

 旧ゲレンデを下って行くと朝はなかった雪中キャンプのテントが次々と建っていました。

 

 このテントなんて薪ストーブ完備だよ。

 

 いやー、ここ2、3年のキャンプブームで変わったよねー。

 

 14:10 無事下山。

 

 下山までのログと

 

 「八乙女山」のログ。

 

 駐車場の車は朝と同数停まっていましたがハイカーからキャンパーの車に総入れ替えされたようでした。

 

 今回はまとまった雪でラッセル覚悟でしたが思わぬ多数の先行者のおかげで助かった。

 

 

 

 今日は風呂の用意をしないと聞いていたので「牛岳」登山口方面へ再び戻って、久しぶりに「おまき温泉 和園の湯(440円)」へ。

 

 ここはシャンプーとかのアメニティが無いから持参の必要がありますが、柔らかいお湯で冷えた体が温まりました。

 

 

 

 帰りに麓のホームセンターで「藤の木」製のかんじきを買いました。

 

 自作のかんじきすらまだ使ってもいないのに新たに買うなんておかしいだろ?

 

 でも税込みで2,980円ってあの「Am〇zon」より安いんだもん。

 

 滑り止めが付いていないから多少使いにくいかも知れんけど重さは両方でたったの420g!

 

 滑り止めはまた工作して付けてしまおう。

 

 

 

 帰宅したら散らしておいた雪がすっかり融けていたのでまたまた雪すかし。

 

 雪すかしはまめにやらないと雪はなかなか溶けないからね。

 

 少しづつでもやっておけばどんどん融ける。

 

 明日からまた次の寒気で数日雪になるみたいだし。

 

 あ~あ、って感じ。

 

 

 

 山之介

 

  

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 この日の感染者がとうとう2万人を突破と夜のニュースでやっていました

 

えらいこっちゃ。