1月18日(土)の「富山県」は雲1つ無い快晴の予報です。
知人君に「一緒に山に登ろう」と先週の日曜日に約束しておきましたのですが、本当にピッタリな天気になりそうです。
朝食を食べてすぐに迎えにいくともう青空。
西の方には下弦のお月さまが残っていらっしゃいました。
9時、駐車場に着くとほぼ満車。1番奥に1台は入れますがここは無理をせず30mほど戻って駐車です。
今日も念の為に車止めをしておきます。路面はツルツルに凍っていました。
今回も「除雪ステーション」の
脇から冬季専用の登山口に取り付きます。
この時点での気温はマイナス1.8℃。どうりで手がかじかむと思いました。
前日から少し雪が積もっていたようです。
平野部ではまったく雪は降っていませんでしたのでビックリ。
それにしてもすでに雲1つ無い快晴の空となっております。
展望尾根に登ります。
右手に見えたのは赤矢印の「袴腰山」に黄色矢印の「三方山」です。
展望尾根を歩きます。目的の山頂は赤矢印の向こう側にあります。
後ろは「砺波平野」越しの「医王山」でございます。
知人君もしっかり着いて来ています。雪山ハイキングはあまりした事が無いそうです。
「唐木峠」 看板はすっかり埋もれています。
木に前日に降った雪が積もっています。帰る時には融け落ちているんでしょうね。
「う~ん、何ともクリーミーな。」
今日はすでに15人以上入っているのでトレースはすっかり出来上がっていました。
ここから急登になります。
この辺りで気温はマイナス1.2℃まで上がりましたが左手からの風で体感温度はマイナス2℃以下でした。
今日もこの格好です。
急登が続きます。
「わっせ、わっせ。」
「う~ん、太陽が眩しいぜ!」
ここまで壺足で登って来た知人君がどうにも足が沈むと言うので人生初のワカンを装着。
うまく装着出来たのでしょうか?私は最後まで壺足でした。
これ、最後の急登かな?
この時期だけの雪の花が咲いております。
ビクトリーロード。
11:30 「高落場山(1,122m)」山頂に到着です。
まずは南西方向に先週登った「医王山」。
左に真っ白な「白山」。
そこから左を見ると「たいらスキー場」の真上に「人形山」。
さらに左で「金剛堂山」。
その左には「旧利賀バレースキー場」のゲレンデです。
2月になったら「金剛堂山」に登ろうと知人君に約束を取り付けておきました。
その左のあれは「槍ヶ岳」でしょうね。
どっしり「薬師岳」。
そして「立山」に
「剱岳」です。
もう360°どこを見てもまったく雲の無い快晴です。
山頂の看板は雪の下なので「北アルプス」をバックに「ニョロ助」。
さあ、「医王山」を正面に見て腰を下ろしたらお昼にしましょう。
シーフードヌードルに「みそ汁の具野菜」をトッピングです。
ちょうど3分経った頃背後から『新年おめでとうございます。』と声を掛けて下さったのは、いつも自分のブログを読んで下さっているご夫婦でした。
山頂に着かれる時に「あれ?あの人はもしかして。」と思っていたのですが、「まさかこの日に来られる事は無いだろう。」と思っていましたので本当にビックリしました。
他にも昨年のこの時期にここで出会った方が自分を覚えて下さっていて声を掛けて下さいました。
そして「金沢市」からの親子さんも、前回11月にここに登った時にお逢いして以来でした。
カップ麺を食べ終えた頃には山頂に10人以上いた人もこんなにまばらに。
さっきのご夫婦さんもお昼休憩中です。
デザートは知人君はホットコーヒーで私はいつものお餅入りお汁粉です。
12:30 そろそろ下山かな。
置き土産に雪だるまを製造しておきました。
この辺りで右に下って行くと
「高清水山(たかしょうずやま)」に行けるのですが、今日はそっちへ行っている人は居ないようでした。
さあ、下りは皆さん縦横無尽です。
小さい雪庇が出来ていました。
ご夫婦に追い越されました。お二人は下山してから前々回ご紹介した「桑野神社」にお参りに行かれるそうです。
広い尾根はどこを下ってもOK。
知人君、雪山の下山に慣れておらずこの後、前のめりに転んで1回転してしまいました。
あっと言う間に「唐木峠」に到着。
直射日光が正面から当たると気温計は8℃ほどに。実際は2℃ほどしかないのですが。
再び「展望尾根」からの「袴腰山」。
杉林まで下ったら残りはあとわずか。
6、7年前、初めてここに登った時は登山者はほとんど居なくてトレースなんてありませんでした。
あの時はまちがってさらに急な北東の尾根に登っていましたよ。
それがコロナあたりから急に登山者が増えて、今では冬の週末の駐車場はいつもいっぱいです。
朝、登る時に描いておいた「ニコちゃんマーク」。
今日は気温は低いし途中風もあったのでこんな感じの完全防寒で登っていました。
「除雪ステーション」の屋根が見えたらゴールです。
13:40 無事下山です。往復4時間30分(休憩込み)の山旅でした。
駐車場までのログと「高落場山」のログ。
駐車場には9台ほど残っておりまだ山頂付近に居た人を数えるとやはりちょうどでした。
知人君は朝に車の横の雪に埋めておいた「スーパードライ500ml」をゴキュゴキュ。
「城端町」に着く前に飲み干していました。
知人君は11月以来の山歩きで疲れたそうですが家に帰ったらもう1本飲むそうな。
今日は本当に雲1つ無い快晴の「高落場山」で大満足でした。
山之介
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