1月19日(日)の「富山県」は曇り後晴れで最高気温は13℃にもなる予報。
1月の「北陸富山」で2日続けて晴れるなんてまずないし、最高気温が13℃って3月下旬の陽気です。
翌日の20日は「大寒」なんですよ、「大寒」。
「大寒」って1年で1番寒い日なのにその前日が3月下旬の陽気だなんて。
「高落場山」から戻ってから「さあ、明日もどこか登ろうか?」ってなっちゃうじゃないですか。
悩みに悩んで思いついたのが「何度も井波町を訪れていながらすぐ近くのあそこに登っていない。」と言う事で今回は「牛岳」に決定。
前日の内に準備をしたはずなのに当日の朝から「あれも無い。これも忘れてた。」と準備をしていたらすでに8:30。
「どうせ人なんてほとんど来ていないから大丈夫だろう。」とか思って余裕かましていましたよ。
外に出たらまだ薄曇り。だけどこれからどんどん晴れて来るらしいみたいよ。
「L〇WSON」でいつものホットコーヒー。朝は取りあえずホットを飲まないと済まない性質なんですわ。
右手に見える「医王山」は素晴らしい。
正面の「八乙女山」は今日もたくさん来るんじゃないの。
そして今日登るのが「牛岳」です。
「井波町」に何故か「モンベルショップ」があります。
今度時間があったら寄ってみよう。なぜか日曜はお休みみたいですが。
「小牧ダム湖」と遊覧船。
「あっ、こんな手前に車を停めている人が居る。」って事は
そうです、登山口に1番近い私の駐車場はすでに埋まっていました。
誰も来ないと思って余裕かましていましたがとんでもない。
やっと見つけた場所に停めて、ちょっとやばそうな気もしたから車止めを。
スタートしたのはもう9:25でした。遅すぎて泣きそうになりましたよ。
冬はここから取り付きます。
ここは水が流れていつも雪が積もらない場所です。
「はいー、(やす子風に)今日もこの格好です。」
スタートと直後の急登が尾てい骨に響いて痛い。もう約2ヶ月になりますが痛みって取れないの?
今年初めてのつららを見ました。
「南砺市」の朝の気温はマイナス2℃ほどでしたが今は1.9℃まで上がっています。
林道の横断を2度ほどやってこれを乗り越えたら
夏の登山口です。
ここまで30分掛かりました。
ここで先行していた5人のご老人グループを追い越し。
杉林は雪に覆われていますが帰る時には全部融け落ちている事でしょう。
丸い雪山に「ニコちゃんマーク」を描いておきました。しかし、絵のセンスがないねー。
今日もイヤーマフラーにネックウォーマとこんな風貌で登っております。
やっと杉林を抜けました。
ここから急登の始まりです。
しかし、空が見えるとなるとすでに雲1つ無い青空です。
昨日からたくさんの人が入っているようですっかりトレースが出来ています。
今日は車の数から先行者は4、5人位だと思います。
ここでちょこっと休憩、最近よく飲むオレンジティーの右奥にチラッと山頂が見えております。
昨日からまた新しい雪が積もったようで表面はサラサラの粉雪ちゃんでした。
ここで早くも降りて来た人が『稜線は風が強くてめちゃめちゃ寒かったですよー。』って。
「牛岳」っていつも「利賀村」方面から冷風が吹き上げて来るんすよ。
スタートから1:30ほどで7合目に着きました。
ここから稜線までの標高差150mが辛いんですよ。
ここは右の丘に上がらずに左奥へ直進。
日光が当たり出すと温度計は8℃台に。
左手には「富山湾」が見えていますが赤枠をズームすると
「海王丸パーク」のある「新湊大橋」が見えました。
「あれ、今日のトレースは何だか方行が違うぞ。」本来は赤線のように稜線上の夏道を目指して登って行くのですが、
今日は左に曲がって斜面をトラバースしています。
「どこかで稜線に上がるだろう。」と思っているのと反対にどんどんトラバースしていきます。
その途中でまた降りて来る人が『ここの斜面は風がないですが稜線に出たらもの凄い風で寒くてガマン出来なかったですよ。』って。
どこかで稜線に出るどころかこのような斜面をずっとトラバースしていきます。
本来は下のグレーの線が登山道なのですがその50m下を横に移動しています。
こんなルートを取るのは初めてで面白いと言っちゃ面白い。
「きっとここはスキーの人が下った跡を誰か登ってそのままトレースになったんだろうな。」
「今は気温が低いから良いけど昼から気温が上がったら雪崩れそうな角度の斜面だぞぉ。」
と、先を進んでやっと尾根ルートに合流しました。
あれが山頂への登りです。
その途中の木立で風を避けてお昼休憩中のご夫婦がいらっしゃいました。
その方々もトラバースルートは初めて体験したそうで『帰りは絶対雪崩が起きそうだから尾根ルートで下る。』と言っておられました。
ここから真横に歩くビクトリーロード。
ここが「牛岳」山頂になります。
「牛岳」までのログ。
この木にあった山頂標識は無くなっていました。
ま、一応自撮りしておきます。
山頂からは北東に「薬師岳」。
その左に「立山」と「剱岳」。
さらに左は「後ろ立山連峰」です。
また右後ろには「白山」と昨日見た山々が今日もクッキリ見えました。
山頂から下って登り返して「牛嶽神社」へのビクトリーロード。
「もしかしたら12時までに着かないかな。」と淡い期待をしていましたが12:10到着でした。
「牛嶽神社」の祠はここまで埋まっていました。
「牛嶽神社」までのログ。
祠の雪に「ニョロ助」。『冷たい。本来蛇は冬は冬眠しているんだニョロ。』
山頂からは先ほどと同様に「薬師岳」がどん!と。
その左に「立山」や「剱岳」。
そして「白馬岳」のあたりですねー。
「北アルプス」はこんなにも真っ白なのに「富山平野」では雪なんてどこにもありゃしません。
真後ろに見えたあれは「大笠山」だと思います。
「槍ヶ岳」の方だけずっと雲が残って見えませんでした。
鳥居はここまで埋まっていました。
すれ違った2人や風を避けていたご夫婦も風が強いと言っておられましたが、いざ着いてみたら風なんて全然吹いていないし、むしろ太陽がサンサンと当たって暖かい。
って、事でここに陣取りました。たぶんこの下には狛犬が埋まっていると思います。
さあ、お昼にしましょう。
88円のカップラーメンは具材が少ないので
「みそ汁の具野菜」を追加でトッピングです。
3分で熱々の味噌ラーメン。
「今日もお汁粉行っちゃう?」
「もちろんですがな。」
山頂は自分独りで貸切でポカポカ陽気と満腹感もあってなんだか眠くなって来ちゃった。
あまりの陽気に雪虫さんも飛んで来ました。「あんまり近くにいると踏んじゃうよ。」
12:45 そろそろ下山で。今からなら下山完了は14:30頃かな。
置き土産に雪だるまを5個ほど作っておきました。
食後最初の運動は「牛岳」山頂に登り返す事です。
気温は直射日光が当たって12℃ほどを表示しています。それにしても意外と湿度が低いのね。
山頂には朝追い越したご老人5人組さんがお昼休憩中でした。
登って来る時は黄色矢印のトラバースルートでしたが、雪崩の危険性もあるので帰りは左の尾根ルートで下ります。
こんな感じで尾根ルートを歩いて来ました。
ここからはどのトレースも右下に向かっているのでそれに従います。
下山開始から1時間で7合目。この大杉が目印です。
ここから太陽を背に下りますが温度計はずっと9℃ほどを表示していたので、実際の気温も9℃ほどまで上がっているのでしょうね。
杉林に入ります。
予想通り杉の木の雪は全部融け落ちていました。
「ニコちゃんマーク」も落雪でわけの分からん状態になっていました。
1時間15分で夏の登山口を通過。
一気に下って取り付き点までやって来ました。
下山完了は14:20でした。
駐車スペースまでのログと「牛岳」のログ。
「井波町」まで戻って来たら外気温計が13℃だったので、本当に今日は13℃まで上がったのでしょう。
先週に続き今週も土日で山登りを楽しみました。
次の週末からどんな天気になるか分からないから行ける時に行っておかないとねー。
山之介
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