今朝の安曇野。

－　今日、マジで水分も飽和状態でワホよ　－

凄い霞がかかっているね。

 

－　地面の水分がどんどん蒸発しているのでワホか　－

う～ん。。そうかもね。

 

裏の畑も水がなかなか溜まりませんね。どんどん蒸発しているのかな。

毎年、すぐにいっぱいになるのにね。どんどん地下に浸透しているのかな。

 

今日は木曜日なので、ゴミ捨てんぽ。

この道をカートに乗っていくのも、慣れたものです（笑）

 

ゴミ捨てーションのあさんぽの空。

合歓の木から朝陽がこぼれます。

 

木槿も相変わらずだね。毎日咲いては散っては。。

なんか、散るって寂しいよね、うまく言えないけれどね。

 

その下にはこんな黄色い花が咲き始めていました。

オトギリソウの一種かな？小さい花がいっぱいついていますよ。

 

帰り道。斜塔電柱を眺めながら家路へ。

気のせいか、写真もなんかファジーな色合いに写っています。

 

－　そろそろ降りて歩くでワホか　－

なんか、霞んでいるよね。向こうの景色が何も見えない。

 

－　さあて、歩くでワホよ～よーい！　－

ど～ん！

 

－　ワッホワッホワッホワッホ　－

おお、調子よく歩くね。

 

－　任せてワッホーでワホよ　－

あんよ絡まないようにね。

 

－　スパカーに負けるもんか！　－

おいおい、競争しているつもりは。。。

 

－　はあはあ。。。ちょっと頑張っちゃった　－

ほらご覧。。疲れちゃうよ。

 

－　大丈夫でワホよ。お水たくさん飲みたいな　－

そうね、お家に入ろうか。

 

私がカートを道路から家の入口の方へ向けると

また、負けん気モード？先に行こうとします。面白い奴だ（笑）

 

さて、今日は広島の原爆の日。

戦後７５年、四分の三世紀が過ぎました。

今はもう、原爆被曝者の皆さんも平均年齢が８３歳を超え、世代が変わろうとしています。

今朝もコロナ禍の中、平和祈念式典が行われました。

かなりの縮小をしての式典です。

 

その中で広島市長の挨拶が胸を打ちました。

 

「自分のこと、あるいは自国のことばかり考えるから争いになるのです。」という

当時13歳であった被曝男性の訴え。

昨年11月、被爆地を訪れ、「思い出し、ともに歩み、守る。この三つは倫理的命令です。」

と発信されたローマ教皇の力強いメッセージ。

そして、国連難民高等弁務官として、難民対策に情熱を注がれた緒方貞子氏の

「大切なのは苦しむ人々の命を救うこと。自分の国だけの平和はありえない。

世界はつながっているのだから。」という実体験からの言葉。

これらの言葉は、人類の脅威に対しては、悲惨な過去を繰り返さないように

「連帯」して立ち向かうべきであることを示唆しているという言葉。

 

まさに今、コロナ禍で生活スタイルも変わってしまい、感染者は増え続け。。

これも人類の脅威となっています。

まさに世界中での感染拡大を防ぐためには「連帯」して立ち向かい乗り越えることが

必要なのではないでしょうか。

 

様々なイベントも中止になる中、「東京オリンピック」が「延期」になったことは

本当に今まで戦争以外ではなかった出来事です。

かつて、この原爆投下で悲惨な敗戦となるきっかけとなった第二次世界大戦の前年、

幻の東京オリンピックが中止となったのでした。

父は陸上での候補選手でしたので、本当に戦争がなければ、、私は産まれていなかったかも。

だから、人間の運命とは本当に摩訶不思議だと思います。

 

このhiroshimaの原爆の犠牲となった中にも一人のオリンピアンがいました。

名前はベルリンオリンピックに出場した高田静雄氏。

戦後は原爆症に苦しみながらも写真家として活動し、夢にまで見た

幻の東京オリピックが１９６４年に開催されるのを待って待って、

でも間に合わずに力尽き、亡くなりました。

 

原爆の爪痕は色んなごく普通の私たちの夢も未来も奪い、変えていったのです。

決して正しいことではなかった、、と戦争を知らない私は、強く思います。

 

争いは絶対にいけませんね。国を、人類を巻き込むすべては「自我」が引き起こす。

だからこそ、このhiroshimaを、nagasakiを、伝え続けなければいけないのだと思います。

核廃絶を願い、旅立たれた被曝者の皆さんのご冥福を祈りたいと思います。

 

現在の核保有国。

ロシア、６３７０。アメリカ、５８００。中国、フランスイギリスと続きます。

この原爆の日だけでなく、常に核廃絶を願う思いがいつかは実りますように。

 

通勤途中の信号待ちから撮った北アルプスは霞でまったく見えず。

それでも、その霞の向こうには動じない大きな山がある。

景色も、それぞれの命も大切にしていかないと、、と思った朝でした。

 

尚、髙田氏の写真と核保有国の画像は産経新聞よりお借りしました。

 

と言うことで、超長くなりましたが

 

　ありがとワホよ