横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

ことばづかい・・・フォーマル

2020-11-20 16:43:55 | 発達や学習が心配
11月とは思えない暖かさ・・・

そして、昨晩より風も強いです。

先週とうって変わって「薄着」です!

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今日は「言葉遣い」の話。

ずいぶん前に「上手にこびる」話を書きました。

(これは、よい意味で)

今日は授業中などフォーマルな場での話し方について。

先生に「あのね・・・たろうはね・・・」

など自分の名前を入れて話したり、

わからない箇所を指さして示したり・・・

入学当初ならあるある!かもしれませんが、

一年生でもそろそろお願いの仕方や、

助けの求め方

自分の気持ちの伝え方

が「フォーマル」になっていく時期かと思います。

「教えてください。」

「~していいですか?」

「今考え中です。」

のような言い方を覚えて(教えて)いく時期ですね。

ところが、

学年が上がってもずっと小さいときの話し方のままの

子どももいます。

お友達や家族と話すときと「違う」場であることが

なかなか伝わりにくい。

また、周りが「かわいいからそのままでいいか」と

してしまう。

できたら3年生までに「フォーマルな場」での話し方を

覚えられるとよいと私は思っています。

以前、支援級の子どもに対して幼児語で話しかけている方を

見かけました。

なんだかとっても強い違和感を感じたのを覚えています。

その年齢なりの子どもに対する「フォーマルなことばかけ」は

大人も気を付けたいところです。

子どもによっては、「わかりやすく」「ゆっくり」の

ことばかけが必要かもしれません。でも、小学生に「幼児語」は

どうかな、と思います。

発音がはっきりしないお子さんに、似たような発音で話しかけているのも

気になります。

子どもは、周りの環境、特に大人の様子をみて育つので、

常に大人の「行動・話し方」を手本にしていると思います。

いくら「こうすべき」と伝えても、大人自身が体現していないと

子どもはわからないのでは、と思ったことがあります。

そうは言っても、子どもも大人も「行動を変化させる」のは、

なかなか大変です。


「フォーマルな言葉遣い」をいくつか紙に書いて

よくできたと気づいたときに〇をつけていく、など

「見える化」して、大人も意識できていくとよいのかもしれないです。

さらに、「家や友達とすごすときや、休み時間」はくだけた言い方で

授業中や、親しくない大人と話すときは、フォーマルになる、

という場の使い分けもだんだんに学んでいく必要もありますね。


****今日も書きながらたくさん、「反省」しました

     私も気をつけます!



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