サトクダマキモドキ

過去に若虫は育てたことあるのですね

 

只、繁殖は難しい。

なぜなら卵を木の枝の中に埋め込むので

生きた木の枝に産ませて保管する必要があって

切った枝だと枯れてしまい、翌年の孵化までの保管が難しいのですね

 

よって人工の繁殖はできない!

 

と思っていたのだけど、マツムシを育てている人が

ススキの中に埋め込まれた卵。ススキを十分濡らした状態で

ビニール袋にいれて湿気を保って翌年孵化させるという情報得て

同じく植物の茎に卵を埋め込むササキリで試してみたところ成功

 

これだ!この方法か!

 

これならサトクダマキモドキも・・・

 

ということ、探したい、何としても今年はサトクダマキモドキを探したい・・・

 

と思ったら

 

 

いた

 

なんと、庭にいた。

 

うそ、何で?と言いたいところですが

いてもおかしくはないのですね

サトクダマキモドキの食草は広葉樹の葉で範囲が広いのと

捕まえようとして逃げられた人は分かると思いますが

成虫の飛翔能力は凄く高いので

行動範囲は凄く広い

昨年、何処からたどり着いて庭の木に卵を産んだのでしょうね

 

若虫は翅がないので遠くには行けないので

何匹かいるだろうなと予測していて

結局5匹ほど庭で見ました

 

育てて

 

 

 

 

成虫になりました

 

 

 

 

ここまでは全く問題なく順調

 

餌は広葉樹の葉ということで

エノキを与えてたのですが

調べてみるとアカメガシワが好きみたいなので

探したら近所に普通に自生していたので

アカメガシワを与えました

 

そして産みました卵

 

 

 

 

 

枝を削って卵を埋め込み

ちゃんと削った屑を蓋にしているのですね

器用ですね

 

 

卵を埋め込まれた枝をしっかり水に浸け

タッパーに濡れた布巾と枝を入れて

 

 

 

 

これに蓋をして密封しております

いい感じで枝に水分が吸収されて

乾いた状態にならないようになっているので

 

これでどうだ?

 

5ヶ月後に緑色の小さいのが出てきてくれると

嬉しいですね

 

 

 


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