28日のNY株式相場は反落。
本日のGDP改定値の発表を前に手控え感が強く、
動意は材料不足により限定的で、27日上昇した
テクノロジーや金融セクターの上値の重さが目立ちました。
ダウ平均は、
前営業日比42.32ドル安の16633.18ドルで終了。
NASDAQは、
前営業日比11.99ポイント安の4225.08ポイントで終了。
S&P500は、
前営業日比2.13ポイント安の、1909.78ポイントで終了。
28日のNY外為市場では、
ドル・円は、
101円97銭から101円64銭まで下落し101円84銭で終了。
米10年債利回りが昨年6月の水準まで低下し、
ドル売りが優勢となりました。
ユーロ・ドルは、
1.3629ドルから1.3587ドルまで下落し1.3591ドルで終了。
ユーロ・円は、
欧日金利差の縮小観測に伴い、
138円81銭から138円30銭まで下落。
ポンド・ドルは、
1.6754ドルから1.6698ドルへ下落。
ドル・スイスは、
0.8965フランへ下落後、0.8990フランへ反発。
28日のNY先物取引市場では・・・
NY原油先物は、期先除き続落。
終値の前日比は、期近2限月が1.39~1.19ドル安、
その他の限月は1.08ドル安~0.12ドル高。
NY金先物は、続落。
終値の前日比は、7.5~5.9ドル安、
中心限月の6月限が6.2ドル安。
NY銀先物は、軟調。
終値の前日比は、0.8~0.4セント安、
中心限月の7月限が0.8セント安。
NYプラチナ先物は、堅調。
終値の前日比は、0.4ドル高、
中心限月7月限も0.4ドル高。
NYパラジウム先物は、急反発。
終値の前日比は、9.20~9.40ドル高、
中心限月の6月限は9.20ドル高。
NY粗糖先物は小反発。
終値の前日比は、期近2限月が0.08~0.09セント高、
その他の限月は0.06~0.08セント高。
NY大豆先物は、反発。
終値の前日比は、2.25~9.50セント高、
中心限月の7月限は9.00セント高。
NYコーン先物も、反発。
終値の前日比は、2.75~4.25セント高、
中心限月の7月限は2.75セント高。
▼本日注目度の高い経済指標▼
スイス市場、休場(キリスト昇天祭)
黒田日銀総裁、国際金融会議出席
★★★(於ベルサイユ、6月1日まで)
21:30 米・Q1GDP<改定値>(前期比年率)
★★★★(前回 +0.1%、予想 -0.5%)
21:30 米・Q1個人消費<改定値>(前期比年率)
★★★★(前回 +3.0%、予想 +3.1%)
21:30 米・Q1GDP価格指数<改定値>(前期比)
★★★(前回 +1.3%、予想 +1.3%)
21:30 米・Q1PCEコア・デフレータ<改定値>(前期比)
★★★★(前回 +1.3%、予想 +1.3%)
21:30 米・新規失業保険申請件数
★★★★(前回 +32.6万件、予想 +31.8万件)
21:30 加・Q1経常収支
★★★(前回 -160億カナダドル、予想 -130億カナダドル)
23:00 米・4月中古住宅販売保留(前月比)
★★★(前回 +3.4%、予想 +1.0%)
23:00 米・4月中古住宅販売保留(前年比)
★★★(前回 -7.4%、予想 -8.9%)
26:00 米・7年債入札
★★
▼本日のポイント▼
米国債利回りが目だって低下中です。
低下については説明がつかないとの指摘もあり、
もしかすると2.000%近くまで下落可能性もあります。
本日の経済指標の結果次第で、
さらなる下落を見せるかもしれませんね。
そうなってくると、ドル円の上値も
引き続き重いでしょう。
外国為替市場は29日午前9時48分現在、
1ドル101円86銭前後を推移しています。