6年前、私は、ハルノ♀の家に泊まり込み、秋からクリスマス・年越しまで一緒に過ごしました。
ハルノ♀に招待されたのです。
始まりは12月18日。
私が大阪男に初めて挿入された日でした。
夜中じゅうお腹を壊して眠れず、ハルノ♀が起きるのを待って、ハルノ♀と一緒に内科へ。
軽い食中毒と言われ、整腸剤が処方されました。
しかしこれは始まりでしかなかったのです。
まず、飲めなくなりました。
1日100ml飲めれば良い方でした。
無理矢理、口に含めば吐いてしまいました。
次に眠れなくなりました、ええ一睡も。
普通は徹夜とかしたら、次の夜は疲れて眠れるとかあるんだと思いますが、私にはそれがありませんでした。
そして食べられなくなりました。
無理に食べれば下痢となりました。
それから、ホットフラッシュ、上下からの謎の圧迫感(幻覚?)、吐き気、眩暈、ふらつき…
ある日の夜中、ハルノ♀と話し合って、救急車を呼びました。
私が、飲めないことによる脱水症状を心配したのです。
うっかり救急隊の人に、持病として統合失調症を伝えてしまったため、精神病院に搬送されました。
その知らない精神病院の先生はとても怒っていて、なぜこんなに症状がひどくなる前に自宅に帰らなかったのかと言いました。
(ハルノ♀の家から、当時の私の自宅までは電車で3時間)
帰らなかった理由としては、一気に症状が憎悪したため、電車で1人で帰ることが出来なかったからだったんですが。
その先生は、「ぼくはあなたの症状がわかります、適切な治療を施すことができます」とも言って、なんて傲慢な!と、腹が立ちました。
この日は、結局、再び救急車に乗って、ハルノ♀の家の近くの病院に搬送され、点滴を受けました。
クリスマス・年越しそば・おせち・雑煮・七草粥。
ハルノ♀は料理好きで、とても食べたかったし美味しそうだったんですが、ちょっとしか食べられませんでした、ハルノ♀に申し訳なかったです。
帰宅後、精神科主治医に症状を伝えると、統合失調症治療薬が変更になりました。
少しずつ少しずつ。
新しい薬を増やしすぎないように、減らしすぎないように。
そうして、新しい治療薬だけになったとき、謎の、飲めない食べられない眠れないの症状は綺麗に消えたんです。
「ぼくはあなたの症状がわかります、適切な治療を施すことができます」
という言葉を思い出します。
精神科主治医は、私の話を聞いて、すぐに(ほかの薬ではなく)統合失調治療薬の変更に手を付けました。
私は詳しくないので分かりませんが、精神病院の先生は、統合失調症治療薬を変更すれば済む話だと、言いたかったのかもしれません。
統合失調症には、こんな症状(副作用?)もあるのかと思わされた、6年以上前の出来事でした。