革絞りのやり方 | Jill Craft のブログ

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作業の様子やこだわりの道具、製法などについて書いてます。多少マニアックなのは許して下さい。

前回のブログで紹介した「現物だけで革絞り」ですが
「どうやってるの?」
「オス型メス型無しで?」
という質問が山ほど来たので…

そこら辺に転がってた折り畳みナイフのケースでも作ってみましょう。
用意するのは大きめに切ったヌメ革。必ずタンニン鞣しのカッチリした革がいいです。ボクはブッテーロを使ってます。
ビビらずにたっぷりの水に浸しましょう。革の中まで水分が染み込むように。
ナイフはラップで包みます。
濡れたらいけないのでね

たっぷり濡らした革を
ナイフに被せて
指でだいたいの形を浮き上がらせましょう。
釘で革を固定します
ここからは
木べらとかでひたすらコキコキ
コキコキ、ひたすらコキコキ
乾きかけのタイミングでコキコキすると
割とくっきり形が出ます。

まあ、せっかく絞ったので
ベルトに通して使えるように仕立てました
カチッと入ります。
こんな風にベルトに通して携帯できますが…携帯しません。うかつにそのまま外出したらえらい事なのでね。

んで、どれぐらいカッチリしてるか

カイデックス的な感じで使えます。


お風呂上がりのみベタベタ甘えてくれるワガママ娘ちゃんです。