産婦人科について知ろう 第7回 診察室に入ったら | いのち、だいじに。

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ヒーリング女医☆かんなのブログ

おはようございます。

1日中好きなことだけしていられるのは幸せだなぁと思う 辛口ヒーリング女医☆かんな です。

 

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産婦人科について知ろうシリーズ 

過去シリーズはこちらから↓

 

1〜6回と番外編がまとめてあります。

 

 

第7回「診察室に入ったら」

 

前にアンケートとったときに

この項目はとてもニーズが低かったので

さらっと流して書くことといたしましょう。

…っても長くはなるけどね。

 

 

 

 

まず、診察室に入るときには

基本的にノックしたほうがいいです。

 

ノックの回数は最低でも3回

これは診察室だからっていうよりも普通にマナーの話なので

1回、2回だと「えっ」って思われがちですねwww

 

 

※世界的なマナーとして、初めて訪問する場所や礼節を持って接する相手に対してのノックは4回です。日本のビジネスマナーでは3回でも許容範囲。2回はトイレに誰か入ってないか確認するためのノックっすよ。

 

 

ノックに対して「どうぞ」って声がかからなくても入って大丈夫です。

でも、ノックと同時にドアをあけるのはオススメしないかなー。

 

 

入るときにはフルネームで名前を言ってね

特に最近は番号で呼び出すところも多くなってて、

患者さんの取り違えを防ぐためなので

ご協力お願いします。

 

 

診察室に入ったら、

荷物置いて椅子に座る

が一番多いと思います。

 

大抵はスタッフか医者が「そこに荷物置いてね」とか言うんでその通りにしてればだいじょぶです。

 

 

でね。

椅子に座る時の医者との距離感って結構大切。

 

 

 

医者は比較的コミュ障が多いので(←偏見かしら)

あまりにも近くに座られたり

机の上に肘をついたり

前のめりになったりするひとを

忌避する傾向があるように思います。

 

 

 

 

今はほら、

ソーシャルディスタンス、みたいなのもあるし。

職業柄それを氣にする医者もいるのでね。

 

 

それに

初めて会う相手や

自分のからだのことを相談する相手に対するのに

 

 

こういうのはどうなの。

ってのもあるよね。

 

 

 

症状のことを早く言いたい、伝えたい!

って氣持ちは十分に理解できますが、

相手がビビることもあるので

机には触らないようにしましょう

 

 

 

で、

「今日はどうされましたか?」とか

「今日は〇〇ってことですけどいかがですか?」

など医者が第一声を発してから話し始めるのがオススメ。

 

 

そのときに医者が求めてるのは

「今日受診した理由っす。

 

 

 

「不正出血があって」

「生理痛がひどくて」

「検診でひっかかって」

 

 

みたいなことをききたい。

 

 

ここでよくあるのが

時系列に沿って話をしようとする方なんですが、

 

時と場合によっては嫌がられます。

 

 

 

患者さんは自分の悩みに関して関係があると思って

時系列に沿って話をしようとされてるってのは

とてもとてもよくわかるんだけど、

 

結構な確率で

関係ない話が入ってます。

 

 

 

要るのかと思ってきいてたら実は要らなかったこの10分、ってのもあったりします。

 

 

なので、

医者に訊かれたことを答える、が無難。

 

 

「今日はどうされましたか?」

「生理痛がひどくて」

「いつ頃からですか?」

「高校の頃からなんですけど最近ひどくなってきて」

「薬は使いますか?」

「痛み止め使うんですけどあんまり効かなくて」

「じゃあ一度診察してみましょうか」

 

だとものの30秒で終わるんですけど、

 

 

「今日はどうされましたか?」

「初めて生理がきたのが中学の頃なんですけど、その頃は大丈夫だったんですけど高校に入った頃から生理痛がひどくなってきて、痛み止め飲むようになりました。それからもずっとひどくて、最近になって痛み止めが効かなくなってきたんです。あんまり痛み止め使わないほうがいいって親に言われてて、でも友達は使ったほうがいいとか言うし、最近ではピルとか使うといいとかきいたんですけど」

 

みたいになることが多々あります。

 

 

いろいろと忘れないように紙やスマホにメモしてきたって場合は

それをそのまま医者に見てもらったほうがいいです。

 

 

 

 

正直に申し上げまして、

診察や検査をして方針をたてるのが

病院での医者の仕事です。

 

 

 

なので、

医者に自分の訴えを長く話せば話すほど、

本来そのひとに割り当てられた時間を超える

→待ち時間がどんどん長くなってくのだ。

 

 

 

あと、訊かれたことに答えるとき

できる限り数字を入れましょう。

特に「いつから」とか「いつまで」とかっていう

期間とか時期とかの話のときですな。

 

 

 

例えば

「いつから不正出血があるんですか?」

「ちょっと前から」

みたいなお答えをいただくことがよくありますが

「ちょっと」ってひとによって全然違うのよ。

 

 

なので、

「昨日1回だけ」

「1ヶ月前から週2,3回あります」

「半年くらい前から、多分5,6回あったと思います」

「ここ1ヶ月はないんですけど気になって」

みたいな感じで言っていただけると大変助かります。

 

 

 

 

大抵の産婦人科では

初めての患者さんに使える時間は

長くても15分

 

 

なので、理想的には

問診5分以内→診察5分(内診台への乗り降りの時間など含む)→説明5分以上かけたいなぁ

なんですけども、

 

問診と説明の時間に関しては

患者さん側の協力が必須ですんで

(長くなるってことはそれ以降の患者さんの待ち時間が長くなるってこと)

(誰かが同じことしたら自分の待ち時間が長くなるってこと)

(待ち時間が長くなってれば医者も焦るからね)

 

 

症状の説明は

必要十分を簡潔に

よろしくお願いしまーす!

 

 

 

ってブログ記事が長いね! www

 

 

 

 

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