今回は犬に必要な栄養について話します。
「栄養とは何だ?」って聞かれてしっかり説明できますか?
だいたいの人は「食事などから摂取して生きるのに必要なもの」って答えられるはずです。
これはこれであっています。正解です。
でも、体の中で作られる栄養もあるのですよ。
たとえば、タンパク質などは色々な種類があります。毛を作っているのもタンパク質の一種です。
でも、この毛というのは体の中で作られたタンパク質でできていますよね?
「なんでそう言えるの?」と思ったあなた
毛というのは、「ケラチン」とうタンパク質でできています。しかし、我々人間も含めて、ケラチンを食事から摂取しなくても体の中で合成してくれるのです。
毛を食べなくても、毛が生えてくるのです!
「なんだ、じゃあ体の中で栄養ができるなら食事って適当でいいんだ」
と思った人は注意が必要です。
材料があれば、体の中で栄養を作ることができます。しかし、その材料さえなければ体の中で栄養をつくることができません。
更に言うと、そもそも体の中で合成できない栄養もあるのです。
例えば、無機物は絶対に体の中で合成することができません。
無機物とはK(カリウム),S(硫黄),P(リン),Fe(鉄),Mg(マグネシウム),Ca(カルシウム)などなど・・・です。
体の中で、鉄とかマグネシウムができたらもはや錬金術師です^^;
なので、体の中で合成できない物質や、合成材料になる栄養は食事から摂取しないといけません。
更に、老犬の場合は体の中で合成できる栄養の数が極端に少なくなってしまいます。
例えば、筋肉に関係するたんぱく質や関節の軟骨に関係するグルコサミン・コンドロイチンが体の中で合成しずらくなってきます。
タンパク質やグルコサミン・コンドロイチンが合成できないと、筋肉・関節が弱ってしまい、最終的には歩けなくなってしまいます。
また、ケラチンが合成できないと毛のつやが段々おちてくるので見た目でわかりやすいです。
毛のつやは見てすぐわかるので、つやがおちてきたら老化していると思ってください。
私の飼っていた犬も、最初は毛のつやがなくなっていきました。しかし、それは仕方ないものだと何の対策もせずにいました。
しかし、今度は歩けなくなってしまったのです。これでは中々対策がしずらいので、もっとはやく考えるべきでした。
つまり、完全に歩けなくなる前にしっかり対策をする必要があるということです。
しかし、ここまで記事を読んでくださった方々は事前に対処法がわかりますよね。
そう、体の中で栄養が合成できないのなら、食事やサプリなどから栄養を摂取してあげればよいのです!
タンパク質を多く含む餌にグルコサミンサプリメントを与えれば完璧でしょう。
餌に関しては、結構考えている人がいると思いますがグルコサミンサプリメントを使用している人は中々みかけません。しかし、体内で合成しずらくなったグルコサミンを補うことは必須です。
私が推薦するのはワン・lifeというサプリです。↓↓↓
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このサプリにはグルコサミン・コンドロイチンの他にMSMという成分が入っています。
MSMは体内で合成することができません。
さらに、MSMには体内でタンパク質を合成しやすくする働きがあります。
MSMという成分は馴染みがないかもしれませんが、硫黄を含んでいる栄養素です。ケラチンなどのタンパク質や、グルコサミン・コンドロイチンなどの生成に大きく関与しているとされています。ぜひ覚えておいてください^^
もう一度いいますが、サプリメントを与えるタイミングは歩けなくなってからでは遅いです。私は、歩けなくなってから与えました。しかし、サプリメントのおかげで立てるようにはなったものの、歩かないうちに筋肉が衰えていたので中々うまく歩くことができるようになりませんでした。
もう少しはやくサプリメントを与えていたら、筋肉を維持したまま歩けるようになっていたかもしれません。
毛のつやがおちてきたとき、もしくは年齢的に老犬であると感じた時にはサプリメントを与えてあげてください。