ここ数年は
自分がアスペルガーであることを
忘れてるくらい
日々の生活で困ることがあまりないので
発達障害のことを
発信することも少なくなってしまったけれど
私という人間を語る上で外せない
私を構成するひとつでもあるので
発達障害に関することも
VOICYで語ったりしている
私がアスペルガーだと自覚したのは
12〜13年ほど前
養子縁組した娘と出会った施設で
初めて「発達障害」という言葉と出会い
色々調べていて
「これ私のことじゃん…」
と衝撃を受けたのが最初
それまでの人生で
自分が生きづらいと感じたことの答えが
そこにはあった
たとえば
・冗談が通じない
・言葉の裏や行間を理解できない
・曖昧な表現が理解できない
・こだわりが強く協調性に欠ける
・得意不得意の差が大きい
・臨機応変が苦手
・急な変更にパニックになる
などなど
ただ、中には
私には当てはまらないものもあったりする
・表情が変わらない
・掃除や整理整頓が苦手
・球技や細かい作業が苦手
この辺は真逆で
表情豊かと言われるし
掃除や整理整頓はむしろ大好きだし
ゴルフや野球などはむしろ飛ばす方で得意
すべてが全部当てはまるわけではないが
そこから1〜2年後に
心療内科で診断を受けたところ
「アスペルガー症候群」
という診断を受けた
その時は
WAISという検査と
問診で診断を受けたのだけれど
私の場合は
生い立ちによるアダルトチルドレン的な要因と
若い頃の薬物経験など
少し複合的な可能性もあるけれど
アスペルガーだという結果だった
曖昧がわからず
頼まれごとがうまくできなかったり
時間の使い方が
苦手だったり
急な予定変更で
混乱したり
言葉の意味をそのまま受けてしまうため
人とぶつかることがあったり
とにかく
それまでのコミュニケーションで起きた
トラブルや困り事の原因や生きづらさの答えが
そこにはあった
子どもの頃から
そんな経験があったので
NPOを立ち上げる時は
発達障害のサポートもしようと
当初1〜2年は
毎月発達障害の勉強会を開催したりと
活動の一部に入れていた
私が開催していた発達障害の勉強会は
当事者:1
グレーゾーン:1
支援者など周りの人:1
という割合で
ものすごく濃くて
好評な勉強会だったのだけれど
やはり当事者の人との
コミュニケーションの課題も多く
何より私自身が一番のメインの若者支援に
100%のエネルギーを注ぎたくて
発達障害の勉強会は
2年弱で終わりを迎えた
その時に私が毎回
最後に伝えていたことがあるのだけれど
10年近く経った今も
変わらない大事なメッセージだと思い
VOICYだけでなく
このブログでも綴りたいと思う
多様性と言われ始めて
マイノリティの人たちが
少しずつ生きやすい世の中になっている反面
時々多様性が行きすぎて
意見のぶつけあいや争いが起きているのを見かける
マイノリティの人たちを
マジョリティの人や社会全体が受け入れていく世界は
とっても理想的だし
私もそんな世界を望んでいる
そのための啓蒙活動や理解を訴えるのは
とても重要なことだけれど
「私たちをわかって!」
「私たちを理解して〜!」
と訴える時には
重要な前提があると
私は思っている
マイノリティ側の
「受け入れて!理解して!」には
大事な
「でも理解できない人も
受け入れられない人もOK」
という前提がないと
戦いや争いの思想になってしまう
私もアスペルガーや生い立ちでは
マイノリティ側に居るので
周りにも理解を求めることは時々あるが
受け入れられないという相手のことも
尊重している
LGBTQにしても
発達障害にしても
理解を訴える時に
「無理です、受け入れられないです」
というマジョリティ側の人が居ても
それも尊重するのが
真の多様性だと私は思う
つまり
双方が受け入れる権利も
受け入れない権利も有って良い。
でも、時にマイノリティ側が
受け入れられない人を批判したり
無理強いするのを見かけるたびに
それでは
私たちマイノリティ側が
本来理想とする
本当の意味での多様性の社会には
到達できないと
私は感じている。
受け入れる選択も
受け入れない選択も自由。
それこそが
真の多様性だと私は思う。
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2025年3月10日〜
VOICYスタート
自分と向き合う✖️人生変革をメインに
赤裸々な体験談を織り交ぜながら
自分と仲良くなって
お子さんとの関係も改善する
子育て・人生・恋愛・結婚…
どんな状況からでも幸せな未来をつくれる
私の持ってるありとあらゆるすべてを
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毎日 夜21時〜(たまに朝7時半)放送🎙️
(時々週末に生放送もするかも)
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