こんにちは、宮原歯科医院です。
最近は相談のみというケースが結構多くなってきました。
「むし歯はセンサーの信号だからすぐに治療しないほうがいいよ」
ってお話しすると、皆さん安心なさる方が多いですね。
特に若いお母さん方は、子供に虫歯を作ってしまったって
自己嫌悪で落ち込んでる方も多いですから。
ご相談だけの方が増えると同時に、
久留米市外、福岡県外から時間をかけて
お越しになる方もいらして
相談の結果いったん帰って検討して出直す
ということが難しい方もいらっしゃいます。
基本的に、皆さんが思い描いてる虫歯治療というのは
いわゆる「手の込んだ工作」みたいなものです。
本当は違うんですが、多くの歯科医院でやってる
虫歯治療というのは、歯(特にエナメル質)を
1枚板の硬い塊と考えてる節があり、
やってることは工作の域を出ません。
歯ぐきや骨や粘膜の治療となると
少しは違うとらえ方だと思いますが。
工作ですから、時間と手間をかけるか
材質や方法を変えれば、大概の事は1日で終わります。
(原因探しやその後の経過となるともちろんそうはいきません)
以前も1日で白い歯という記事を書きました。
http://ameblo.jp/miyaharadc-shourei/entry-11887607747.html
今回は、以前どこかで保険外で入れたセラミックの差し歯が
ものが挟まって痛いということで
再製することになりました。
聞けば、治療した当時から挟まっていたと
左が外したセラミック冠
右がその場で作ったハイブリッドセラミック冠
工作である以上、しっかり丁寧に早く仕上げるに
越したことはありません。
言ってみればただそれだけです。
「締め付け感がない」
(ものが挟まるほどゆるかった筈なのに?)
「噛んでも当たりがソフトで違和感がない」
歯には固有の「ゆらぎ」があり、センサーの役目をしているので
硬すぎる素材にはセンサーが敏感に反応してしまうのです。
逆に柔らかすぎる素材だと、センサーが異常を訴えにくくはなります。
つまり、体に異変が起きても歯に表れにくくなる。
それをマズイ、とするかラッキー!とするかは
あなたが決めることです。
決めかねるのであれば、
せめて歯と同じ硬さの素材が無難ということでしょう。
ただし、銀歯には銀歯に合った接着剤
(ほんとは銀歯に合った接着剤なんてないんですけど)
セラミックにはセラミックに
ハイブリッド樹脂にはそれに合った接着剤を
使い分けてこそその長所も発揮されるものです。
【所要時間】
約1時間半
【費用】
セラミック冠除去+土台の補強+型取り+シリコン模型
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