⑪銀歯がとれた!! | 宮原歯科の治療例&費用のご紹介

宮原歯科の治療例&費用のご紹介

「自由診療」とは、保険が効かない高額診療ではありません
あなたの「納得」のために何もかもゼロからお互いに作り上げていく診療。
いえ、「向かい合い」と言わせて下さい。

患者さんの表現は結構多様なもので


実は仰ってることと、実態とが違ってることが多い。


「○○してほしい」と仰っても、


思ってもいなかった選択肢があることを知ると


「じゃ、○○しなくていいや」となることも多い。


できるだけたくさんの選択肢を用意することが


大事だなと思います。


いや、正確には、本当は何を望んでいて、


どうなればご自身が納得できるのか、を十分に知ることですね。


「保険ではできないから」


「歯科ではできないから」  


ではあまりにも残念です。


もっといえば、なぜこの患者さんは


「○○してほしい」という発想になっているのか??


これを知ることができれば、処置の幅は広がるし、


余計なことしなくて(歯科治療は大体が余計なこと)済みます。



「銀歯が取れました」というのも、よく聞きますが


実はおかしな言い方です。


「金属のかぶせものが取れました」


「銀の詰め物が取れました」


というのが正しいでしょうね。


・・・まあ、それはどうでもいいですあせる



ガムとかグミとか食べてて取れてしまったこと


一度は経験あるんじゃないでしょうか?

・・・飲み込んだ?汗

大丈夫です。ほとんどトイレでさよならしてる筈です。


基本的にガムくらいでとれるようなもんは


すでに取れかかってたわけですから


早くにすっきり取れてくれて、逆に良かったわけです。


問題は、「なぜ取れかかっていたのか?」

それと、「あなた自身、取れたからどうしたいのか?」です。


基本的に銀歯は取れて当たり前です。


素材、硬さ、接着材との相性、金属の電気的性質・・・


どれも不自然なものですから。


個人的には虫歯を処置するときには


銀歯を第1選択にはしませんが、


すでに入っている銀歯が取れた場合には、


再接着することももちろんあります。


逆にどうしても金属に頼らなければいけないことも


ありますので、もちろんその人・目的に応じて使い分けます。


何でもノンメタル、セラミックが良いわけでもありません。



今回は写真がないので恐縮ですが


女性の患者さんです。









取れた銀の詰め物の内側(歯に接着していた面)を見ると


一部黒く腐食しています。


その表側を見ると、すり減って鏡面状に光っているスポットがあります。


接着剤は、一部歯に残っており、一部は銀歯に残っています。


全体のかみ合わせ、身体の軸、歯のゆらぎチェック


ご本人の希望、予算、時間的なこと・・・・


いろいろ考慮すると、今回は再接着することにしました。



銀歯の腐食してるところには


むし歯ができていましたので、削ることにしました。


削ると当然ピッタリ合わなくなってしまいます。


削って穴が空いたところにはハイブリッドセラミック樹脂で


銀歯がピッタリ戻るような形に再修復しました。


銀歯の接着面をサンドブラスト+接着向上処理をして


歯に再接着しました。


きっと保険診療であれば、


削り直して、型を取って作り直しすれば手っ取り早い。


でも、「そもそも、なぜ外れたのか??」


その原因が銀歯そのものや口の中に無いならば、


そこに取り組まない限り


作り直しても数年後また削って作り直しでしょう。


10年~15年後には神経とって、かぶせて・・・


それでも取り組まない限り、いずれ歯が割れて抜歯・・・


そうなっても、今はインプラントがあるからいいや!  ??

残念ながら、その原因はインプラントにも容赦なく降りかかってきます。


・・・僕は、なんか虚しく感じますねガーン



【今回の費用】


むし歯の処置(ハイブリッドセラミック修復

銀歯の接着処理・再接着      


・・・・・・・・・25,000円(税込)


【所要時間】


約1時間



【重力バランス軸、ゆらぎチェック】

1時間強   10,000円(税込)


 (状況によっては歯の処置のみの場合もあります)         


             以上

お問い合わせ、ご相談は

miyahara_dc@yahoo.co.jp まで


ブログランキングに参加しています。
ポチッといただけるとありがたいです。