こんにちは!
2023年が始まったばかりの印象ですが、早くも明日で
1月が終わりますね。
でも、寒さはまだ続きますのでご自愛くださいませ。
さて、国内金先物相場は今月23日には昨年11月10日以来と
なる終値で8000円台を維持させると、一時は8100円寸前
まで切り上げるなど地合いを強めましたが、その後は
8000円台をほぼ定着させるものの、高値圏での持ち合い
相場の様相との印象です。
その背景には、FRBの利上げは継続されているものの、
重要な物価統計である米消費者物価指数(CPI)は、
昨年6月の9.1%でピークを迎えると、今月発表された12月
のCPIは6.5%まで低下し、インフレ鈍化を鮮明にしている
ことや、ドル指数は9月でピークアウト、米長期金利
も10月下旬の4.2%台でピークアウトとなっているため、
FRBの利上げペースもピークアウトで停止時期も近づいてい
るとの見方が強まっていることが金相場の地合いを強めた
と思われます。
指標のドル建金相場で見ると、昨年3月に2070ドル付近の
史上最高値に迫る水準を記録した後は、同月にFRBが利上げ
開始に踏み切ったことを受け下落へ転じると、その後の
利上げペース加速にも圧迫され1600ドル割れ寸前まで高値修
正を余儀なくされましたが、9月から11月にかけて揉み合い
ながらも1600ドル台を堅持したため、当面の底打ち期待から
反発開始となると、上記要因が追い風となって一時は1900ドル
台半ばへ上昇トレンドを形成した格好です。
しかし、いよいよ明日から始まるFOMCが目前に迫るなか、
今回の利上げ幅は通常の0.25%に一段と縮小することを
市場ではほぼ織り込んだとの見方もあり、利上げペースの
一段の減速を期待した金相場の上昇は一先ず一服感が台頭
しているようです。
尚、今年に入って発表された米主要指標でも、今月6日の
米雇用統計(12月)は概ね好結果となったものの、平均時給の
伸びが大きく鈍化し弱いものとなったほか、小売売上高(12月)
も予想及び前回を下回る弱い内容でした。
こうしたことで、前回のFOMCでターミナルレート見通しは
5.00-5.25%と5%超なり、5.25%以上の見通しもそれなりに
出ていたものの、現状では4.75-5.00%で利上げが打ち止めと
なるという見通しが広がってきているため、今回のFOMCでは
市場が期待するような利上げ停止時期を検討し、ターミナル
レートが5%以下を示唆するような発言が出るかなど、注目
が高まっていると言えるでしょう。
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それでは、また!!
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