2022年7月10日日曜日

ケタバス釣り

琵琶湖といえば、小鮎。その小鮎の遡上が始まると小鮎釣りの光景が風物詩にもなる。そんな小鮎を追ってブラックバスなどの魚食魚(フィッシュイーター)も遡上する。

今回狙うのは、ブラックバスではなく、日本固有種のケタバスだ。前回、魚影が濃かった知内川に行ってみたが、この時期はアユのヤナ漁がおこなわれており、釣りはできない。橋の上からのぞいてみると、川一面にニゴイやらケタバスがいる。


この状況であれば、どこでも釣れるだろうと、隣の川に行ってみたところ、知内川ほどではないが、かなりの魚影の濃さだ。

さっそく、魚を模したフライを投げ込んでみるが、反応しない。。。ときおり、ゴツッとアタリらしきものはあるが、感触ではスレかかりで引っ掛かっただけだろう。

落ち着いてよく観察してみるとスポーニング(産卵行動)の最中のようだ。中には餌となる小鮎を追っている魚もいるようだが、フライへの反応は良くない。

さらに落ち着いて観察すると、何かはわからないが、仕切りと流下物を食べている。こんな時はドライフライ!と思ったが、フィッシュイーターを釣りにきたので、虫を模したドライフライのボックスはない。。。フローティングミノーをドラグフリーで流すと、ケタバスが様子を見に来る。魚影が濃いからといって甘くみて、準備を行った結果、4時間たっても釣果0。まともなあたり一つない。


この日は、午後から雨予報だったので、午前中で納竿。午後は、以前お世話になったクライミングジムへ。

この途中にスポット的な大雨に降られ、レインウェアを着る間もなくビショビショ。。。さんざんな一日であった。またリベンジしなければ。