前半戦が終わったので書いてみる(途中で寝てしまったから今あげる | 気がつけば轟

前半戦が終わったので書いてみる(途中で寝てしまったから今あげる

どうもこんちは、何か今年強いですね。

 

私事ながら、去年から実家を出てスカパー生活を送ってるので、仕事で遅くならなければかなりしっかり

見れています。今年はコロナも多少減っているのもあって、久々に神宮観戦とかもしたりしている状況。

 

さて、前半戦終わってヤクルトは

 

貯金22、マジック41、2位とのゲーム差11

 

といったいどこのチームですか?って状態ですw

去年だって打線はいつも通りよかったけど、別段強いから優勝したってより、阪神が勝手にコケてくれて、何かしらんけど優勝してたって感じだからなー

 

なんでこんなになっているのかをちょろっと振り返りつつ、後半戦に向けての話、最後に優勝争いをするならどのチームか!?って感じで書いていこうかと思います。

 

まず今年好調な要因です。野手陣、先発陣、中継ぎ陣それぞれにポジ要素が

あるので、それぞれ書いていきます。

 

まず野手陣

一番は長岡の存在、次いで村上の勝負強さ、最後に塩見の存在です。

 

一番は長岡、去年も打線はよかった方だと思うが、やはり下位打線は弱かった、まぁ弱いから下位なんだけど。

特にショートの西浦、元山が打てな過ぎた、率だけ見ると去年の元山と長岡の打率大差ないが、一発・打点共に大きく元山を上回っている。打数が既に多いからってのもあるが、去年西浦と元山とで記録した、一発&打点と大差ない結果を前半戦だけで出している。

 

もちろん出塁率等の問題はあるが、前半戦見てると村上が塩見、山田を返して点を取る、オスナや青木、中村なんとか繋いで、長岡がダメ押すってのを何度も見た。8番でオスナや中日阿部、巨人ウォーカーと大差ない打点上げてるのは、他チームからしたら脅威だろう。

 

次いで村上の勝負強さ

マジで勝負を決める打撃が多い、村上のお陰で勝てた試合が何度あった事か、満塁打が多いのもそうだが、打点の多さが際立つ。

同じ一発でも、勝ちに繋がる一発と、どーでもいい所の一発では価値が全く違う。

どーでもいい所で打つので代表例がバレンティン、60本3割と言うとてつもない成績を4番で残しながら打点王は取れなかったのが解りやすいかな。

 

村上も5月中旬ぐらいまでは、アッパー過ぎるスイングしてて、腰より上は全然打てなかったけど、唯一打てるアウトローを何でか相手投手が無駄に投げまくってくれたお陰で一発量産したんでね。そんで交流戦ぐらいからは去年までのレベルに近い形で振れるようになって、活躍はご存知の通り。どこまで記録延ばすか楽しみです。

 

最後は塩見

元々期待していた選手ではあったが、正直3割打てるとは思っていなかった。2割後半でいいからもうちょい四球選べるようにならんかなーと思っていたんでね。3割打てるようになり、出塁率もリーグ2位(1位は村上)。

これだけ出塁してくれると、波及効果で山崎が生きるし(これは後述)、村上の勝負強さも生きてくる。

 

つぎ先発陣

これは高梨と石川の好調、原樹理の粘りだろうな。

 

小川、高橋、サイスニード、奥川がある程度投げてくれるのは、去年見てれば予測は出来た。しかしこの4人だけではここまで独走は出来なかったでしょう、そもそも奥川は早々に離脱しちゃったし。

そこで出てくるのが去年ってか今まで大して活躍してなかった、高梨と原樹理、去年4勝の石川である。

特に高梨は成績こそ5勝5敗と物足りない成績だが、無援護だったり、ポカやらかして失点したりで心証よくないが、QS率で言えば高橋やサイスニードより上なんだよね。高梨が試合をちゃんと作ってくれているのはかなり大きい。少なくとも序盤に大量失点等試合をぶっ壊す事はほとんどなかった。(立ち上がりさえ良ければもっと勝てるんだけどなー)

 

QS率で言えば多少落ちるが原樹理も既に6勝、最後にボコボコにやられたんでこちらも心証悪いが、立ち上がりに難がある投手が多い中、初回からしっかり投げてくれる事が多い。反面数は少ないが初回からダメだともうどにもならん、試合ぶっ壊してる回数は多いかなー、それでも前半戦で6勝は立派でしょう。

 

最後は石川、5回で交代させられる事が多いから、QS率は低いものの他先発を休ます谷間にしっかり投げてくれている、試合壊したのはこの間の巨人戦ぐらいか?それ以外は5回~6回3失点ぐらいで投げてくれている。

 

最後中継ぎ陣

今野、清水、マクガフあたりがしっかり投げてくれるのは計算済み、今年ここまで好調なのは大西、木澤、大下が僅差負けている状況でも最少失点で2回~3回を抑えてくれている事が一番でかい。次いで田口、梅野だろう。

 

なかなか日が当たらない所だが、負けている状況で勝ちパターンを出す訳にもいかず、かと言って投手に代打を送らない訳にもいかずで、更に失点を重ね大敗する(この間の市川がそう)ってパターンを勝ちに持って行けるのはかなりでかい。根本的に先発が崩れたらその試合は負け試合な訳で、そこを打線の力と勝ちパターンじゃない投手達で勝ちに持って行けるのは相当デカい。

木澤が5勝、大西が3勝、単純計算で8回負ける所を勝ちにしたって事だからなー(同点の場面も何回かあったけど)、清水も5勝だが、清水の場合は全て同点なので訳が違う。

 

次いで田口と梅野

ここ最近は打たれ気味の二人だが、高津が連投制限が出来ているのはこの2人がほぼ勝ちパターンと言っても過言ではないぐらい、しっかり投げてくれている事。困ったら田口みたいな感じにも一時期なっていたからなw

梅野も清水が狙撃されたり、石山、今野が調子崩している時に投げてくれたのがデカい。真っすぐの質もよくなってきたしねー

 

前半好調な要因はこの辺りかな、ローテの軸となる選手がしっかり投げてくれるのはある意味当たり前、軸と目していなかった選手もしっかり試合を作ってくれる事、例え先発が崩れてもしっかり立て直してくれるロングリリーフ要因の存在。

そしてその投手陣の頑張りに応えられる打線と言う所だろうか。

 

次後半戦に向けてです。

後半戦は、普通にやってたら普通に優勝すると思います。。。ってそれじゃ面白くないので、これがやったら危険信号ってのを書いていきます。まぁ

 

ケガ・コロナ離脱

 

なんだけどな、ヤクルトだけでなく後半に逆転優勝されるチームってコレが絶対絡んでくる。その中でこの選手が離脱したらマジでヤバいってのを書いていきます。

 

野手陣

村上、長岡、塩見

投手陣

高橋、小川、サイスニードの3人の内2人以上

 

野手陣は独走要因の3人

村上は言わずもがな、たとえ負けていても『村上にランナー貯めてまわせば何とかしてくれる』って雰囲気がファンだけでなく、ベンチからも感じるし、実際何とかしてきたのが前半戦なんでね、打線の核となる選手が離脱したら穴を埋めようがない。

 

次いで長岡、ここは交代選手との格差が激し過ぎる点。このコロナ離脱でイヤと言う程見せられた。守備面ではそこまで大差ないとは思うが、攻撃面では雲泥の差。武岡はまだ期待出来るが未知数すぎるので。

他のポジションは割と代役が穴埋め頑張ってくれそうなんだよね、捕手は内山、ファーストは内川、坂口、セカンドは太田、宮本、外野はいっぱい、もちろんレギュラー陣と比べると・・・ってのはあるが、長岡とその他のショートとの差では全然違う。。。ほぼ自動アウトだからなヤツらは。。。

 

そんで塩見

塩見が好調ってのもあるが、攻撃面では山崎の価値が変わってくる。

現状山崎は2割中盤の打率でレフト守るとなると、ホームランないだけに物足りないが、塩見が出塁する事により、山崎の粘り、進塁打、バント(そこまで上手くないけど)などの小技が行きてくる。

打撃だけを考えるならば、青木や坂口、濱田の方が上だと思うが、村上の勝負強さを考えると、守備面も含めて山崎を2番に置きたい。

 

これが塩見が離脱してしまい、山崎に塩見の代わりを求めると打撃面でキツくなる。青木や坂口、太田などを塩見の代わりと言っても、塩見程の出塁率は期待出来なく、そうなると山崎の小技が生きなくなり、山崎も代わりを送られ、最終的にはただ単に打ってどーにかするしかない状況になってしまう。

いくら打てる選手と言ったって所詮3割ってかそこまで打てないから、レギュラーじゃない訳で、何とか打っても併殺などの確率も上がりガタガタになってしまう。

 

塩見の出塁率と足、山崎の小技と足、二つのセットが非常にいい作用して、クリーンナップに得点圏で回せる状況になってるのでね。塩見の離脱も厳しい。

 

あとセンター守備ってのもあるかな、山崎のセンターは肩の問題があり、並木や丸山、渡邊は打撃面で問題が出てくる。代わりがマジで効かないんだよね。

 

投手陣は軸となるべき選手が2人抜けたらそりゃどーにもならんわって事、奥川が万全な状態で帰ってくるならば、まだやり繰り可能だけど、いつ、どんな状態で戻ってこれるのか解らんのでね。

 

ととりあえずこの辺の事が起きなければ多分大丈夫かなーと思う。前半戦みたく圧倒的な成績残せるかは疑問だけど、前半戦の貯金はかなりでかいのでね。

 

最後に優勝争いするならこのチームだ!って事で、他チームの話をだらだらと

対抗筆頭は順位通りの広島

このチームは打撃陣と先発陣が強力。打撃陣に関してはリーグ1位の座をヤクや巨人と争うぐらい、一発打てる打者が少ないと言う欠点はあるものの、ベストメンバー揃えば1番から8番まで三割打てる能力もった打者が並んでいるからね。

元々打撃陣がよかった所に秋山入ってきちゃったし手がつけられん。

先発陣も大瀬良、森下、九里を軸に、床田と遠藤もちゃんと投げてる、こちらはリーグ1位だと思っている。左右のバランスもいいしね。

 

問題は中継ぎ陣、栗林と言う絶対的な守護神がいるが、そこまでどのように繋ぐか、僅差負けや同点の場合どうするかが課題、調子悪かった森浦が復調気味なので8回9回は決まりそうではあるけどね。

一岡、中崎、薮田と三連覇時に活躍した選手が復調したり、1人2人が確変したりするとやっかいかなーと思う。

先発陣の完投能力がすこぶる高いので、森浦栗林ラインだけでもある程度こなせるかな、同点や僅差負けの時にどれだけ盛り返せるかがって所。(木澤・大西の存在感だよな)

 

次いで横浜

いかんせんこのチームはベストメンバーが揃わない、全チームベストメンバーだけで1年やれば一番強いのは横浜ではないかと思ってる。

下位打線が弱いので打撃陣はヤクや広島、巨人より落ちるが、上位打線は遜色ない。(弱くない下位打線ってのも謎だがw)

先発陣もベストメンバーが揃えば、今永、大貫、濱口、東、上茶谷、平良とどんだけいるんだよと言う陣営(平良は今年無理だろうし、上茶谷と東は今年びみょいけど)

中継ぎ陣も山崎、三嶋、エスコバーといた所に、田中の完全復活、伊勢の躍進中継ぎも充実している。

なのでどこまでベストメンバー揃えて、出来るかだね。伊勢とエスコバーの酷使も気になる所

 

と優勝争いするならこの2チームかなーと思ってる。

 

残りチームだがそれぞれ難あり

阪神は、投手陣は素晴らしい、青柳、西勇、ウィルカーソン、ガンケル、伊藤と5枚確定、広島とほぼ同等、中継ぎもストッパー岩崎が完璧に抑えるタイプじゃないだけに、脆そうに見えるが湯浅は素晴らしいし、渡邊の左キラーぶりも凄い、他にも浜地、加治屋、岩貞と同点・僅差負けパターンもヤク同等。むしろ投手力ならばセリーグ1位だろうと思う。

だけど、打つ方がいかんせん厳しい。前半後半は大山が鬼神の如き打ちまくったがそれがいつまで続くか次第、近本中野の率はいいが長打率、OPSはそんなよく無いんで個人で点を取るのは難しく、大山・佐藤輝に掛かる期待が大きいが、大山はまだしも、佐藤輝がそれに応えられてるかは打点、長打率見るとびみょい、更に言えばこの4人以外は?ってなると箸にも棒にも掛からぬ状態です。大山がどこまで好調維持出来るか、ロドリゲスがどーなるかって所。

 

今後夏の暑い時期に入り、投手はへばってくる。そこを打つ方でカバーしなければならないのだが、今の打撃陣でどこまで出来るか、投手陣がどこまで前半戦の状態維持出来るかって考えるとAクラス争いが妥当かなと思う。

 

次巨人。いかんせん投手陣が弱い、先発・中継ぎともにまともなのは戸郷と大勢ぐらい。これではどーにもならん。しかもその戸郷を中4日で使ったりしてるのでどうしょもないわな。打つ方はヤクや広島と引けを取らないんだけどね、それを守り抜ける投手力が皆無。阪神・横浜の状態次第ではAクラス争いも厳しいか。

 

中日は~投手陣、打撃陣共に微妙、凄い叩く程悪い訳ではないが、よくもないって感じ。先発は大野雄、柳を軸するのはいいが、小笠原、高橋宏は間隔開けながらだったり、良かったり悪かったり、松葉はナゴド5回限定だしで軸以外がなんとも、中継ぎも勝ちパターンの外国人二人と藤嶋、清水あたりはしっかりしているが、それ以外がなんとも

打つ方も大島は相変わらずのOPSと長打率だが打率はよいんで、出塁はしてくれるのだが、阿部、ビシエド、木下、周平あたりの主力が軒並みずーっと調子よくないんでね。またすごく悪いって訳じゃないのも微妙な所。

投手陣最弱の巨人よりは中日の方がよいと思うが、横浜や広島には及ばない、打撃陣最弱の阪神と比べると、調子さえ戻ってくれば上回れると思うが、現状どっこいどっこいってか調子戻ったとしても、横浜や巨人を上回るとは思えないんで、やっぱり微妙。最下位回避出来るかどうか。

 

こんな感じですかね。一番怖いのは広島だよ、マジで。