優勝について | 気がつけば轟

優勝について

こんちは、今回は優勝について書いて行こうかと思います。

と言っても横浜を3タテした後に書いても今更感ありますが、、、

 

まず個人的に優勝は間違いないと思ってます。理由は

 

早い段階で対抗馬が横浜になったから

 

です。

 

「いやいや、前回お前広島と横浜が対抗馬と言ってじゃねーか」と言う声も聞こえたり聞こえなかったりしてますが、それはあくまで「対抗馬」であって、まくられるとは思っていなかったです。理由は2個ありますので順に書いて行く。

 

1つ目優勝争い経験の有無

これが一番デカいです。現主力で優勝経験者ほぼ皆無です、日ハム時代に太田、楽天時代に藤田、巨人時代の宮國ぐらいか?現状主力と言えるのは太田ぐらいだが外様で移籍1年目だし、宮國は現状敗戦処理だし、そもそも巨人時代も主力とはいいがたい、これではプレッシャー掛かる場面でキツイ。藤田がどこまで精神的柱としてくれるかと思っていたが1軍にいないしね。

 

じゃー優勝争い経験者居ないと優勝出来ないのか?ってなるんだけど、優勝争い経験していないチームが優勝するパターンは以下の通り(パリーグはDHあるんでちょっと違う)

1:前半戦から最後まで大差首位で突っ走る(例:2003年阪神)

2:後半若干詰められるも2位チームが勝手にコケる(例:2016年広島)

3:ゴタゴタしている中、どさくさに紛れ連勝したら優勝してた

 

1は簡単プレッシャー感じる事が無いから、負けたってどーって事ない、2も似たような物、「ちょっとヤバいかなー」と思ったら2位チームが自滅した形。

3はちょっと該当がなかったけど、去年や2015年のヤクが近いかなー、どっちも巨人と阪神が争いしてて、9月入るまで時々2位ほぼ3位って感じでウロウロしてたんだけど、9月入ってからポポンっと連勝してそのままの勢いで優勝しちゃった感じ。一応2015年は2011年中日にまくられた経験者が主力で残っていたし(畠山、川端、石川、館山)、2021年は2015年の経験者が主力で残っていた(山田、中村、小川、石山)

 

横浜が当てはまるのは3だけなんだけど、それをやるなら一か月早かった、どーとでもなる阪神や巨人を隠れ蓑にして3位辺りでちょっとづつ差を縮めて、9月中旬にドカンと連勝をやられていたら、こっちもプレッシャー掛かるしどう転んだか解らない、だけどここで出て来てあまつさえ叩かれてしまったら厳しいかなー

ってか優勝争い経験無くて優勝したのって2000年以降だとこの2チームなんだよね、いかに経験が大事かと言う現れかと。

 

2つ目中継ぎ陣の酷使

これはマジで最後の最後でしわ寄せが来る。伊勢とエスコバーの登板数が約2試合に1回、残り試合数も同じ割合で行くと2人共去年最多登板数の清水とほぼ同じになる。まぁ投球回数だと木澤が上回るんだが。

しかもこの前の3連戦見る限り、今後優勝目指そうと三浦がすると、終盤僅差負けなら出してきそうな雰囲気なので、登板数が更に増える予感。

 

忘れもしない2011年のまくられは、後半故障やら病気やらもあったが、一番は前半からの中継ぎ酷使で押本、松岡が崩れだしたのが要因の1つ。

もちろん個人によって崩れるかどうかは違うが、負けている場面でも使ってしまうと、本当に抑えて欲しい場面で打たれてしまう可能性があがる。

あれは村上が凄かっただけなのでいい例えではないが、この前のエスコバーみたいにね。

 

恐らく三浦は『1試合1試合を全力で勝ちにいく』と言う小川前監督と同じ思想なのだろうと思われる。少しでも勝つ可能性あるならば勝ちパターンも惜しみなく使う所がね~全力尽くすのは悪い事ではないが、それでは優勝は厳しいかなと思う。

 

対してヤクを見ると最多が抑えをやってるマクガフ。基本セーブシチュかホームの同点でしか投げないのに一番多い、これはある程度管理してきたからだろう。この辺りは中継ぎが豊富ってのもあるが、高津の思想に共感出来る。もうちょい先発引っ張れやとは思うけど。

今野が今年も力尽き、木澤が失点するようになってきたが、今年も石山が調子上げてきたし、よく解らんが久保が抑えているので、心配はしてない。

 

横浜ならば大丈夫かなーとと思った要因が上記です。そんで上記の理由があるからこそ一番怖かったのは広島だったんですよね。

菊池や曾澤、大瀬良、九里など3連覇経験者が多数在籍しているし、元々コレと言う中継ぎいなかったから、酷使と言えるのはいなかった中、薮田が復活、矢崎が覚醒、一岡も復活気味?と言う感じで、更に先発と打撃陣はリーグ1位を争うレベルで強力となっていたからな。

大瀬良の不調・床田の骨折と厳しい場面で、コロナで主力大量離脱、せっかく中継ぎ揃って追撃するぞって場面で戦線離脱してしまったね。9月に入っても借金ある状態じゃ優勝はもう無理かなー

 

とまぁこんな感じで大丈夫だと思っているが、心配な人は「2011年を彷彿させる」って事なので、あの年と違う点をいくつか挙げていこう

 

1:先発陣の枚数が十分にあり故障者がいない

2:中継ぎ陣の酷使がない

3:打撃陣の軸がいる

 

1は2011年だと由規が投げれなくなった事がデカい、最後は石川、館山、村中、赤川、増渕の5人で回して、谷間に七條やら山本やらを投げさせて負けていたw

5人で回せばは先発陣への負担も行くし、そもそも安定してたのは石川、館山、赤川ぐらいなので、中継ぎ陣の酷使にも繋がる悪循環で、もうどうしょもなかった。

今年に関しては言えば、コロナ離脱や調整離脱はあったものの、当初のローテだと奥川以外は全員投げている、その奥川も開幕早々離脱したので、そもそも居ないと考えれば全員がほぼずっと投げてるような物。

安定感はさほど変わらんかもしれんが、枚数も小澤と石川入れれば7人いるのでね。バックアップ要因として期待していた金久保とスアレスが微妙なのが痛いが、枚数揃えられるだけでも全然OK

 

2は前で話したけど、特定の人に偏らないようにしてきたので、ある程度は大丈夫だろうし、石山と久保の台頭してきてくれたしね。

 

3は言わずもがな村上。2011年もバレンティンがホームラン王取ったりはしたが、違反球のせいで31本しか無いし、そもそもヤツは大事な場面では打てないのでね。ホームランが8本少ない畠山の方が打点9多い始末だし。

打率を見てもチームで一番が宮本と言うね、、、去年中村が一番だったからなんとも言えないけど。それでも去年は村上がホームラン王とほぼ打点王だった訳だし。今年は3冠狙える程だからな。軸がしっかりしているのはデカくて、「コイツに回せばなんとかしてくれる」と思えるだけで、モチベーション変わるからな。

 
逆に言うと、上記の想定が崩れたらヤバいと考えてください。と言っても2は今までの経過の話だから崩れる事ないんで、先発陣の複数離脱や村上の離脱が起こるとかなりヤバい。。。そうならない事を祈って応燕しましょう。