門司港レトロ 観光 日帰りの旅!歴史的な街並みと関門海峡の絶景を楽しむ

昨年の日本滞在中は、各地を訪れましたが、初めて訪れた場所の一つが、本州と九州を隔てる関門海峡がある、レトロな街並が楽しめる、北九州市の門司港です。門司港駅周辺は、重要文化財となっている駅舎をはじめレトロな建物や倉庫が立ち並ぶ歴史地区となっていて「門司港レトロ」と呼ばれ、人気になっています。趣のある歴史地区の散策の他、観光列車も走っていて、関門海峡の絶景も見ることができます。さらに少し足を伸ばすと、海底のトンネルを歩いて、北九市の門司港から本州側の山口県下関まで歩いて渡ることができる、関門トンネルのお散歩コースもあり、日帰り旅行におすすめの楽しいスポットになっています。

本州と九州を隔てる、関門海峡の九州側にあるのが、北九州市の門司港です。門司港駅へは、新幹線も停まる小倉駅から電車で15分程で到着します。門司港の観光スポットとなっているのが、20世紀初頭前後に建てられた趣のある建物が残る駅周辺の「門司港レトロ」と呼ばれる歴史地区です。その代表的存在が、1914年に完成した趣のある駅舎で、重要文化財に指定されています。駅内部も昔ながらの雰囲気が残されていたり、展示が行われていたりと楽しめます。

そんなレトロな駅舎の一角には、おしゃれな雰囲気のスタバが入っていて、人気になっています。

駅前には、こちらも重要文化財となっている 1921年に建てられた 旧門司三井倶楽部 があります。もともとは、門司の別の場所にありましたが、歴史地区に移築され、レストランになっています。アインシュタインが 1922年に訪れた際には、本館2階に滞在したそうで、そんなお部屋がメモリアルルームとして展示されています。

駅から少し歩くと美しいハーバーが広がっています。ハーバーの入口付近には「マリンゲートもじ」があり、関門汽船 のフェリーやクルーズで、下関の唐子や、宮本武蔵と佐々木小次郎の戦いで知られる巌流島に向かうこともできます。

ハーバーの入口に当たる、海辺の見晴らしのいいスポットには、開閉式の「はね橋」とも呼ばれる「ブルーウィングもじ」が架かっています。通常は普通に橋を渡ることができますが、正午を除く、午前10時から午後4時までの毎時ちょうどになると橋が上がり、通行止めになります。

はね橋の北側のウォーターフロントには、1912年に建てられた、北九州市旧門司税関があります。

そんな歴史的な建物と並んで、現代的な建物や新たにかつてのレトロなデザインで建てられた 大連友好記念館 などもあります。

ちょうど一年程前に当たるこの日は、北九州ラーメン王座選手権と呼ばれるラーメンフェスが開催されていて大盛り上がりでした。ちなみに、今年は、今週末 2024年3月16から17日にかけて開催されます。大人気のイベントのようで、どのお店も大行列が出来ていました。

そんな大盛り上がりのラーメンフェスを横目にランチで訪れたのは、元祖瓦そば たかせ。実は、瓦そばは、対岸の山口県下関発祥の名物です。熱々の瓦の上に、茶そばが盛り付けられて登場します。そばの上には、牛肉、卵、海苔、レモン、もみじおろしなどがのっていて、つゆにつけていただきます。初めていただいてみましたが、瓦に触れていない部分の普通のそばと焼きそばという2つの食感が楽しめ、見た目も面白い上に美味しかったです。

瓦そば以外にも、鯛茶漬け、白子豆腐の揚げ出し、ふぐ刺しなどもあり、ご当地グルメが色々楽しめます。

今回は、瓦そばをいただきましたが、門司港は、焼きカレーの発祥地でご当地グルメになっていて、焼きカレーの人気店が色々あります。

門司港駅周辺には、関門海峡ミュージアム、門司港美術工芸研究所、九州鉄道記念館など色々なミュージアムがあるので立ち寄ってみるのもおすすめです。
こちらは、出光美術館。20世紀初頭前後に貿易で栄えた門司は、石油大手の出光の母体となった出光商会が1911年に誕生した地で、そんな出光の歴史と創業者の出光佐三氏を紹介すると共に、様々なテーマの美術展が開催されています。

門司港では、観光列車も走っていて、家族連れなどに人気になっています。潮風号 と呼ばれる観光列車は 2km 程の短い区間ですが、門司港駅と関門海峡めかり駅を結んでいます。

潮風号の観光列車に乗ると、途中、トンネルの中で、電車の天井で魚が泳ぎだしたり、楽しい演出があります。

関門海峡めかり駅は、関門橋のさらに奥の見晴らしがいい場所にあります。

海沿いには、潮風が気持ちよく、素晴らしい景色が広がる遊歩道があるので散策してみるのもおすすめです。

遊歩道を関門橋の方向へ歩いて行くと絶好のロケーションに、和布刈神社(めかり神社)があります。和布刈神社は、潮の満ち引きを司ることから「導きの神様」の神社とされていて、人々も人生に迷う時、導きのご利益があるようにいわれています。

和布刈神社から丘の上に上がって行くと、海底を歩いて本州まで渡ることができる、関門トンネル人道があります。

下関に向けて出発です!

トンネルの途中には、福岡県と山口県の境界があります。15分程歩くと海峡を渡り切ることができます。

下関側には、源平合戦の最後の戦いとなり、平家が滅亡することになった壇ノ浦の戦いの古戦場があり、記念碑が飾られています。

九州を背景とした美しい関門橋の光景も見渡せます。

福岡は、美味しいグルメが盛り沢山です。門司港から博多までは、小倉駅で新幹線に乗り継ぐと40分程で移動できます。夜は、博多に戻り、屋台巡りを楽しみました。

博多で絶品グルメ三昧!屋台と老舗名店巡りで 焼きラーメン おでん ミニ餃子 水炊きなど福岡の名物料理を堪能

楽しい門司港レトロの日帰り旅のハイライト動画です。よかったらご覧ください。

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門司港レトロ 観光 日帰りの旅!歴史的な街並みと関門海峡の絶景を楽しむ was last modified: 3月 16th, 2024 by mikissh