A宮は本分を知るべし! 「キリスト教の教え」④ | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

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The Beatles - Let It Be - Let It Be (STEREO REMASTERED)

 

 

    「Let It Be(ほっといてくれ!)」

 

 上皇陛下が皇太子様時代の教育係は、慶應義塾大学の小泉信三だと申し上げました。小泉信三は何を教えたのでしょうか? アメリカ人のヴァイニング夫人と共に何を教えたのでしょうか?

 それは、「自由、平等、博愛」ということを教えたのです。これを以下のように教えます。西洋人は文明人です。それはなぜでしょうか? 「自由、平等、博愛」という根本の理念をもっているのです。

 人間は根本的に自由です。そして、人を愛して、多くの人を愛していくことを博愛といいます。これが、上皇陛下の授業の根本になっていたのです。

アメリカは、どんな事業をやろうとも、投資も自由です。「鉄道を敷きます。皆さんお金を出してください。投資家を募ります」と言うのです。それだけでよいのです。日本でそれをやったのが、渋沢栄一です。お金をもってきて事業をやるのではありません。

 「このような事業をします。皆さんからのお金を募ります。お金を出してくれた人には、利息を払います。儲かりますから、この指とまれ」とやったのです。渋沢栄一は600社の会社をつくったのです。

 渋沢栄一は、「何故、諸君はお金が集まらないのか? 私が言うとお金が集まります。何故、君がやるとお金が集まらないのか? 簡単なことだよ。君には信用がないからだよ」と言うのです。お金がなくても信用さえあれば、お金はいくらでも集まります。

 渋沢栄一は、600社も会社をつくったのです。凄い人です。安西家は、東京ガスの事業を渋沢栄一から譲り受けたのです。そのような因縁があるのです。

 アメリカは自由で平等ですから、身分制度などありません。大統領を一人立てて、その下は平等です。大統領の政治は、議員が監視します。議員が政治を実行するのではありません。大統領が実行するのです。大統領の署名がないと、政策は進みません。「大統領、この政策を実行しますので、サインをお願いします。」と言うと「はい、サインしたぞ」と大統領が言います。すると、政策が実行できるのです。

 これは市議会でも同じです。市長は何でも実行できるのです。それを議員が監査するのです。市長は議員の方を向いて睨むのです。議員は市長の政策をチェックするのです。これがアメリカの「自由、平等、博愛」に基づいた民主主義の政治です。このことを教えると、皆、感動するのです。

 この精神が表れた人が福沢諭吉です。「天は人の上に人を造らず」と言ったのです。それは、「自由、平等、博愛」です。それが福沢諭吉の根本の精神になっていたのです。

 福沢諭吉から学んだ慶應義塾大学の学生は、ほとんどが実業家になったのです。慶應義塾大学を卒業して、「官僚になろう」という人は少ないのです。「自由、平等、博愛がわかった人は事業を起こしなさい」と言ったのです。

お金が無いならば、「このような事業をするからお金を出してくれ」と言えば、お金は集まります。いくらでも集まるのです。信用されないことをやっていれば、お金は集まりません。

 この「自由、平等、博愛」がキリスト教の最大の精神です。慶應義塾大学長の小泉信三は、このようなことを上皇陛下に教えたのに違いありません。

 では、「自由、平等、博愛」と言うのですから、身分制度はありません。「人間は皆、平等です」と言うのですから、アメリカには貴族はいません。これは、新教徒の考え方です。

 カン違いをしてしまったのです。そんなことを皇太子様が教わっても意味がありません。何故ならば、天皇は権威です。「人間は身分の差なく自由だ」と教わっても、自分には最高の身分があります。

 だから、首をかしげながらやってきたはずです。上皇陛下は「象徴とはどのようなことなのか?」と考えられてきたのです。象徴天皇とは、どのような天皇なのでしょうか? 象徴天皇には、主権がありません。戦後、主権は国民の側にあるのです。

 戦前、昭和天皇には主権があったのです。象徴ではありません。「全て私の思い通りにやります」という主権があったのです。

 上皇陛下には、主権が全くなくなってしまったのです。「象徴天皇はどのようなことなのだろうか?」とずっと考えられてきたのです。最後まで「象徴天皇」を考えられてきたのです。その答えは、上皇陛下になられても、わからなかったのです。

 天皇という位と、「平等」は矛盾しているのです。天皇は平等ではありません。まして、国民の代表の象徴であって、シンボルです。「国民の象徴とは、どのようなことなのか?」と、上皇陛下はそれをずっと悩まれてきたのです。

 魅痴子さんは平民から、皇太子様の嫁に来たのだから、そんなことは考えていません。

「皇室は不合理です。3千年の歴史がある大嘗祭の儀式など、やる必要はない」と思ったのです。魅痴子さんから見ると大嘗祭の儀式は悪魔の儀式に見えるのです。

 大嘗祭の儀式は、悠紀殿、主基殿を建てて、夜中に天照大神と天皇陛下が一緒にお休みになるのです。天照大神の魂が降りてきて、同床共殿をするのです。ご飯を一緒に食べて、寝る時も一緒です。この儀式を3日間もやるのです。

 「これは野蛮な悪魔の儀式だ」と魅痴子さんは思ったのに違いありません。キリスト教徒にとって神様はキリストしかいません。真っ暗にして夜中にロウソクを灯して、天照大神の霊体が降りてきて一緒に過ごすのですから、魅痴子さんには悪魔の儀式に見えるのです。

 「このような魔女がかった宗教から抜けさせてあげないと、天皇は可哀想だ」と思ったのです。だから、「開かれた皇室にしよう」と思ったのです。

 「皇族も人間なのだから、悪魔の儀式はやらなくてもよい。「自由、平等、博愛」の皇室をつくらなければいけない」と思ったのです。

西洋の王様はローマ法王の下にいるのです。ローマ法王から王冠を授けられるのです。王様から見ると、法王即神です。法王から王冠を与えられて、「貴方を王として認めます」と言われるのです。法王は神なのです。神から認められた王権神授説です。

 「神様から、王様の権力を認められたから、貴方は王様です。それが貴方の権力の源です」。そのように教わるのです。魅痴子さんは、日本の皇室をそのようにしたかったのです。(②に続く)

 

 

 

 

※本物の皇族(11宮家)のお顔が見れます。本来の日本に返ろう!

 

■安西孝之さんとA宮は、瓜二つです!

  安西孝之さんは、美智子さんの妹の亭主です。

 

 

※M子ちゃんと、 矗昶(もり のぶてるも、瓜二つ。

 森 矗昶は、安西孝之さんの祖父です。

https://www.yoshiepen.net/entry/2021/03/01/224414

 

 

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