総集編・・・その14 | 走れ!妄想自転車

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前輪駆動、前輪操舵のリカンベント自転車(など)の製作記です。

 こんにちは! yabusakaです。総集編も気づいたら14まで連なっておりました・・・。

 

 ここらで完結させないと、何の為の「総集編」なのか解らなくなってしまいますね!

 

 

( 今回の仕様は後輪操舵機構が目玉!)

 

 

 

 前回のver. では公道で「旅」をするための装備品を作り込みました。もう、そこで完成 !としても良かったのでしょうが・・・。

 

 yabusaka的にやり残した事があったのです。

 

 それが、「後輪操舵機構」を我がマシンに組み込む事なのでした。

 

 紆余曲折あって、そう決意したのですがそれはコチラを見てもらうとして・・・。

 

 タイトなスペースにぎっちりと操舵機構を組み込む・・・という事が成立するかどうか、ギリギリのチャレンジだったのです。

 

(ミリ単位の攻防・・・)

 

 リヤハブをスイングさせる機構をリヤフォークの内幅に収めるので、わざわざOLDの小さいハブをベースに改造しました。

 

 

(ブレーキは油圧ディスク化♫)

 

 ホイールがスイングしてしまうため、リムブレーキはかえってキャリパーのマウント方法がタイヘンな事もあり、無理やりディスク化! しました。

 

 

(ディスクマウントを製作)

 

 

 ベースとなったハブがディスク対応ではなかったので、ディスク板を固定する部品も一から製作・・・・。

 

 こんなの見た事無いのですが、人柱? になる覚悟でトライ! (じつはスペース上の都合もあり仕方なく・・・)

 

 

(ギッチリと詰め込みました・・・)

 

 

 ギッチリと操舵機構を組み込んで・・・それでもOLD100mmに収めました! (半ば意地で・・・)  

 

 スイング角はタイヤとリヤフォークの内面が干渉しない程度の角度ですが、後輪操舵を実感するには十分でした。

 

(異様なレバー配置となりました)

 

 

 乗車時に手前に伸びてくるレバーが操舵レバーで手のひらの腹で押し込む様に操作します。

 

 進行方向に伸びるのは、もちろんブレーキレバーです。

 

 これら2本のレバーはとっさの時に 間違えて操作しない様、あえて逆向きで異なる操作方法としました。

 

 それでも、ハンドルグリップから手を離さないで済む位置となれば、こんな異様なレイアウトとなってしまいます。

 

 

(ワイヤーでスイングさせます)

 

 見慣れたアールを描くのはリアディレーラーの変速ワイヤー・・・ではなく、操舵機構の為のワイヤーです。

 

 ハンドルの左右に振り分けた操舵レバーをニギ二ギしてリヤホイールを操作するのはとてもワクワクしました。

 

(操作には慣れが必要です・・・)

 

 

 実走しながら操舵するのはかなり慣れが要ります。

 

 走行中に考える要素が1つ増えただけでも、ライダーの負担は一気に跳ね上がります。

 

 

 あとは考える必要がなくなるまで、ひたすら走って操舵する感覚を覚える事で何とかなるでしょう! 

 

 

 いつも思うのは、人間の順応力とはすごい・・・という事です!  

 

 

 好奇心と順応力?を武器に、「未知なる世界」をグイグイ進んでいく体験は、他の何にも替えられない充実感と満足yabusakaに与えてくれました。

 

 

 

 妄想するのは楽しい・・・でも実際に「表現」するのはもっと愉しい! です。

 

 

 

続く