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中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。
「週刊現代 7/3号」の記事
2021年07月07日
|
日記
先日ご案内した「週刊現代7/3号」に私も取材を受けた故・田宮二郎さんの
記事です。改めてアップしてほしいという声にお応えしました。
この中に私の名前が随所に出てきますし、私が彼からもらったハガキの写真
も掲載されています。改めてご覧いただけると嬉しいです。
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9 コメント
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Unknown
(潮来笠大好きです)
2021-07-09 20:55:19
おーい中村君が本当の田宮ちゃんです。
これ、ほんとです❗
Unknown
(潮来笠大好きです)
2021-07-09 21:09:57
とても気さくな方とお見受けしておりました❗
白い巨塔でイメージが造られた
Unknown
(nkjmta5287ky)
2021-07-11 19:57:30
この雑誌の記事、全てが私の✨宝物✨です🥰笑顔が本当に素敵です🥰❤️色々なお写真を載せていただき、感謝しかありません🥰💕有り難うございます🥰💞
Unknown
(辻原千樫)
2021-07-14 16:31:12
読みたかったぁ!
けんさんの予告記事も、このご投稿も読んでおらず、残念なことをしました。
Unknown
(Takebe)
2021-08-19 08:55:41
久し振りに投稿させて頂きます。
田宮二郎さんは私が小学5年生の時に猟銃自殺されました。
当時、ニュースとしてはかなり大々的に扱われた記憶はありますが、私的には『タイムショック』の司会や『高原へいらっしゃいま』のキザなホテルマン役などテレビタレントとしての認知があっただけで、当時出演中の『白い巨塔』も冗長な展開が子どもにはつまらなく、観てませんでした。
しかし、その10数年後、映画版『白い巨塔』を観る機会があり、興味が湧いたので、改めてテレビ版の再放送を観ると非常な名作である事に気付きました。
通常、オリジナルを超えるリメイクはないというのが映像世界の常識なのに、あらゆる面で映画版を凌ぐクオリティだったと思いました(申訳ないですが、その直ぐ後にテレビ朝日が制作した村上弘明版とは雲泥の差)。
それが切掛で田宮二郎という俳優さんに興味を持ち、数多くの作品を観た結果、今では日本映画史上に残る名優と思ってます。
その一番の理由は『悪名』シリーズ、『犬』シリーズのような軽妙な役に嵌る一方、『複雑な彼』、『夫が見た』、『黒の挑戦者』のような嫌らしいくらいのキザなキャラクターもサラッとこなしてしまう器用さです。まるで、ロバート・デ・ニーロやショーン・コネリーのような演じ分けをいち早くしていた俳優さんだと思いました。
海外では割と器用な俳優が居るように思いますが、日本で名優と呼ばれる人は高倉健、三船敏郎、佐分利信などなど、特定のカラーの役ばかり演じる事が多いと思います。
なので、『高原へいらっしゃい』のイメージが浸透していた私にとって『悪名』の貞、清次を観た時は驚きました。
数年前、田宮氏のご長男とメールを交わす機会があった時に伺ったお話では実際の田宮二郎は『悪名』の貞、清次のイメージに近かったそうですが、一方では女性のように几帳面なところもあったらしいです。また、タバコのイメージの強い俳優さんでしたが、普段はショートピースを愛吸しながらも、役柄によっては銘柄を洋モクに変えるという細かさがあったそうで、とにかく役になりきる方だったようです。面白いエピソードとしてはある後輩の結婚式の際、トイレに行こうとして廊下に出たところ、勝新太郎さんとバッタリ出くわし、その時は数年ぶりの再会だったそうですが、勝新さんが背後から
「清次、灰皿❣️」
と云うと
「ヘイ、兄貴❣️」
と振り抜きざまに両手を差し出したというのがあります。この場面は多くの人が見ていたそうですが、吉本新喜劇並のアドリブプレイですね。恐らく、非常に勘の良い方なので演じ分けも器用に出来たのでは?と思います。
ところで、田宮二郎さんの本は色々読んだのですが、どうしても分からない謎があります。
①大映のトップクラス俳優時代に何故か他社出演が皆無
②大映時代の同社の大スターである長谷川一夫、市川雷蔵の両氏と共演がない
③殆ど主演経験がないのに『悪名』の貞役に抜擢された理由
です。
もしご存知なら教えて下さい。
Unknown
(中島けん)
2021-09-23 12:51:37
潮来笠大好きですさん
私の思い出ではすごくいい男です。とても惜しい退社であり死に方だったと思っています。
Unknown
(中島けん)
2021-09-23 12:54:51
nkjmta5287kyさん
暫くの事ですが、田宮・藤の夫婦と仲良く出来たことは、私の一生の思い出です。
いい男、いい女でした・・・。
Unknown
(中島けん)
2021-09-23 12:57:22
辻原千樫さん
記事掲載の予告が行きわたらず、ごめんなさいね。
Unknown
(中島けん)
2021-09-23 13:11:26
Takebeさん
とても素敵なご夫婦で、一時的でも仲良くさせていただいたことは、私の大事な思い出です。ただ自殺は私がどうしても許せない思いでした。
少しの間はチョイ役が多かったのですが、才能が開花しすぐに大きな役が舞い込んできました。全く休む暇などなく、次から次に新作が用意され、休む暇などなかった筈です。あまり休みが無かったため、丁度勝夫婦が九州に来た時、同行して遊んだこともありました。
長谷川先生や雷蔵との共演が無かったのは残念ですが、一本立ちの企画が続きチャンスに恵まれなかったからだと思います。
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これ、ほんとです❗
白い巨塔でイメージが造られた
けんさんの予告記事も、このご投稿も読んでおらず、残念なことをしました。
田宮二郎さんは私が小学5年生の時に猟銃自殺されました。
当時、ニュースとしてはかなり大々的に扱われた記憶はありますが、私的には『タイムショック』の司会や『高原へいらっしゃいま』のキザなホテルマン役などテレビタレントとしての認知があっただけで、当時出演中の『白い巨塔』も冗長な展開が子どもにはつまらなく、観てませんでした。
しかし、その10数年後、映画版『白い巨塔』を観る機会があり、興味が湧いたので、改めてテレビ版の再放送を観ると非常な名作である事に気付きました。
通常、オリジナルを超えるリメイクはないというのが映像世界の常識なのに、あらゆる面で映画版を凌ぐクオリティだったと思いました(申訳ないですが、その直ぐ後にテレビ朝日が制作した村上弘明版とは雲泥の差)。
それが切掛で田宮二郎という俳優さんに興味を持ち、数多くの作品を観た結果、今では日本映画史上に残る名優と思ってます。
その一番の理由は『悪名』シリーズ、『犬』シリーズのような軽妙な役に嵌る一方、『複雑な彼』、『夫が見た』、『黒の挑戦者』のような嫌らしいくらいのキザなキャラクターもサラッとこなしてしまう器用さです。まるで、ロバート・デ・ニーロやショーン・コネリーのような演じ分けをいち早くしていた俳優さんだと思いました。
海外では割と器用な俳優が居るように思いますが、日本で名優と呼ばれる人は高倉健、三船敏郎、佐分利信などなど、特定のカラーの役ばかり演じる事が多いと思います。
なので、『高原へいらっしゃい』のイメージが浸透していた私にとって『悪名』の貞、清次を観た時は驚きました。
数年前、田宮氏のご長男とメールを交わす機会があった時に伺ったお話では実際の田宮二郎は『悪名』の貞、清次のイメージに近かったそうですが、一方では女性のように几帳面なところもあったらしいです。また、タバコのイメージの強い俳優さんでしたが、普段はショートピースを愛吸しながらも、役柄によっては銘柄を洋モクに変えるという細かさがあったそうで、とにかく役になりきる方だったようです。面白いエピソードとしてはある後輩の結婚式の際、トイレに行こうとして廊下に出たところ、勝新太郎さんとバッタリ出くわし、その時は数年ぶりの再会だったそうですが、勝新さんが背後から
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①大映のトップクラス俳優時代に何故か他社出演が皆無
②大映時代の同社の大スターである長谷川一夫、市川雷蔵の両氏と共演がない
③殆ど主演経験がないのに『悪名』の貞役に抜擢された理由
です。
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私の思い出ではすごくいい男です。とても惜しい退社であり死に方だったと思っています。
暫くの事ですが、田宮・藤の夫婦と仲良く出来たことは、私の一生の思い出です。
いい男、いい女でした・・・。
記事掲載の予告が行きわたらず、ごめんなさいね。
とても素敵なご夫婦で、一時的でも仲良くさせていただいたことは、私の大事な思い出です。ただ自殺は私がどうしても許せない思いでした。
少しの間はチョイ役が多かったのですが、才能が開花しすぐに大きな役が舞い込んできました。全く休む暇などなく、次から次に新作が用意され、休む暇などなかった筈です。あまり休みが無かったため、丁度勝夫婦が九州に来た時、同行して遊んだこともありました。
長谷川先生や雷蔵との共演が無かったのは残念ですが、一本立ちの企画が続きチャンスに恵まれなかったからだと思います。