2024年2月17日土曜日

H3ロケット2号機の打ち上げ成功に感動

 

本日H2Aロケットの後継機としてH3ロケットの打ち上げが成功しました。

このニュース映像を見て、開発担当者の抱き合って祝福し合う姿や、涙ぐみながら拍手を送るスタッフの姿を見ていると、こちらも胸に迫るような感動を共用させてもらいとてもうれしくなってしまいました。

さて、このブログでは2015年11月19日に『将来を背負う日本の航空機産業』、及び2015年11月25日に『下町ロケット≒H2Aロケット』で三菱重工を紹介させていただきました。



私自身このようなドラマに出てくるような開発秘話に惹かれるタイプで、三菱重工に興味を持ち2020年3月に株を購入した次第です。

株価の状況としては、当初国産ジェット旅客機MRJの開発を断念したり、H3ロケットの1号機失敗などマイナス要因が続き、自分としては目算違いとあきらめ気分でしたが、最近は想定外の要因によって思わぬ高騰となっており目を疑うばかりです。

そんなこんなで、今回のH3ロケットの打ち上げ成功は2重の喜びを感じているところです。


2023年2月21日火曜日

SCREEN HDの株購入

 

自動車の自動運転、通信の高速化、AIなど昨今の産業の発展に半導体は欠かせないものとなってきました。

半導体の需要は長期的には明らかに増大しますが、ここへ投資するとなるとやはりリスクも伴います。

そのリスクとして、半導体不足が続いたと思ったら最近では供給過剰になってきているとも伝わってきます。

加えて、中国への輸出規制が厳しくなってきていることなどがあげられます。

でも、世界全体を考えた場合、将来的にメリット>デメリットは間違いないと思われます。

さて、半導体の製造において、歩留まり(良品率)が製造メーカーの利益に直結することから、製造ラインには、薄膜形成、露光エッチングなど多くの工程ごとに洗浄装置が必須となっています。

半導体は微細な汚れが歩留まりに影響することから、洗浄装置もこれらの要求に応えるために数千万円もするようなノウハウのかたまりと言っていい装置が必須となります。

そこで、洗浄装置として世界トップメーカーのSCREENの株を購入した次第です。

若干の不安はありますが、高配当と値上がりに期待し長期保有したいと思っています。


2023年1月3日火曜日

今年の相場に影響?注目10大ニュース


新年あけましておめでとうございます。

昨年は新型コロナの長期化に加え、ロシアのウクライナ侵攻により不安定な経済状況を余儀なくされました。

これらの難局は国民全体に大きくのしかかってしまい、加えて個人投資家の皆さんは今後の展開が気になるところではないかと思慮します。

私もささやかながら今後の投資をどのようにしたものかと考えてみてはいますが、はっきりと決められないのが実情です。

そこで、まずは市場に影響を及ぼすと思われる変化を私見ではありますが10大ニュースに見立てて整理してみました。


1.新制度NISA

個人投資家としては大いに気になるところで、当然節税対策のため施行に合わせて保有銘柄を見直す予定です。

2.気になる為替相場

円安が続けば海外進出していた企業のUターンが考えられます。
円安から円高に戻りつつあるように思えますが、まだまだひと波乱がありそうな気がしており、動向に目がはなせません。

3.エネルギー危機

益々石油や天然ガスの調達が難しくなってきており、国として代替エネルギーをもっと真剣に取り組まなければ経済は減速せざるを得ない状況に追い込まれています。
これも注目すべき課題です。



4.食料危機

昨年からの度重なる値上げは、消費者への大きな圧迫となってきています。
その要因は、短期的には5項と関連しますが、戦争による影響も大きいと思われます。
しかしながら、長期的には代替食品の開発なくしては食料不足が続くものと思われます。

5.ロシアのウクライナ侵攻の出口は

一部の権力者のエゴとしか思えず、とにかく早く終わってほしいものです。
上記2,3,4項の負の要素が大幅に払拭できると思われます



6.日経企業の半導体市場奪還

昔のことを言っても仕方がないが、栄華を極めた時期があったのは事実です。
世界では現在超精細な2ナノのプロセスの開発が進められています。
半導体産業は装置産業で、超精密な製造を可能とするプロセスや設備の開発が必要で、これには膨大な投資金額が必要です。
当然、産官学の連携で行えば日本ならきっとできると信じています。」

7.電気自動車への転換

日本の自動車メーカーは世界と周回遅れと言われています。
本格的な普及に向け早期開発を期待している次第です。
ただ、本当にガソリンから電気に置き換わるのでしょうか?私は疑問に思っています。
それはリチウムの供給量に限度が有ることです。
よってリチウム以外の電池の開発が成否を決めるのではないでしょうか。

8.希少金属の調達

リチウムのみならず、歯科材料やモータのコアなど、最先端技術に希少金属を使った製品が次々と開発されています。
これらが成長するには、希少金属の調達の役割を担うには、他国での採掘の技術及び資金援助を含めた商社の力も借りなければなりません。

9.予算増大による防衛産業への影響

まさかの防衛予算が大幅に増大することとなりました。
これに伴って、防衛産業関連の各種受注も大幅に増加します。よって、これら関連企業の業績も伸長するのは明白です。
早々に仕込みを検討しましょう。

10.国、自治体のデジタル政策

デジタル思考が苦手な政治家や経営者が多い。また、国民においても苦手意識の人が多いのも事実です。
加えて、国民の不安感が重なり、思うように進まないのが実態ではないでしょうか。
でもソフト開発会社への発注は着実に増えているものと推察していおり、今一度注目企業に加えてみてはどうでしょうか。


当たるも八卦、当たらずも八卦、
皆さんも専門家の予想ばかりを参考にせず、自分なりに整理してみてはどうでしょうか。

今年こそ、良い年になりますように願っています。

2021年2月20日土曜日

配当の節税をしていますか?


確定申告が始まりました。
株の税金については『特定口座で源泉徴収』を選択している方が多いと思います。 
私も面倒なことはしたくないため、証券会社のすすめるまま『特定口座で源泉徴収』を選択していました。

でもちょと考えてください。

『特定口座で源泉徴収』では、株を売却して利益が発生したり、配当を受け取ったりすると、そこから所得税15%(+復興所得税)、住民税5%の計20%が自動的に引かれてしまいます。

高額所得の方はこれでも良いですが、概ね900万円以下の方は、確定申告で総合課税とすれば収入に応じて5~20%の課税にまで下げることが可能となります。

このように変更する場合、まず証券会社へ『特定口座で源泉徴収なし』に変更届を出しますと、届を出した次年度から適用されるようになります。

そして、翌年度始めには証券会社から年間取引報告書が発行され、これをもって確定申告を行います。

私も当初は面倒と思っていましたが、収入も減ったことから数年前に変更し、ここ数年は節税を実感しています。

あなたも見直しを検討してみてはどうでしょうか?

2020年12月28日月曜日

トヨタ EV車用新型電池


ガソリンから電気へ激変している自動車。いかに高性能な電池を開発できるかが自動車産業の生き残りをかける状況となっており、そんな中にあってトヨタは数年後には全個体電池を搭載した車を販売する旨を公表しました。

該社は水素電池車の普及を目指していますが、EV車の本命とすべく全個体電池の開発を進めている模様です。

この「全固体電池」、電気自動車(EV)の次世代基幹技術として本命視され、政府から数千億円の補助金を受け官民共同で開発を進めています。

また、三井金属なども関連素材の生産準備に動いている模様です。

ところで全個体電池とは、現在主流のリチウムイオン電池の電解液の代わりに固体の電解質を使うことで、電池容量を示すエネルギー密度が数倍に上がり、しかも充電時間も現行EVの3分の1の10分程度で済むという次世代を担う電池といわれ、この電池を使えば小型EVでも車内空間の広さを犠牲にせずに航続距離を延ばせ、リチウムイオン電池を同じ条件で2倍超の500キロメートルの走行が可能になるそうです。

また、リチウムイオン電池は発火などのリスクが伴いますが、このリスクを低減し安全性を高められるメリットもあるそうです。

現在のリチウムイオン電池は、性能やコストの改善が限界に近づいているとの見方から、全個体電池への期待は高く、着々と開発が進められており、数年後には明るい材料となると思われます。