記事を書き続けているのにアフィリエイトで稼げないひとつの理由

行動力があってブログ記事を100記事や200記事書いているのに稼げないひとがいます。
作業量に反して成果が出ないのは悲しいものです。
しかしながら、働いた分だけ給料のもらえるサラリーマンと違い、アフィリエイトはきちんと価値ある情報を届けなければ収入に繋がりません。
いくら汗水流して記事を書いても、読者に振り向いてもらえなければ徒労に終わります。
厳しいことを言うようですが、それが現実なのです。

作業をしているのに一銭も稼げないということは、根本的な戦略が間違っている場合があります。
戦略とは例えば次のようなものです。

・コピーライティングで商品の魅力を伝える
・読者が検索しそうなキーワードを記事タイトルに入れる
・SNSで記事を拡散してもらう
・アフィリエイト広告を最適な位置に設置する
・購入者特典を付ける

細かいことを含めればもっと数え切れないほどありますがアフィリエイトで稼ぎたいなら上記のようなことを意識しなければなりません。
アフィリエイトはビジネスですので。
お客を集めて商品を売るまでの戦略は副業だろうと何だろうと必要不可欠です。

そして数ある戦略の中でもっとも大切なことは、ブログに訪れてほしい読者を具体的に想像することだと僕は思います。

岡崎体育の楽曲から分析してみた

僕は岡崎体育さんの投稿する楽曲PVが好きです。
安っぽいホームビデオのようなクオリティのものや、本格的に力を入れている映像なのにどこかふざけているものもあったりして、クセのあるPVに心奪われます。

最近YouTubeで新しいPVを公開していたのですが、これまた面白いビデオになっていました。

タイトルからして異常です。

上記の楽曲PVはどんな人に向けて制作されているかわかるでしょうか?
まあ、考えるまでもなく世の中の「おっさん」ですね。

今回の岡崎体育の楽曲には50から60歳ぐらいのいわゆる「おっさん」に刺さるような歌詞が散りばめられています。
おっさんあるあると言ったところでしょうか。
僕もすでに30代に突入してるので、なかなか共感できる部分がありました。笑
特に次の歌詞に感慨深さを感じてしまいましたね。

「めっちゃ年下の後輩とかにも
好かれるような人でいたい
なるべく多くの関係者たちに
惜しまれながら死にたい」

当たり前ですが、歳を取れば取るほど年下の人間が周りに増えていきます。
やっぱり若々しく生きていたいから、周りの年下の子たちにも遅れをとりたくないっていう気持ちが芽生えるじゃないですか。
鬼滅の刃など、若い子たちが注目するものって面白いし、自分もそんな仲間に入りたい。
だからこそ上の歌詞のように、めっちゃ年下の後輩とかにも好かれるようなひとでいたいと思っちゃうんですよね。

また、歳をとると、どうやって生きるかよりも、どんな痕跡を残して死ぬかという部分にフォーカスするようになります。
スティーブ・ジョブズはアイフォンを現代に残して逝きましたが、心の底から憧れます。
「惜しい人を亡くした」と思われながら死にたいもんだと、おっさんな自分は考えるわけです。

今回のおっさんのように、岡崎体育さんは特定の誰かに向けた楽曲を作る天才だと思います。
少なくとも僕は魅了されちゃいました。
曲を聴いてもらいたいターゲットを鮮明にすることで、強烈なメッセージ性を込めることに成功しています。
結果的に若い層も面白がって「おっさん」を聴きに来てますし。
みんなへ向けたものではなく、特定の個人へ向けたコンテンツの方が人気が出やすいということ。
八方美人は誰からも疎まれませんが、誰かから好かれることもありません。

記事を書く前にも、どんな人に読んで欲しいのか明確にすると、ひとが集まる記事になる確率はぐっとあがります。

ブログに訪れてほしい読者を具体的に想像する

ただ漠然と読者を想像するだけでは稼げる記事は出来上がりません。
例えば、副収入が欲しくてアフィリエイトを始めた20代のサラリーマンへ向けて書く記事の場合、どちらの記事タイトルに反応するでしょうか。

『ブログアフィリエイトで稼ぐ方法』
『仕事が忙しくても大丈夫!20代から始めるアフィリエイト副業とは』

例えば、将来独立を目指す熱い信念を持った大学生へ向けて書く記事なら、次のどちらに反応するでしょうか。

『ブログアフィリエイトで稼ぐ方法』
『資格や試験も必要ないアフィリエイトで独立して法人化まで出来た話』

例えば、子育てのスキマ時間にお小遣い稼ぎをしてみたい専業主婦なら、次のどちらに反応するでしょうか。

『ブログアフィリエイトで稼ぐ方法』
『家事と育児に追われている私がアフィリエイトで稼げちゃったコツ』

考えるまでもなく、全て後者だと思います。

そして一番ダメなのは『ブログに興味のある人』のような漠然とした読者に向けて記事を書いてしまうことです。
具体性がなく、漠然とした読者層を決めただけでは、趣味や年収もバラバラで反応する言葉が定まりません。
結果、当たり障りのないことしか書けず、稼げないブログが出来上がります。

ちなみに僕は「軟禁生活上等!」と言ってインドアに染まりきり、家でのんびりと仕事できる環境に憧れているひとへ情報発信をしています。
記事の中で具体事例を紹介するとき、ゲームのプロモーションだったりするのもその影響です。
実際、僕のもとへ集まってくる読者はギラギラした信念を掲げているひとが少なく、ゲームや漫画で遊びながらのんびり過ごすような生き方に憧れているひとが多いです。
なぜならそれは僕が狙って集めてるからなんですね。
集客に悩んでいる人っていうのは、どんな時代にも多いもんなんですが、ひとりもお客が集まらないと嘆く前に、こういう基本的な見直しから必要なんじゃないかなーと個人的には思ったりする。
これまで色んなブログを見てきましたが、下手な鉄砲打ちすぎてるひとばっかりです。

集める読者のおすすめは自分に似たひと。
自分に似たひとなら、惹かれる言葉や事例もなんとなくわかるはずです。
(反対に60歳アラビア人の気持ちとか全然わからないと思います)

読者を具体的に想像して、記事のタイトルや内容、サイトの見出しなど、取り入れられる場所には積極的に活かさなければ。

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