戻ってきたら、春が始まっていました
「帰ってきたら」を使うには、まだここ那須は日が浅すぎて少し複雑な気持ちもあります。
約1カ月、ここを離れて仕事をしてきました。
長いようであっという間だったような、短いようでも沢山のことがあって
いよいよ本格的にこの、舞台の世界に戻ってきた実感がございます。
三週間の代教期間は、毎日を忙しく過ごさせてもらい、3年前まで熟していた自分のアカデミーで教えていただことを思い出すリハビリ的なものになりました。
久しぶりで「俺、大丈夫か?」という不安も吹っ飛ぶほど、充実した毎日でした。
来日しているバネッサさんともとても仲良くなり、毎日が笑いの日々であったのは関西のお土地柄や彼女の明るい性格のお陰でしょうか??
バネッサさんと一緒に飲みに行ったときに聞いた、彼女の人生談はとても壮絶なもので、だからこそこの明るさ前向きさがあるのだなと勉強になった。
正直、「フラメンコ」では尊敬する人は沢山いたけど、人間性においてスペイン人に対して勉強できることはなかったのですが、彼女に関しては本当に素晴らしい「人間だ」と、改めてバネッサさんとの出会いに感謝です!
これもスペイン企画さんとのご縁のお陰
シャチョ~にもいろいろお世話になり、まさかギターを弾くとか、歌を歌わされるなどとは夢にも思っていなかったのですが、ここにきてまた、フラメンコに着地できた心地良さを経験出来ました。
その反面、今はとても寂しくもあります
スペイン企画の皆様、本当にありがとうございました
また5月末、どうぞよろしくお願いいたします<m(__)m>
3月12日(日)、大阪から東京入りをしました。
庸子先生の舞台公演のお仕事!
劇場本番は実に3年以上ぶり
ですが「3年」というブランクより、劇場公演の出演者の多さに参ってしまいました。。。
田舎暮らしが長かったせいでしょうか?
「舞台の板」に乗ることより、稽古場や楽屋の人の多さにかなり疲労してしまった
それでも、そう、3年ぶりの我が師匠・櫻子先生と初日会えたことはとても嬉しかった
そして櫻先生の素晴らしい踊りを袖から拝見できて、「踊り」だけではなく、芸を通した「人間の生き方」というものを勉強できたのは、このお仕事のお陰です。
↑左から大元の庸子先生⇒その弟子だった櫻先生⇒そのまた弟子だった奥濱です
私、「芸」は「血」だと思っておりますが、長い間東京を離れ庸子先生とも櫻先生とも疎遠でありましたが、こうして舞台で一緒に居られることは、本当に幸せなことだと思っております。
そして、スペイン企画の皆様も僕にとっては芸を通じた家族のようなものでございます。
暫くは那須で頑張ります。
次回は4月1日クルシージョで、2日アルハンブラで本番。
ピアノもやってきました!
徐々に「アートスペース」としての空間が整ってきています。
そして、自分の踊りも精進していきます
出来るだけ多くの皆様に、舞台を通して喜んでいただけるように
それでは、またHastaどこかで