奥野敦士氏全曲視聴。
80年代を駆け抜けてきたROGUE。解散後、ソロ活動に入った奥野氏。
90年代と言えば目まぐるしい、ドラスティックな時代。
今振り返って聞くと、渋い大人のロックをやっていて、決して悪くはないんだけど、時代はもっと派手なものを求めていましたからね、なかなか80年代のようにはいかなかったのではないでしょうか。
半身不随になってしまう悲劇の事故が起きた時彼は現場仕事をアルバイトでやっていたそうですから、現実的にはかなりロックスターとは程遠い生活を送っていたことが容易に推測されます。
事故後、どういう流れがあったのか詳しくは分かりませんが、再びステージに彼は戻ってきます。
それもソロとしてだけではなく、ROGUEボーカリストとして。
やっぱり、プロだと思います。というより、プロの魂を持ってるからかもしれません。
身体のハンディキャップはあるにしても、近年の彼の歌唱力は上がっているように感じます。
より魂の篭った、グッと心にくる歌を歌われています。