長野市は善光寺御開帳で賑わってますが…
日本三所の長谷観音の一つが
長野にあると知って行ってきました。
金峯山 龍福院 長谷寺です。
ちなみに、日本三所の長谷観音は
奈良、鎌倉、長野だそうです。
本尊は、十一面観世音菩薩さま。
別名 人肌観音と言い
水の女神の腕を本尊の腕に取り付けて以来
温かなままであるという伝説があるそうです。
普段は秘仏ですが
4/16〜5/8まで御開帳されています。
12年で2度、寅年と申年に御開帳される。
今年は寅年吉例の御開扉だそう。
上の写真をよく見ると回向柱も見えます。
お参りに訪れると、ご住職自ら案内してくれました。
お参りの後、特別の守護札 牛王宝印を頂きました。
長谷観音に伝わる護符で
災難避けの為に身につけ
裏に願いや誓いを書くと成就するといわれるそう。
本尊にお参りした後、この後絵解きが行われると…
せっかくなので、参加してきました。
お寺の開基の縁起を伝える「白助物語」の
絵解き(えとき)をしてくださいました。
この長谷寺の話は平安時代には存在し
鎌倉時代の奈良の長谷寺の書物に
書き残されていたそうです。
この絵解きがすごく面白かったです!
絵解き師の方が上手くて…
後で頂いた資料に絵解きの第一人者と
書いてありました!納得です。
絵解きは、古くは善光寺にもあったそう。
絵解き小屋なんかもあったそうです。
長野の長谷寺は、奈良の長谷寺より
発祥は早いのだとか。
帰りに
御朱印を頂きました。
桜が鮮やかで綺麗な御朱印です。
とても興味深い地元のお寺でした。