1月最後の週末土曜日に今月の検診を何の問題も無く終えた翌日、日曜日の朝。
いつものように先に目が覚めたクミの耳に聞こえてきたのはガチョウさんが鳴いてるかのようなMISIAの呼吸音。
最初はロミクミ共に「朝だから調子が悪い?」と思ってたみたいなんだけど、遅番お仕事だったロミクミが出かけた後もそんな呼吸は全く治まらず…
昨日は雨上がりの中、短めなお散歩だったんで晴天のこの日は海浜公園に連れてってくれるつもりだったクミも「何かおかしい…」と症状をネットでググり続けてたんだけど、そこで当てはまったのが気管支が狭まって呼吸が出来なくなる「気管虚脱」っていう病気。
病院は15時迄は休診時間だったんだけど、元チーママにLINEで動画を送って相談すると、この日元チーママはお休みだったみたいなんだけど、病院に根回ししてくれたようで直ぐに病院に電話を入れたクミ。
診断予約はいっぱいだったみたいなんだけど、診断再開の15時に行ければ長く待つかも知れないけど診てくれるとの事だったんでもう30分もなかったんだけどMISIAとサースを連れてオウチを出たんだよね。
京葉道路が渋滞してたらアウトだったんだけど、時間的に空いててくれたんで15時には余裕で着いたんだけど「さて、どんだけ待つ事になるのやら…」と思ってたら最初に呼んでもらえて待ち時間は無し。
とりあえず血液検査と心臓エコーを撮るって事でそのままMISIAは検査室へ…
昨日の検診では何事も無く、チャチャっと終わってたのにね…
検査結果が出るまで約30分程、おとなしくクミと待っててくれたサースなんだけど、クミのスリングに収まってドヤ顔する事もなかったのは、MISIAの事を心配してくれてたからなのかな?
で、検査結果はというと血液検査からは体内で炎症を起こしてる兆候は見られず。
でもエコーの方では約2年前のエコー写真では6.4mmあった気管支の奥の部分が今回は2.7mmと狭まってて、更に肺の一部にお水がある形跡が…
結局MISIAはそのままICUに入って酸素吸入と利尿剤の投薬を受け、2時間ばかりお預けされる事になっちゃったんだよね。
2時間後の17時半過ぎにMISIAはやっとクミの元に戻れる事になったんだけど、診断的には虚脱性心不全で肺水腫の手前の状況だそうでさ。
気管支も狭まってるんで気管虚脱となるともあ病気が進行するしか行先はないらしくて、クミがネットで調べたところによると診断後の平均寿命は1,028日だそうで…
まぁ健康でも小型犬としてはそこまで生きればそれなりに大往生なんだけどね。
とりあえず応急的に利尿剤と追加のせき止めを1週間分処方されて、また来週末に経過観察で通院する事になったんだけど、状況によっては今の病院に転院してからずっと同じだったお薬を見直す必要があるらしい。
そんなMISIAがやっとオアチに帰れる頃にはすっかり夜になっちゃってたんだけど、クルマに乗ると病院疲れでMISIAはぐったり…
サースもいつもの窓辺で寝始めてたんだけど、サースの方は待ちくたびれと言うより他の理由があったみたいだけどさ…
オウチに帰ったら帰ったで、利尿剤のダルさはあるものの呼吸以外の食欲やらは普段通りのMISIA。
この日はクミがキッチンで夕飯作りしてる間、自力でソファに上がったりもしてたんだけど、やっと大好きなオウチに帰って来れて本当にほっとした感じだったさ。
ICUでの投薬と追加されたお薬のおかげなのか病院に行く前みたいな酷い呼吸ではなくなったMISIAだったんだけど、やっぱりサースはMISIAの事を心配してくれてるようで、朝クミが目を覚ますとMISIAの横に寄り添うようにサースが寝てたらしい。
時たまゼーゼーすると心配そうにずっと見つめ、治まるとまた安心して?寝るみたいな事を繰り返しながらね…
一緒に暮らし始めて10年間、決して仲良しさんじゃない2人なんだけど、同居犬として、姐さんとして、心配してくれてるのかな?
それにしても、昨日の検診では何も問題が無かったのに1日でこんな状態になるなんて…
そもそも心臓病が起因してるんだろうけど、本当にいつ、何が起こるかわからないもんだよね。
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