原作 吉野源三郎 マガジンハウス
この本の中に、こんな一節があります。
肝心なことは、いつでも自分が本当に感じたことや真実心を動かされたことから出発して、その意味を考えていくことだと思う。君が何かしみじみ感じたり、心の底から思ったりしたことを少しもゴマ化してはいけない。そして、その場合に、どういうことについて、どんな感じを受けたか、それをよく考えてみるのだ。
毎日忙しく過ごしていると、やること、やり方に注視してしまいます。
本を読んでいても、内容から情報を入手することばかり考え、その時に感じたこと、思ったことを忘れてしまいます。
仕事をしていても、やることは次から次へとあります。ですから、その時感じたことをしみじみ考えたりすることはできません。誤魔化して次の仕事に向かっているようです。
その時、何を感じ、何を思ったのか
そして、何故そう感じたのか
それは、どういう意味があったのか
それは、「自分の在り方」 につながるものです。
仕事のやり方を考え、行動し、間違っていれば改善する、直す。これはもちろん大切なことです。やらなければいけないことです。一方、スピリチュアル的な見方で、自分の内面を覗くことも大切です。自分の在り方に繋がるものです。
でも、在り方に注視しすぎて、意識の世界にばかり脱げこんではいけない。「神が」「宇宙が」という言葉ばかり使って現実にしなければいけない仕事に目をそむいてはいけない。
「仕事のやり方と自分の在り方」
この両方をバランスよく取り組んでいくことが大切ですね。
一見難しそうでも、両方をバランスよく保つことはできます。
でも、それはトレーニングが必要です。ある日、突然出来るようになることはありません。
そして、「仕事のやり方」は無意識に「あなたの在り方」に影響を受けている。
「仕事はあなたの感情に支配されている」
これも改めて気づいてほしいことです。
セミナー 「ちょっとの気づきで仕事が変わる」 より
「楽しい」は前に進むためのエネルギー 編
・「私は楽しく仕事をしたいだけ」この言葉よく聞きますが
・仕事の喜びは何処にある
・誰かの日常にちょっとしたしあわせを
・世界は誰かの仕事で出来ている
・身体を使う仕事、頭を使う仕事、心を扱う仕事
仕事との関わり方があなたを伸ばす 編
・「生き残る」という言葉を使わない
・何故、生き残らなければならないのですか?
・「仕事のやり方」と「自分の在り方」